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Photo Story|哀空-かなしぞら-/Kanasizora

PENTAX KF f8 1/40s 18㎜ Sizuoka Simada
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「哀空-かなしぞら-」

美しすぎる薄明時の空。

空に浮かぶ雲たちが朱色に染まり、
青と赤の調べが絶妙なハーモニーで
空を映し出していた。

どこか切なく哀しい氣持ち。

なんでこんなにも美しいんだろう。

なんでこんなにも悲しいんだろう。

なんでこんなにも優しいんだろう。

いろんな想いを浮かべながら
ため息がひとつ。

日没後の刹那のひととき。
ただひたすらに黄昏に染まっていた。


Photo Story

今の自分は色々と切り詰めていることが多い。

ほぼ一日を在宅ワークに時間に費やしている状態で
正直なところ一時も休める時がなかったりする。

タイムスケジュール的にはこうだ。

6〜9時:起床、洗濯干す、朝ご飯、掃除
9〜13時:note書く、在宅ワーク外注の仕事、昼ご飯作る
13〜19時:在宅ワーク外注の仕事、洗濯畳む、晩御飯作る
19〜25時:お風呂、在宅ワーク外注の仕事、就寝

家事はパートナーと分担するけど
パートナーは外で働きに出ている日もあるので
その時は送迎して家事は全てこなしている。

なのでほぼ一日中
家事か在宅ワークの外注の仕事しかしていない状態。

正直なところ休まる時がないのだが
まぁそれでも会社員時代よりも気が楽で
比較的楽しんでやっている方だ。

しかし本当のところは
もっと写真を撮りに行きたいし
クリエイティブなことに時間を注ぎたいのが本音。

・・・

この日も午後も在宅ワークに取り組んでいた。

在宅ワークは現状3つ掛け持ちしている。

二つはほぼパソコンとかスマホで行う仕事。

もう一つは主に現物を扱う仕事。

日中は物を扱う仕事をメインにしており、
午後もその作業に追われていた。

時間がどんどんと過ぎていき
早く終わらせなきゃと焦る気持ちが
どんどんと募っていく。

そして夕暮れ時になった頃、
ふと西向きの窓の向こうを見る。

その日は朝から雨が降っていて
昼過ぎごろに雨は止んだけどどんより曇り空。

しかし、夕暮れ時のタイミングで
雲は抜けて青空が見えていたようだ。

そして窓の向こうには
なんとも言えないほど美しい夕焼けが広がっていた。

その夕焼けを見てピタッと手が止まる。

これは綺麗すぎる。

すぐさまカメラを取り出して家を飛び出た。

階段を駆け降りて
少しでも空が見えるところまで走って
撮影したのが今回の一枚。

正直なところその日も
ずーっと切り詰めていた。

早く終わらせなきゃ
もっと数をこなさきゃ。

そんな思いにずっとかられて
全く持って余裕がない状態。

でも、美しすぎる夕焼けが
その余裕がない心の状態を打ち消してくれた。

ただただ、
カメラを持って夕焼けを撮影する。

その瞬間が何よりも倖せなひと時だった。

そうか。

自分にとって大切なことを忘れていた気がする。

本当に自分自身にとってやりたいことって
今みたいな生活なんだったかなと。

この美しすぎる夕焼け空を見て目を覚ました。

空を見上げるのって
人々にとって結構大事なんじゃないかなぁと。。。

余裕、本当に大事。


ご覧いただきありがとうございました
どうぞ倖せが繋がりますように!

2023年12月21日


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