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うえやまの人生

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うえやまが就活期につづった人生をまとめたnoteです
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記事一覧

Ageだった理由。

楽しかったはずだったんだけどなぁ。 いつから違和感を覚え、心を遠ざけるようになってしまっ…

うえやま
5年前
9

大学へ~プロローグ~

2016年4月。 慶應義塾大学経済学部入学。 履歴書に何回か書くだけの大した意味のない肩書きを…

うえやま
5年前
7

負けるということ

これは、東大に落ちてから慶應に入学するまでに起きた小さな物語である。 こいつとの出逢いは…

うえやま
5年前
10

学ぶということ、浪人するということ。

「ここに集まるような人たちは絶対に遠くない将来現れる。」 東京大学に再び挑む僕らに大島先…

うえやま
5年前
14

描かないこと

浪人編の恋愛面を描くのを止めました。 質問箱とかに早く読みたいとか書いてくれてた人すみま…

うえやま
5年前
12

浪人とは失恋のようなものだ

~もつれる足~ 2016年4月。 初めて親元を離れ、千葉の市川にある予備校の寮に入った。 ベッ…

うえやま
5年前
10

浪人へ ~プロローグ~

~まどろみの中で~ 東大に落ちた。 なんで落ちたのだろう? あの二人を見て決意した8月。ケータイの電源を切って引き出しの奥にしまい、入試の日まで電源を入れなかった。800冊以上あった大好きなマンガは段ボールに詰めて、亡くなった祖父母の家に全て送った。 机の周りには本棚に入りきらない参考書が山積みになっていた。その麓には、ボロボロのノートが何百冊もあった。 自分の番号がないことを確認し、ベッドで心と身体を折り畳む。 まだどこかで不合格を幻と願っている僕が、まどろみの中に見た

業火に焼かれて

~選択~ ラ・サールには独特の文化がある。 ほとんどの高3は部活を引退したあと、10月に控え…

うえやま
5年前
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本当の受験戦争へ ~戦争前夜~

~ラ・サール高校~ まずは地方の実態を知っていただく必要がある。 鹿児島には予備校がない…

うえやま
5年前
9

そんな野球部を辞めようと思った。

~焦り~ 高校2年、秋。 成績が伸び悩んでいました。 文系クラス37人中13,4番にまで落ちてき…

うえやま
1年前
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野球部という宝物

中2になって後輩が入ってきました。 真面目で、素直で、僕が評価するのもおこがましいほど優…

うえやま
5年前
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ラ・サールの日々の始まり

母の愛の形 少し本編を逸れて脱線を。ラ・サールへの進学が決まった頃、母は内職をやめ、病院…

うえやま
5年前
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憧れたラ・サールへ。~プロローグ~

いつもそうなのだ。 自分に自信がある。 ほどなくして少年は環境に敗れ、自信の正体が過信だ…

うえやま
5年前
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僕にとっての勉強と、いじめ

「息子さんを勉強させてみてはいかがですか?」 母が、僕が小学1年生のときの二者面談で、担任の外薗先生から言われた言葉らしいです。 僕の両親はどちらも高卒でした。父は一応自営業で、土地家屋調査士という仕事。母は当時専業主婦で、暇だったのか家で内職をしていました。落ち着きのない息子がいたせいもあったのでしょう。 要するに、勉強とは無縁の家庭でした。 全くもって『教育ママ』なんかではなく、すごくのびのびと生活してました。 そんなこんなで家から一番近い小学校に行き、冒頭に出