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あなたは『何種類のボブのテクニック』を持っていますか?



こんにちは。AKI です。

今回はボブのヘアカットの仕方、プロセス、アプローチ方法についての少し応用について書いていこうと思います。

これを読めばボブのアプローチ方法は格段に増え、テクニックの知識量が増え流ので、ぜひ最後まで。


【ボブのカットのアプローチ方法】


ボブのカットの仕方にも様々な種類があります。

正直な僕の意見を言うと、「この切り方が正解」とか「このように切るからいい」とか完全に断言している方はナンセンスだと思っています。

なぜって?断言できるわけがないからです。


まず何種類かアプローチ方法をあげてみる。


・オンザスキンで切る

・ノーテンションのコームでカット

・指で挟んで、ノーテンションでカット

・指で挟んで、少しテンションをかけて切る

それに

・側面からカットする

・サイドからカット

・ツーセクション、スリーセクションにしてカット


など、そのほかにも『首を倒すか、倒さないか』なども美容師の好みやそれぞれの持っている意見によって分かれると思います。

多分一般によく言われるのはコームでのノーテンションが良いと言われています。もちろん間違ってはいないと思うしベターだと思います。

しかし、あくまでもベターでしかない。その方法でカットしていれば間違いはないだろうと言う感じ。髪質が簡単な方や毛量、骨格全てにおいてそこまで難しくない方にはそれでいいと思います。




【応用のカットを覚えるべき】



・オンザスキンで切る

・ノーテンションのコームでカット

・指で挟んで、ノーテンションでカット

・指で挟んで、少しテンションをかけて切る


この辺は多くの人がわかってるいることだろう。

なので下の三つ

・側面からカット

・サイドからカット

・ツーセクション、スリーセクションにしてカット


について説明します。



・側面からカット


例えば、極端に生え癖が強い人やみつえりが上に向いている人の場合は先に側面を処理してしまった方が、自然に落ちる位置で先に切ると言うよりも仕上がりやスピードがとても良い。

また、穴が変にあくなどを防げるのでとても良い

ドライ後のチェックカットなどにおいても手数は少なく済むなどの理由によて、スピードに関しても早くなる。

ボブでドライ後のラインチェックに時間がかかっている人の大半はウェットカット時点でのカットの甘さが原因。



・サイドからカット


ボブはバックからカットするという認識が多くの方にあると思います。もちろん正解です。しかしバックのデザインにかけてのデザインの幅、バリエーションが広がります。

例えば奥行きのある丸く綺麗なフォルムなど。

もちろんお客様に先に仕上がりをイメージしてもらいやすいというのも利点

アウトラインが前上がりや水平のボブには良いが、前下がりのアウトラインは難しい。その場合はあくまで練習という形でやるのはオススメ。



・ツーセクション、スリーセクションにしてカット


ボブをツーセクション、スリーセクションなどでカットする人はどのくらいいるだろうか?

「中を短くするのは怖い」というのはお客さん側の意見にもありながら、美容師側の意見にもある。

そういった人はたいてい、多毛の方や癖の強い方などをボブに切る時

セニングや毛量調整などで頑張ろうとする。

そうするとどうなるか、、いかに頑張ったとしても少し時間が経てば収まりは悪くなっていき、もちの悪いボブの出来上がりです。

またセニングのしすぎて髪がボロボロになっていきます。いかにスライドカットがうまい人がやったとしてもたいてい、梳き過ぎているの傾向があります。自分の毛量調整の技術の過信はやめましょう。




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例えば、この展開図

バックは3セクション、サイドはツーセクションでカットする展開図です。

こういった感じで中にレイヤーを入れてタイトにしていくことで

無駄に毛量調節せずに綺麗に収めるボブ、かつ伸びても崩れにくいという利点があります。


また極端すぎるツーセクションで中を切るとスタイルチェンジがしにくくなるというデメリットがあります。ですが、

レイヤーの入れる量などをコントロールしてあげることでスタイルチェンジしにくくなるというデメリットも解消されます。





【まとめ】


いかがだったでしょうか?

今回はボブのアプローチ方法についての技術的面から書かせていただきました。


・側面からカット

・サイドからカット

・ツーセクション、スリーセクションにしてカット

もちろんこういったテクニックはベーシックなものを理解している上でこそ使いこなせるものです。まずはベーシックな

・オンザスキンで切る

・ノーテンションのコームでカット

・指で挟んで、ノーテンションでカット

・指で挟んで、少しテンションをかけて切る

の違いを理解し、使い分けし、使いこなせていることが重要。


一つのスタイルでも、多様なアプローチ方法を身に付けておくことで、より多くのお客様に本当の意味でフィットしたスタイルが作れます。

ぜひ頭の片隅にでも入れておいてください。



では、また。



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