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塾講師・小学生の子どもをもつ人必見。子どもを強く育てるための方法を教えてくれる一冊

教育はその子の一生を決めてしまいかねない。そう考えています。
小さい時に与えられた影響はその子供が大きくなっても大きな影響を与え続けます。

ホーチミンの言葉にこのような言葉あります。

「10年後を考えるのなら木を植えなさい。100年後を考えるなら人を育てなさい。」

果たして日本はこの数十年どのようにしてきたでしょうか?そしてあなたはどのようにして子供と接しているでしょうか?ただ子供が好きだからとかそうゆう理由で子供と接しているは考え直すべきです。

と心から反省させてくれた本を今日はご紹介します。

教育に携わっている方、小学生の子どもをお持ちの方に是非読んでほしい一冊です。特に教育が世の中をよくするための手段の一つと考えている人にこそ読んでほしいです。

今日はこの本の中から今日のレッスンから取り入れる3つの方法を紹介します。

・教室に道場の階級別の名札を取り入れる
・勉強しようとは一言も言わない
・質問には答えず、教えない

教室に道場の級別の名札を取り入れる

柔道や剣道の道場には階級別の名札が貼ってあって、その道場で誰が一番強いのか一目瞭然になっています。

教室でもその仕組みを取り入れることで、子どもたちの競争心を利用した自主性の引き出し、ケアレスミスへの注意の促しを図ることができます。

例えば、授業中の問題が解けていたら1ポイント、テストの点がよければ10ポイント、250ポイントをとると次の階級に進む。でもケアレスミスをしたら100ポイント減点。

というふうにすると子どもたちには自分が今どのレベルにいて、あとどのくらい頑張ったら次の子を越せるのかを考え始めます。そうすると積極的に授業に参加するようになり、かつケアレスミスをすると大幅減点されるので注意力を養うことができます。

勉強しようとは一言も言わない

子どもの学習するのは本能です。ライオンが子どもの時に戯れ合っているのは身体能力と戦うための能力を養うために本能的にしています。それと同じで子どもの勉強は本能です。

ですが、先生、親から勉強しろ勉強しろと言われるとムッとなってしなくなります。また勉強したくないのは今がその時ではないからです。食事と同じです。

お腹が空いたら子どもの方からご飯食べないの?と聞いてきます。そしたら喜んでご飯を食べ始めます。お腹が空いてない子供に無理して食べさせる親はいませんよね?

勉強しろ勉強しろと無理やりやらせるのは、子供が勉強したくないのに無理やりやらせているので、無理やり食べさせているのと同じです。子供がやりたい時にやらせてあげるのが自然の法則です。

勉強しろは禁句です。

質問には答えず、教えない

子供が「ここがわからない〜」と聞いてきたらどうしてますか?僕はヒントだけを与えるようにしてましたが、それもNGでした。子どもは自分で考えないと考える習慣を身に付けることができません。

教室内では、問題が合っているかどうかだけをチェックするようにして問題が間違っている時には間違っている事実だけを伝えるようにします。そこができるできないはどうでもよく考えさせることに意味があります。

考える習慣がない人間は社会に出ても役に立ちません。というか生き残る力がありません。この変化の激しい時代だからこそ子供に考えさせる力を身に付けさせることが必要です。

質問には答えないようにします。

結論

子供を強くしたいのではあれば、甘やかせてなんでもかんでもしてあげてはダメです。子供にさせてあげて、考えさせることがかなり重要です。何事も経験と思考です。

今日も読んでいただいてありがとうございました!それでは!

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