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決めることの難しさと、勇気と占い

決めることの難しさと、勇気と占い

占いが好きな方も多いですね。
あそこの占いが有名なんですよ〜とか、
なんでも全部あたってるんです〜とか、

いろんなお話を聞いて楽しくなってきます。

さて、人は占いが好きです。
古来より亀甲占いなんてもありますし、
星占い、暦の占い、手相、人相。

なんでこんなにあるんでしょうか?
面白いですよねえ。



スティーブンジョブスのスピーチから

Again, you can’t connect the dots looking forward; you can only connect them looking backward.


人は未来を予測することは出来ない、振り返ってあの出来事が良かったんだと見返すことは出来ても、この今の出来事が未来にどうつながっていくのかなんて分からない。
ただ自分は、今自分の好きをしていくだけだと。

ジョブス、スタンフォード大学でのスピーチ:https://news.stanford.edu/2005/06/12/youve-got-find-love-jobs-says/

と、こんな風に語っています。

未来はわからない、ただ日々はいきていて未来に進んでいる

未来なんてわかんないんですよね。
ただ、私達は日々未来に向かって生きていく存在です。

そんなときに、誰かに言葉をいただけたら、
分からない未来を進む自分にとって、安心して日々をすごすことができるのかなって思います。

すがる言葉があってもなくても、未来は変わらないのかなと思います。
ただ、そのプロセスで、安心できる気持ちがあると、気楽さがちがうのかもしれませんね。


認知行動療法のワークで、今を整理整頓


認知行動療法における、目標である行動変容、つまり行動をかえるということは未来をかえるということで、とっても勇気がいります。


「この決断で良いのか?」
「大丈夫?」
「不安」
「いいんだよねえ、これで?」

これらの漠とした思いに、出来事を整理し、感情と根拠をわけて描き、自分の認知の歪みを修整し、
望ましい未来へとつながる行動をするためのプロセスが認知行動療法です。

論理的にだされた結論を、受け入れ、前に進むのは勇気です。
その勇気を後押しするのが、言葉なんでしょうねえ。

この道だ、
こう行くんだ、
私は決めている。

ここまでは、論理、道筋、経験値でいけます。

最後が実行する勇気なのかなって思っています。

論理的になっとくしたことを、呑み込み、自分のものとし勇気を持って前に進む。
認知行動療法的に言うと、メタ的視点から行動変容がおこり、前にすすんでいくっていう
イメージです。

このときに、安心できるためのお守りような存在に言葉や占いがあるんでしょうねえ。


生きていくとき、すがる言葉の見つけ方コツ

人は、言葉にすがる生き物なんでしょうかねえ。
そのときに、すがるべき言葉の選び方を注意していただきたいなあなんて思います。

占いやお守り、言葉を頂くときには、ひとつだけルールを心がけてください。それはその言葉を握るときには、握るまでにしっかりと論理で把握すること。


つまりご自身の認知の把握の状況をチェックし、一つの結論を自分で持つ事です。

自分で状況の把握分析ができないまま、すがる言葉を探すのは危険


その持った結論に対する道をいく勇気を持つことが言葉を頂くときのコツです。一つの結論を自分で持つ事なく、結論そのものが出せなくて占いなどを受けると、自分が気に入る言葉がでてくるまで、何度も、何度も、占いを繰り返してしまいます。


これではいつまでも、決められないというご自身の状況は変わりません。


第一に自分自身での言語化を! そのあとにお守りを握りしめよう


まず、出来事をしっかりと把握し、感情と根拠を言語化する。そして抽象度をあげ、自分自身でチェックしていく。これが認知行動療法のプロセスです。

この整理のプロセスを
踏まえてから、最後の勇気を頂くところで、星に聞いたり、暦に聞くのが、あなたの人生を
勇気を持って前に進めてくれるコツだと思います。

私も勇気を頂きました。
来年は辰年、ギャラドスの年ですねえ。
楽しく前にすすみましょう。


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