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山姥<妖怪骨拾いババア(あきこさん親子の暇つぶし)

【人とお化け】
人は昔から、お化けを信じ、恐れてきました。えたいの知れないものを恐れる気持ちは、危険から身を守り、行いを正すのにも役立ったでしょう。しかし、恐れにとらわれ過ぎるのもトラブルのもとですので、気をつけて、お化けともうまく付き合っていきましょう。

香川元太郎 作・絵 「お化けの迷路」巻末のことば


「不安」との付き合い方を意識した日々を送っていたら、娘と遊んでいる時に、上記の金言に出会ってしまいました。本当はじっくりと考えながら書きたいテーマが複数あるのですが、引き続き調子が万全ではない子供と(私はできるだけ山姥に変身しないように気を付けながら)お相撲を取っているだけで精一杯で、中々文章にしたためられる状況に無い状態です。でも「何かを投稿したい」気持ちはおさまらないので、今回はあきこさん親子のお薦め暇つぶし方法をご紹介しようと思います。

あきこさん親子は、長過ぎる母子二人の時間を平和にやり過ごすために、色々な試行錯誤をして、いくつかの方法にたどり着きました。以前にご紹介したピアノもその一つですが、「迷路・探し絵絵本」も親子共にエフォートレスに一緒に楽しめることの一つです。

1.  香川元太郎 作・絵 「迷路シリーズ」
https://ehon.kagawa5.jp/%e8%bf%b7%e8%b7%af%e7%b5%b5%e6%9c%ac%e3%82%b7%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%82%ba/

特上述の香川元太郎さんのシリーズは、細部まで考え尽くされた、そして、過剰なまでのサービス精神で「これでもか!」と畳み掛けるように、迷路、クイズ、探し絵、各絵本のテーマに沿った数々のトリビアが絵本の隅から隅までぎゅうぎゅう詰めになっています。図書館でも借りられる絵本です。娘の保育園にも何冊か置いてあり、年中クラスでは割と人気のようです。

子供の特徴と関係するのかどうかは分かりませんが、この絵本なら、私がリードする必要なく、娘に引っ張られる形で、私の知的好奇心も適度に満たされる形で、1時間くらい平和な時間があっという間に過ぎます。理解の力はそれなりでも、まだ識字はイマイチな娘の現状では、「ゾロリ」シリーズなど、楽しいけれど長い読み物は読み聞かせにより私の喉が痛くなってしまいますが、こちらの迷路絵本なら、興味の持続時間の割に、喉が痛くなりません♪( ´θ`) 待ち時間が長い、病院などの用事がある時には、図書館で借りて(← 買いなさ〜い!)持参します。ゲームだと、のめり込み過ぎて診察の順番が来てもやめられないという問題が発生しますが、我が家の場合、この絵本は子供の「吸い込まれ度」が丁度良いです。

2. 「歴史たんけん トムを見つけよう!」シリーズ
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784776410386

もう一つ、同様の探しえシリーズで大好きなのが、「トムを見つけよう!」シリーズです。こちらは、トムが考古学者のビアおばあちゃんと一緒に時空を超えた歴史の旅に出かけるストーリーが探し絵になったもので、現状で古代ローマ編、中国編、古代ギリシャ編、エジプト編の4冊があるのですが、なんと、監修は大英博物館!香川先生の絵本よりは老眼に優しいレベルの細かさで、でも各時代の特徴を探し絵をしながらストーリー仕立てで学べる仕組みになっています。

文系のくせに、世界史は開始2ヶ月でドロップアウトを決め込み、(でも必修だから)テストでは再試の手間を省くために常に「赤点スレスレ」のラインを狙っていたあきこさんでも、子供と一緒に絵本の形でなら、興味深く・楽しく歴史を知ることが出来ます。こちらも、図書館でも取り扱いのある絵本です。

2つとも、娘、あきこさん、夫、おばあちゃんまで、家族全員が一緒に楽しめてしまう素敵な絵本です。引き続き、このような平和な暇つぶし方法を模索しながら、調子の悪い時をなんとかやり過ごし、できるだけ「山姥」ではなく、「妖怪骨拾いババア」(©️敬愛するP先生 *下のリンク参照)を目指そう!と考えた、今日のあきこさんです。

https://hattatsu-kids.com/?p=3814

雑な文章にもお付き合いいただいてありがとうございます(●´ω`●)


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