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自分を信頼すると広がる世界

今までたくさんの方と仕事をしてきて、長い時間働いている人(朝から晩まで、休みの日も)の特徴の一つに「不信」がありました。

とにかく信用できない。
不安で、心配で、元々丁寧なのに、さらに確認する。自分のことも信用できないから、当然人のことも信用できない。
そして、どんどんどんどん仕事が溜まっていくのです。

根底に「不信」があるから、いくら丁寧にしても、何度も確認しても間違っています。
信用しない目で見るから、その対象にミスを発生させて「やっぱり信用できない!自分でやらなくては!」となるのです。

私の確認方法は「違和感、ずれ」と言う感覚や、全体や全部でなく、こことここが合っていれば、他は自然と合うなどというように、一部で全部を把握できる方法です。

例えるなら、宝くじの当選番号確認のように。
全部の桁を、全部の枚数見ないで、下1桁ら2桁とふるいにかければ、それが合わなければ、たくさん弾くことができます。

技は勿論ですが「えっ!」と何かおかしな感覚がするのです。

何百ページの本を読んでいても、ひっかかる、つまずくのです。そこに誤植があると。

間違いを探している訳でも、正しい答えを知っている訳でもありません。

ただフラットな状態である。
「不信」の状態、疑ってかかる状態ではないということです。

そんな疑り深い人たちが、私を信頼してくれたのは、私が自身の仕事をぶりを信じて、仕事の相棒たちのことを信じていたからだと思うのです。

自分を信じることが仕事上できるようになったのは、自分や仕事の特徴を掴み、失敗したらすぐに対策を取り二度と繰り返さない。そして、自分の得意不得意、特徴を把握していたからです。
努力して信頼するようになった訳ではなく、一つ一つ不信を信頼に変えていったと言った方がわかりやすいでしょうか。

そういう状態なれたのは、私がまず深く関わる人たちを信頼し、その人たちが私を信じてくれる和がどんどん広がった感覚です。

最終的には、どんな悪さしても、適当なことしても大丈夫なのではないかと思いましたが、とにかく私を信頼してくれていた。
それが、私が自分の力を発揮できた一番の要因に感じます。

今の私は、人からどう思われるようが、信用されようがされないが、そこに重点を置いていません。

ただよかったなと心底思ったのは、自分のようなタイプの人と出会った時に、ものすごく信頼できることでした。

自分を知り、自分を信頼していると、似た人が目の前に現れた時に、何の裏付けも必要なく心から信頼することができるのです。

今、ここいるために、この言葉を自信を持って伝えるために、その人がどれだけ努力して、準備してきてたかが手に取るようにわかるのです。

お互いの目を見れば「大丈夫」だと確信できるような感覚です。

こんな毎日noteを書いている私も、ある時はSNSの投稿を全部消してしまう位、人のことも、何よりその人のことを信じていた自分を信頼できなくなり、全てのことが信用できなくなったことがありました。

勇気を出して一歩を踏み出すと、応援してくれる人や楽しみにしてくれる人の存在がいます。

仕事の効率のため、自分のためなどではなくて、
自分を信頼することは、自分の大切な鏡となってくれる人を同時に信頼することにもなります。

一人の幸せだけではないのです。

窓の外から、強い雨音が聞こえ始めました。
起こること、自分の感覚を信じていれば、もしも不安を抱えているならば、いくらかでもそれが軽減すると思います。

何かが起きなくても柔軟に変化でき、
今あるものに感謝できる私でありたい。

最後までお読み頂きありがとうございます。

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