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怖い話。ホント!つづき。

霊能者は一通り施術を終えると、私に、「背中の剣、抜いておいたから」と言った。

私はそれを聞いて、ゾワッとした。
…。

でも、私は相変わらずぐったりして、「ありがとうございました」と言うのがやっとだった。
背中の剣のことを言われて、あまりに怖すぎて、霊能者にそのことについて聞くこともできなかった。

本当に背中に見えない剣が刺さってた。
なぜ?
呪い?
誰が?

私は誰かに呪われてるんだ…と思うと、恐ろしいのと何故か恥ずかしい気持ちでいっぱいになった。

施術のあとの説明も妹が聞いてくれた。
私も横にいたが、霊能者は妹には背中の剣のことは言っていないようだった。

その後も3回ほど霊能者の施術を受けたが、いつの間にか行かなくなった。
病状は、少し善くなった気がしたが、通院と処方薬の日々は続いた。

背中の剣は未だに謎だ。

ここのところ妹や母とは音信不通なので、また連絡を取り合えるようになったら、当時のことを聞いてみようと思う。

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