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2つの人生の傍観者

最近、一つ下の後輩が面白いことを始めた。
鳥部祐生という後輩だ。

高校のときから部活は違うのにときどき一緒に帰ったりしてて、大学の後輩にもなったからちょこちょこ会うようになってた。

思い出せば、会って話すたびに何かしら相談ごとを持ってきてくれていた気がする。

何か建設的なアドバイスができるわけでもなく「いいじゃん、好きにしなよ」としか言わない自分のところへ。

大学3年間、こいつは迷走しつづけてた。
何をやってもしっくり来てなくて、でもずっと何かしらやりたいことを探してた。ずっと行動してた。

らしくないことというか、意外なことにも挑戦してたけど、あのとき止めなくて良かったなと思う。

今思えば、そんながむしゃらな「挑戦の時間」が鳥部には必要だったんだろうと思う。とにかく何にでも手を出してたから。

そんな鳥部がやっと進路を決めた。
言ってしまえば学歴は申し分ない、どんな進路も選べる側の彼が選んだのは、ファッションの道だった。

名前忘れちゃったけど、すごく入るのが難しい服飾の専門学校にも受かって、ゆくゆくは海外の大学に進むそうだ。語学もオンラインの講座を始めている。

今まで立ち止まって色んなところに手を出していた鳥部が、なんだかやっと道を決めて前に進み出せたようで、純粋に嬉しい。

そして、今も僕のサークルの同期にあたる伊藤主聡(かずさ)と実践の中でその道を進んでる。

かずさもまた、ちょっと鳥部と似てるところがある気がする。

人当たりが良くて、悪く言えば流されやすくて、何となく生きてしまっていたと思う。

付き合いは5年ほどだからそこまで長くないけど、「人のために頑張りたい」という軸はずっとブレてないと思う。

そのときの行動力は心から尊敬している。
いつでも人を楽しませる輪の中心にいた。

後輩もみんな、そんなかずさが大好きだった。

かずさもずっとファッションが好きで、明治大学卒業後の進路は服飾の専門学校に進むことを決めていた。

そんなかずさに鳥部が声をかけ、今2人で服を作っている。YUKI&KAZUSAなんていうなんとも安直なブランド名だが、ドルチェ&ガッバーナとかも最初はそんなだったのかな。

何よりコンセプトが面白い。

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"Re-Affection"
服への愛着を、再び。

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独学で本とか読みながら、扱いなれないミシンを使って、二人三脚で。

友達から捨てる直前の服をかき集めて、生き返らせていく。トレンドを求めて、要らなくなったら捨てるサイクルを断ち切るために。

たまたまこれを読んだ人の中に、もう捨てるだけの服がある人は良かったら彼らに提供してあげてください。

あんまり遠くなければきっと直接取りに来てくれるので、良かったらエールを贈ってあげてください。がんばってねって。(直接取りに行くかは本人に確認してません笑)

既に焦るぐらい服はあるらしいけど、きっとたくさんあった方が燃えるタイプです。笑

そして僕と同じように頑張っている彼らの傍観者でありたい人はぜひこちらのフォローを笑

では。

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