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フィンランドのクリスマス、Hyvää joulua!

24日、クリスマスイブ。今年は何を思ったか、1日からいきなり動画を作り始めました。アドベントカレンダー、というのでしょうか、1日から24日までのカレンダーがありまして、たとえば開くとチョコが出て来るとか、といった楽しいカレンダーです。開けてもらう小さい子も近くにいないので、自分で作ってみました。

2日目にはすでにネタ切れで、あわてんぼうのサンタクロース歌ってます、ごめんなさい。

コロナがまあまあおさまった今年、ようやく外へ出て、知らないところへ行くようになりました。カラオケ会、ではなく、集まって歌うクラブというころに顔を出していましたら、11月には早々にクリスマスソングの会がありました。見事に「何も知らない私」と言う自覚をもちました。この会はカラオケであり、讃美歌から子供の歌、さらにはポップスもしくは歌謡曲をたくさん歌いましたが、まー、ほんとに、知らない曲ばかりで・・・。

そんなわけで楽譜を探しました。一般的な歌の楽譜は、ものすごくたくさん出版されており、クリスマス特注…特集のも、版をあらたにされているんです。

Suuri toivelaulu  は、1976年から延々と出版され続けている楽譜のシリーズです。Wikipedia  26巻まで出ているようです。地方の歌、外国の歌、今はAbbaなどの外国のポップスも普通に収録されています。
大金持ちになったら、これ、全部ほしいなあ。しかもクリスマスソング集とか、愛の歌とか、タンゴとかいろんなバージョンもあり、さらに、あちこちの出版社も、多くの楽譜を出版しているんです。

自分の持っている巻から引っ張り出してきたのは、讃美歌とか、子供が歌いそうな曲。ユヴァスキュラ大学が75年を迎えた際出版された歌集も持っていましたので、そこにあるクリスマス「ヨウル」の曲は全部歌いました。


これ、クリスマスツリーできたよ!って感じの曲なんです。メロディは簡単と言えど、繰り返しが多いので、途中でギブアップしましたら、足りねえ、と突っ込まれてました。うろ覚えですが、ここユヴァスキュラでクリスマスツリーを室内に作って祝うようになった、と言う話があります。

歌う会で知った曲や、楽譜を見て、動画を探して、毎日速攻練習&録画&アップでした。

こちらの曲が強く印象に残ったものです。もとはスウェーデンの曲らしいのですが、ミュージカルにしたいような、強く歌いたいような、いや、でも・・・という演奏となりました(何を言っているのかよくわからない)
マリアが我が子を抱いて、「自分は空を抱いているのだろうか?」と言う感じです。

他にも、演歌やろ、と言う曲もいくつかありました。

毎日初見みたいなものなのと、リウマチの手にはキツイときもあり、現在、ややバーンアウトです。でも自分で課したことですから、トラウマではありません。それに、まだまだたくさんのクリスマスの歌があります。もちろん、先に書いた楽譜の曲を全部歌おうと思っても限りなく増えていきそうです。

バルト3国は、合唱で平和なる独立を勝ち取ったという歴史もあり、合唱祭が有名です。フィンランドの北、もしくは北欧の北の方の地域では、独特の歌があります。歴史的にはカレワラの詩採集のもととなった、5拍子の音楽があります。メタル、もちろんあります!!!しかし個人的にはフィンランドでは一般的には、さほど癖の強い音楽はない気がするんです。

「ではフィンランドの一般的な歌の文化は何?」

フィンランドにはクラシックの声楽曲がめっちゃくちゃたくさんあるのも分かりました。民謡も、子供のための歌もたくさんあります。ではいったい普通の曲は?

男声合唱団からフィンランドへ引き付けられた私。このバンド(あ、合唱団)がユヴァスキュラで生まれたと聞き、さらにこの地に引き付けられました。人々の生活を垣間見る事で、少しずつ、フィンランドの音楽の秘密に近づいています。

来年は、スウェーデン語ポップスも歌いたいなあ。
とりあえず、HYVÄÄ JOULUA!!!


#歌 #クリスマス #クリスマスソング  

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