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#8 なぜ今、デザインリサーチをすべきなのか?

コロナ騒動の今、デザインリサーチをすべきタイミングだと思うのです。

新型コロナの影響によってビジネスにも大きな影響が出ています。皆さんの企業でもその活動を停止あるいは縮小されているかもしれません。先行きの見えない状況ではありますが、こんなタイミングだからこそ、顧客や市場についての探求を深めていく絶好のチャンスとも言えそうです。

今だからこそデザインリサーチをやる理由

1. 未来への兆しを掴む

コロナの影響によって今まさに生活者の価値観が大きく変化しています。働き方、暮らし方、家族観や結婚観、健康…など人々の価値観がビフォアコロナとは全く異なるものになりつつあります。変化が起こり始めているこのタイミングで、世の中の動向や顧客の深層心理に対する探究活動を行うことで、未来の生活者の実態に繋がる”兆し”を掴むことができます。

2. 顧客志向でチームを一つに

多くの事業組織で在宅勤務が増え、従業員がリアルの場で集う機会が減りました。それによって従業員同士のコミュニケーションが希薄になり、従業員たちの不安感や孤独感が高まっています。顧客や市場への探求活動を通じて“顧客中心”の価値観を従業員全員で共有し、その価値観を拠り所としていくことでチームの一体感を醸成していきます。

3. 事業と組織を再設計する

コロナという不測の事態によって、多くの企業でこれまで顕在化することのなかった事業課題や組織課題が浮き彫りとなりました。これまでの自社の事業や組織のあり方は、サステナブルではないと危機感を感じた方も多いのではないでしょうか。今こそ顧客や市場に向き合い、自社の事業や組織のあり方を見直し、リデザインすべきタイミングです。


Zoomやslackをはじめとして様々なオンラインツールが手に入るようになり、リモートでのリサーチワークも可能になっています。しかしより重要なことは、オンラインツールでリサーチができるということそのものよりも、今のタイミングだからこそ、リサーチをする意味があるということだと思います。

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