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悲報…ちょっと待って…嘘だろ事件
「はぁーいっ!一緒にうたいますよぉー♫」
子ども用の音の出るオモチャを鳴らしながら、両手にはおもちゃのマラカスをブンブン降って。
踊りながら歌をうたう。
雨で退屈している息子を楽しませようと企んだ。
うたのお姉さんになりきってみよーう♫
子供は、たいして興味をもってくれなかった。
なんだか悔しいので、さっきより大きな声で そして激し目にダンスをしてみた。
子供が、ケラケラ笑ってくれた!
ここでやめておくべきだったのに。
調子にのった。のってしまったのだ。
わたしが一番楽しんでいた。
更に激しく踊ってみた。劇団四季をイメージした。
歌にはビブラートなんてかけて。さらに激しさを増す。
髪の毛はふり乱れ、
誰もこない前提だったため変顔まで決めていた。
客観的にみたら、狂ったオバサンだった。
「ピンポーン」
私「…え?」
そして、目の前のカーテンが開いていた。
しまった!踊っている最中にこどもがカーテンをひっぱっていたのだ。カーテンがいつの間にか完全にオープンしていた。
歌が聞こえていたら恥ずかしいから居留守しちゃおうかと思ったが、
カーテンの開いた窓ごしに宅急便のお兄さんと目があった…
「はぁーい…いまいきます…」
宅急便やさん「歌上手ですね!しばらく見てましたアハハ!」
え?しばらくって、一体いつから…
しばらくネット通販はやめておこう。
そして、カーテンは万全か注意しよう…
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