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Photo Story

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美しいと思った瞬間を瞬間をカメラでキリトリ、毎日ちょっとした小話と共に投稿しています。お暇な時にでもゆっくりご覧ください。
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#富士山

Photo Story|不二-ふじ-/Fuji

「不二-ふじ-」 日本に鎮座する富士山。 圧倒的なその姿を見ると いつも心が鎮まり圧倒される気持ちになる。 壮大で猛々しいのに いつも見守ってくれているという安心感もある。 唯一無二な山。 Photo Story2月23日は富士山の日。 静岡に引っ越してきてから、やっぱり富士山の姿を日常的にみられるのが一番嬉しいことかもしれない。 僕が住むエリアからは富士山はおおよそ70kmほど離れているので、毎日見られるわけではないけど、それでも関西生まれの僕からすれば頻

Photo Story|白浪-しらなみ-/Siranami

「白浪-しらなみ-」 波打ち際でできた白浪。 逆波でできた白浪。 そして富士に積もる雪景。 山と海が織りなす自然のアートのキリトリ。 Photo Story御前崎市のとある海岸。 ちょうど駿河湾を一望できる位置にあり、よく晴れた日は真正面に富士山を拝むことができる。 この日は前日に雨が降っていたので、ほんと空気が澄んでいていつもよりも富士山が綺麗に見ることができた。 ここに来て、富士山が見えるときは必ずと言っていいほど富士山と波のコラボレーションの写真を撮るよ

Photo Story|鏡写-かがみうつし-/Kagamiutusi

「鏡写-かがみうつし-」 砂浜の水たまりにできた水鏡。 少ししゃがんで斜めから覗いてみると そこには世界が鏡写しになっていた。 瓜二つの世界。 それは全く同じ世界なのか あるいはちょっと違うパラレルなのか。 あなたはどう思うだろうか? Photo Story相良サンビーチシリーズ。 冬の海でもこの日は暖かかった。 静岡は47都道府県の中で降雪量は下から3番目の45位。 ちなみに47位は沖縄、46位は宮崎とのこと。 なので、引っ越してきてまだ2年目だけど、本

Photo Story|波立-なみだつ-/Namidatu

「波立-なみだつ-」 波立つ海。 その波は抑揚をつけながら 小さく穏やかな時もあるし 大きな音を轟かせながら高く波飛沫をあげる時もある。 ざわざわしていた心は 起伏のある波に打ち消されていった。 Photo Story虚無期間三日目…ではないのだけど、 なんとなくモノクロシリーズを続けてみたかっただけ。 今回は元旦の日に撮影した 御前崎から見た富士山と波立つ海の景色。 ひたすらばっしゃーんとなる瞬間を捉えようと 砂浜に一人しゃがみ込んで撮影。 細かなことを言う

Photo Story|明媚-めいび-/Meibi

「明媚-めいび-」 島田市の観光名所の蓬莱橋。 天気に恵まれれば 美しい富士山を拝めることができる。 大井川と蓬莱橋と富士山。 風光明媚なその景色に しばしの間心奪われながら。 Photo Story元旦。 パートナーと娘は実家に帰り 僕は一人で猫と朝から家でゴロゴロしていた。 久々に仕事をせずにのんびりタイム。 天気も気持ちの良いほど晴れていて 朝からめちゃめちゃ氣分がよかった。 お布団を干したり ちょっとだけ掃除したり あとはYoutubeをボケーっと見

Photo Story|竜年-たつどし-/Tatudosi

「竜年-たつどし」 2024年は竜の年。 十二支の中で唯一架空とされる生き物。 その姿は未だ誰もみたことがない。 しかし、 いつだって竜は僕らを見ている。 自然を愛しみ、 人としての本当のあり方を思い出すその時に その姿を現すのかもしれない。 Photo Story明けまして、 おめでとうございます。 新年1発目ということで あたためにあたためておいた 竜を形どった植木と富士山の写真! 実はこの写真、 冬至の翌朝に撮影したものなんですよね。 やっぱり僕にとっ

Photo Story|吊雲-つるしぐも-/Turusigumo

「吊雲-つるしぐも-」 遠くからでも観測できた吊るし雲。 富士山から距離にして80km地点でも この非日常的な現象に胸がおどる。 この雲が出れば天気は下り坂のサイン。 穏やかだったこの時間も、 この後に強風が吹くことはまだ知る由もなかった。 Photo Story一昨日の出来事。 この日は久々にパートナーと ちょっと遠出にお出かけしようと 朝からルンルン気分で早起きしていた。 洗濯機をすぐに回して、 朝ごはんに前日の残りの味噌汁も温めていた。 そうこうしている

Photo Story|紅梁-あかぞめ-/Akazome

「紅梁-あかぞめ-」 日が沈んでから間も無くして 空はどんどん暗くなる頃合い。 富士山に積もる雪が 紅く紅く染まっていた。 その紅が少しずつ消えていくのを 波音を聞きながら見届けていた。 Photo Story大井川河口。 川を挟んで東側が静岡県焼津市で 西側が榛原郡吉田町になっている。 吉田町の方は公園があるが、 焼津市側の方は特に何もなく 海の側まで近づくことができる。 なんと言っても釣りスポットのようで 日夜多くの釣り人がここにきているようだ。 この日は

Photo Story|洩陽-もれび-/Morebi

「洩陽-もれび-」 山の斜面に隠れた夕陽。 日が沈むその時まで大地を照らそうと 溢れんばかりに洩れ出る光が まるで黄金のような煌めきだった。 日が沈むその時まで 光は照らす全てを黄金に輝かしていた。 Photo Story一気に冷え込み始めた晩秋の今日この頃。 秋雨が降る度に より一層冬への訪れを感じさせる。 ここ静岡県島田市も 大井川から吹く河風が冷たくなり 外を出歩くのが少しだけ億劫になる。 とはいえ、 この時期は富士山がとても綺麗。 雨が降った後の晴れた

Photo Story|澄空-すみそら-/Sumisora

「澄空-すみそら-」 雲ひとつない澄み渡る青空。 しっかりと雪を被った富士山。 冬の訪れを感じさせる 秋晴れのひと時。 Photo Story昨日は青空の中 突然雨が降ったりと 天候が不安定だった。 家から見る富士山の方角も 暑い雲に覆われていて 季節外れの入道雲が広がっていた。 それでも 時折分厚い雲が抜けて 富士山が顔を覗かす。 その瞬間に、 おおおっと僕は一声あげる。 先日まで2号目付近まで 雪が積もっていた富士山だったが、 昨日の夜中に降った大雨が 富

Photo Story|青空-あおぞら-/Aozora

「青空-あおぞら-」 秋晴れが広がる空は青一色。 雲一つない青空を眺めていると 自然に心もスカッと晴れる。 まさに青空マジック。 Photo Story昨日から清々しい秋晴れが続く。 先日の長雨が この清々しい青空を作り出してくれている。 富士山も初冠雪ではないけど その時の雨でしっかり雪を被せていた。 うちの地元から眺める富士山は 空気が澄んでいないとくっきり見えない。 でも今回の爽快な秋晴れは 富士山もしっかりくっきりはっきり。 静岡来てから2年目だけれ

Photo Story|朝焼-あさやけ-/Asayake

「朝焼-あさやけ-」 東の向こうは橙に染まり 夜空は少しずつ青に変わる。 朝焼けが見せるグラデーションは 人の心をいつだって鷲掴みにする。 それは古の時代から きっと変わらないままに。 Photo Story朝晩の冷え込みが ますます一層強くなってきた10月の初め頃。 朝焼けも夕焼けも この時期は本当に美しい。 どちらが好きかと言われると なんとなく夕焼けの方が好きなのだが、 時たまに 朝早く目覚めた時に見る朝焼けは 頭の中が空っぽだからなのか 全て空に吸い込ま

Photo Story|浪上-なみうえ-/Namiue

「浪上-なみうえ-」 駿河湾沖浪上。 葛飾北斎の神奈川沖浪裏をオマージュ。 浪裏のほどの高波ではないけれども それでも波飛沫と富士山を眺めていると 葛飾北斎のあの絵が思い浮かぶ。 まさに風情この上なし。 Photo Story秋空が心地よい10月。 残暑も感じなくなり、 強い西風が冬への準備を急がせる。 ・・・ 優しい青空。 空高く広がる淡い雲。 心地よい気温。 秋のいいとこづくしだったとある日のこと。 「ハマゴウの葉でお香を作ってみたい」 そう思い立った

Photo Story|淡空-あわそら-/Awasora

「淡空-あわそら-」 日暮れ時が作る、 ほんのひと時の淡い階調の空。 優しさの中に ちょっぴり切なさも入り混じり 心地よいため息が出る。 遠くに見える赤富士は今回は飾り。 主役の淡空見ながら、 今日も一日幸せに生きることができたなと。 Photo Story空を眺めることは小さな時から好きだった。 動物や人に例えながら、 流れゆく雲をぼーっと見つめていたり。 沈みゆく夕陽と空を眺めながら、 切ない気持ちに浸ったり。 特に夏の空が大好きで。 真っ青な空にもくもく