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ピープルマネジメントは会社では学べない。でも正解はある。≪サラリーマンのレジリエンスを高める vol.7≫

マネジメント層教育やリーダー層教育の企業研修の資料を眺めていました。
とても良いことをが並んでいて、各種マネジメントスキル、ビジネススキルを高めることができれば、良い仕事ができるだろうなぁと、改めて関心をしていました。

ただ、研修の知識が形骸化してしまって、実際の自分の血肉になっていないことは、投資に対するリターンが低いというもったいなさでもあるというのは、以下のブログでも触れました。

そして、最も、伸びしろだと感じたるのは、ピープルマネジメントについての内容。
なんと、一行だけ、『ピープルマネジメントに正解はない』。
講師の方から頂いた言葉では、「人はそれぞれ違うから、やり方もあなたなりで良い」と頂いたのを覚えています。

“私なりでいいんだー!”と、なぜか、プラスに受け取ってしまって。
悪気なく、そういうものだと無意識的に受け取っていたのですが、現実困りだしては後のまつり。
正しいのかわからないまま試行錯誤の連続、そして失敗の連続。

部下からネガティブクレームをもらったこと、キレられたこと、仕事を納期通りに出してもらえなかったこと、ボイコットされたこと。まぁ色々経験させていただきました。

ピープルマネジメントには正解はある

ピープルマネジメントの定義だけしておくと、
ひとりひとりのリソース・スキルを見極め、チームの目的・目標に向かって、決められた役割を遂行するように、行動を促す事。
(人財育成は、別の次元)

チームの目的・目標は、決まってますよね。
それ以外の、ひとりひとりのリソースの見極め、適切な役割分担、行動の促し、これらの中身をいかに的確にできるかにかかっているのです。

マネジメントやリーダーのやり方だけではダメで、メンバーひとりひとりに合わせなければならない。そのやり方を教えてほしい。

そのように感じませんか?
当時の私は、知りたかった!!!!!切実に!!

ひとりの、無資格で、しがない、凡人の方でも、ひとりひとりのリソースの見極めのプロはいます。正解はあります。

駑馬を動かしてこそ、リーダー

駑馬とは、動かないお馬さんのこと。

組織のトップ・マネジメント層・リーダー層のみなさんの状態は、どれでしょうか?

①悩んででおられるけれども後回しにしている
②部下のせいにして自分の力のなさに目を向けていない
③チームメンバーに恵まれていて、マネジメントがうまくいっている(悩みの自覚なし)
④いろいろな状態のチームメンバーを、うまく動かして結果を出している

私は、①②③。特に①が多かった。

というか、自分自身がが駑馬(動かないお馬さん)であるがために、①で悩んでいた、というのが正しいです。

「驥きは一日(いちにち)にして千里なるも、駑馬(どば)も十駕(じゅうが)すれば之これに及およぶ」

こういう愚直な積み上げを支える、リーダーになりたいものです。駑馬(動かないお馬さん)を動かしてなんぼです。

私もまだまだ道半ば。がんばろー。

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