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新年度の御挨拶(令和5年度)

新潟県地域おこし協力隊
隊員活動2年目の御挨拶

【御挨拶】2年目は多種・具体的な対策を学びます

 日本海の厳しい寒さと大雪が過ぎて、春の訪れを感じる暖かい気温になってきました。昨年度は無事に隊員としての活動が終わり、今年度も隊員2年目の契約更新を行うことができました。(私は委嘱による個人事業主の形態です)
 活動にあたりノウハウを教えてくださる支援会社さま、毎月の協力隊員活動の管理調整を行ってくださる県職員の皆さまには大変お世話になっております。また、鳥獣被害に遭われる地域住民の皆さまには隊員として現地に赴いておりますが、研修に関すること生活に関することを教えていただくことがあります。”新潟県で鳥獣被害対策をやっていく”上でこれから経験をしていくことが多いです。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。




社員の方が毎年農地を借りて野菜などを育てています。
私もひと畝を使って”枝豆”を育てます!ワクワク!
新芽が出るとカラスに食べられてしまうので防虫ネットで対策
これも鳥類被害対策ですね!




【振り返り】野生獣類(動物)を五感で感じた活動1年目

 野生の獣類 すなわち野良イノシシ、野良シカ、野良クマ……
埼玉県で育った私には動物園や図鑑、テレビで見るものが記憶の全てでした。シカであれば奈良公園(奈良県)に行けば歩いているでしょうか。
(厳密に言えば、天然記念物として保護・管理をされています)
生息する地域が違えば動物の見方が違います。「動物は可愛いけれど被害があるから困っている」といった地域もあることを仕事に就いてから私は知りました。そんな視点もあるんだね、と考えてくだされば幸いです。

 鳥獣被害対策の任務に就いてから五感で得た経験をお伝えできればと思います。

  1. 視覚 ・仕事の相手となるイノシシ、シカを見た
       ・カラスやカモをじっくり観察するようになった
       ・獣道(けものみち)を見つけることができた

  2. 聴覚 ・鳴き声や唸り声を聞いた

  3. 触覚 ・イノシシの厚い毛を触った
       ・捕獲や解体の手順に触れた

  4. 味覚 ・イノシシやシカを食べた

  5. 嗅覚 ・獣の臭いに気付けるようになった

 思い付いたものを箇条書きにしてみましたが、それぞれが被害対策を行う上での重要な感覚になります。
例えば獣道が分かった →「その道の鮮度」が分かると更に高度な感覚に
 これからも五感を研ぎ澄まして活動を行っていきたいです。

引用参考:
奈良県ホームページ 県民情報>県の組織>県土マネジメント部 地域デザイン推進局>奈良公園室>『奈良のシカ保護計画』について

更新日:230403(初)


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