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自分のこと以外は全部甘え
君は今までありとあらゆることに甘えてきた。
家族や友達、会社の同僚、人だけでなく、物や場所、様々な環境にも。
さらに君は色んな人に甘えさせることも多かった。
それでみんなの期待に応えて頑張った。
でも、甘えているおかげで、甘えさせているおかげでどうなった?
いっぱい苦しいことはあったけど、良いことあった?
そろそろ不必要な甘えは捨てて、なるべく自分のことは自分ひとりでできるようにならなきゃダメだよ。
甘えは苦しい
何かに甘えているととにかく苦しい。
人に甘えればその人に合わせなきゃいけない。
会社に甘えれば会社に合わせなければいけない。
すなわち自分じゃない誰かの意思に合わせなきゃいけないってこと。
でも、それは仕方ない。
君が友達に甘えているから。会社に甘えているから。
自分が選んだ甘えがその現実を作ってるし、それを受けているのが今までの君だった。
たしかに友達といれば楽しいし、会社に勤めればお給料を得て生計を立てられる。
でも、その人間関係がイヤになる出来事があったら?
その会社に勤めるのがイヤになる出来事があったら?
苦しくなるよね?
それが大したことない小さいことなら許したり、見て見ぬふりをして我慢してきたけど、それでも苦しいのは変わらない。
自分が壊れるほどに大きいイヤな出来事が起きればその苦しさは半端じゃないよね。
人に甘えさせるのも同じ。
甘えさせるとその人の期待に応えなきゃいけない。
もちろん甘えさせられる範囲の大小はあれど、苦しいのに変わりはない。
なぜなら自分の意思とは違うから。
甘えられすぎると応えるのが辛くなって、自分が潰れてしまうかもしれない。
もしかしたら甘えていた側がダメな人間になってしまうかもしれない。
だから、甘えさせるのも苦しいんだよ。
どんな小さな甘えであっても必要かどうか考えなきゃいけない。
必要な甘えと不必要な甘え
人間は生きていく上で必要な甘えがある。
それは"衣食住"とそれを保つための"お金"だ。
着る服を自分で作れないから誰かが作った服に甘えさせてもらう。
食べ物を自分で作れないから誰かが作った食べ物に甘えさせてもらう。
住む家を自分で作れないから誰かが作った家に甘えさせてもらう。
そして、それら必要な甘えをするためにお金が必要。
必要な人間関係は衣食住に関わる人たちとのやり取りと、お金を稼ぐ手段に関わる人たちとのやり取りだ。
お金を稼ぐ手段も会社に勤めるだけじゃない。
自分で自ら稼ぐこともできる。
逆に不必要な甘えは上記以外のすべて。
大量に服は必要ない。大量に食事を摂る必要もない。使わない部屋がある家は必要ない。
お金だって必要なものを必要なときに手に入れられて、何かあったときにでも安全に暮らしていけるだけの収入や蓄えがあればいい。
人間関係も誰とでも築く必要はない。
自分が必要だと思う人たちとだけ関係を続けていればそれでいい。
必要な甘えがわかっていれば苦しいことを最小限にできる。
ちゃんと自分で考えて何に甘えるのかを決める
何かに一切甘えずに生きていくのはこの社会では不可能。
でも、だからといって何も考えずにありとあらゆることに甘えるのは危険だよ。
しっかり見極めなきゃ。
自分以外に甘えたくなったときには「それは必要か?」と一旦止まって考えるんだよ。
「この人と関わっても大丈夫か?」
(この人の人間は?イヤなことをされたり、言われたりしないか?変なトラブルに巻き込まれないか?イヤなことを頼まれないか?)
「これを買っても無駄遣いにならないか?」
(この服は本当に必要なのか?この食べ物や飲み物は本当に必要なのか?この家や地域に暮らすことは本当に必要なのか?)
それと、自分以外に甘えるときは何があっても、何が起きても自分のせいだから。
だって自分がしたこと、選んだことなんだから。
誰も悪くない。責めるのは自分。
もし自分が選んだ甘えでイヤなことがあったら、それは何で起きたのかを考えて二度と同じ苦しみを味わわないようにしなきゃダメだ。
だから、何かに甘えているときには「自分は○○に甘えている」っていう自覚を持つこと。
絶対に忘れちゃいけないよ。
どうせ君は何かに甘えないと、生きていけないんだから。
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