見出し画像

リーダー初心者必見!部下とどう接したらいいんだろうか…そんな悩み抱えていませんか?

「よし!明日からリーダーだ!」と店長や社長から話をされて「やった!ついに認めれてもらえた!よし!やるぞ!」とやる気に満ち溢れた数日後。
いざリーダーになってみると部下との接し方が悪いのか、伝え方が悪いのか部下のモチベーションが上がらない…そんな悩み抱えていませんか?

こんにちは、アキです。アウトプットの練習として、毎日の読書から得た知識をこちらの記事に書いています。今日読んだ本はこちらです。

こちらの本は小さな工夫で大きく影響力を高めるための方法を53個教えてくれています。部下に対して強く影響力を高めたい、従業員だけでなく子供や家族に対して、社会に対して強い影響力が欲しいと考えている方におすすめの本です。少し高めの本ですが読みやすく日々の生活で役に立つ情報がたくさんのっています。是非読んでみてください。

こちらの本から初めてリーダーになる人に向けて影響力を高めるための役立つ3つの方法についてお伝えします。

①わずかな環境の変化がもたらす大きなパワー

整理整頓・壁紙が剥がれている・ゴミが散らかっているなど小さな乱れはそのまま放置してはいけません。すぐに対処しましょう。その乱れが組織・環境に大きな変化を与えます。

1990年代にニューヨークのルドルフ・ジュリアー二市長やアメリカの行政職員は「割れ窓理論」という理論を信じていました。

割れ窓理論とは公営住宅や店舗の窓ガラスが一枚割れたまま放置されていると、その小さな無秩序状態が周囲に影響を及ぼし、無秩序や不適切な行いがどんどん拡散されてしまうというものです。

1990年代のアメリカで実際にあったこと

ジュリアー二市長と警察官はこの理論を信じて、落書きの除去、通りの清掃、地下鉄の無賃乗車などを些細な違法行為に厳しい罪を処すことでなくそうとしました。そのような些細なことを放置するとこうなると考えられていました。

落書きを一箇所だけ書いてある→
他の場所も書いていいんだと他の人も書き始める→
これだけ汚れた街だったらゴミもその辺に捨てていんだとまちがゴミだらけになっていく→
そういった街に耐えきれない人はその町から出ていく→
そういった環境を好むギャングたちが集まるようになる→
窃盗などを犯罪が増えてくる→
強盗殺人などの事件なども増加

といった具体です。

小さな乱れを放置しておくことで最終的には大きな影響力をもつことになるのです。

実際の現場では?荒れている場所を復活するには?

例えば飲食店の場合。どんなに荒れた店舗でもトイレ掃除から始めましょう。トイレ掃除をリーダーが率先してすることで、自然と店舗の全体がきれいになります。

まずリーダーがトイレ掃除をすることでトイレ自体がきれいになる→
いつもトイレ掃除をすること習慣にすることよって従業員がその姿をみて自然とトイレの掃除をするようになる→
従業員がトイレ掃除した時に思いっきり褒める→
従業員が率先してトイレ掃除をするようになる→
従業員の頭の中できれい度・掃除のモチベーションのレベルが上がり、他の場所をきれいにしていないと気が済まないようになる→
トイレ以外の場所の掃除を始めるようになる→
店全体がきれいになる→
環境がきれいになることで仕事に対するモチベーションも上がる…

トイレから始めることで環境を大きく変えることができます。

②従業員のやる気を高める簡単レシピ

従業員、部下のやる気を高めるためには何が必要だと思いますか?多くの人が報酬と答えてしまいがちですが、仕事の意義と重要性を与えてあげることで出費を増やすことなく従業員のやる気をアップすることができます。

いや報酬アップで従業員のやる気を高めてあげればいいじゃん!と思われたかもしれません。確かに一時的には効果はあるかもしれません。ですが報酬は一度あげてしまうと報酬を下げた時に反発がすごいです。また仕事に対する本質的な仕事に対するモチベーションには繋がりません。

従業員にその仕事が重要である思い出させてあげることで、仕事に対する意欲が上がり生産性の向上にも繋がります。

役員報酬月5万円でも仕事を続けれた理由

私のことながら僭越ですが、今年の3月末まで働いていた会社では創業してすぐのころ役員報酬を月額5万円で毎日働いていました。田舎で起業したので生活を切り詰めればなんとか生活はできました。

月額5万円で週7日労働。お盆も正月もなく休みはなくただひたすらに働く毎日。どうでしょうか?あなたならどう感じますか?

私はそんな毎日でしたがその当時は苦痛を感じたことはありませんでした。

以前は経営していた会社はインバウンドの旅行会社。「観光が地域 ・地方を元気にする」という考えのもとツアーを作ったり、ゲストを地方に誘客して、地域の魅力を海外に人に伝える仕事。その当時は俺が地域を変えるんだと思って働いていました。毎日が楽しかったです。

仕事の意義・重要性だけを見失うことさえなければお金は必要最低限でも働くことができます。むしろ仕事の意義・重要性が不明であれば、どんなにお金を与えられてもその仕事は楽しくないでしょう。

働く人のモチベーションがあげるには意義・重要性がスパイスです。

③将来の自分への義務感で人を動かす

部下の成長を促したいけど、勉強しろとは直接言いづらい…
勉強会に部下を無理やり送り込んでも、本人の自主性がなくては身にならないのでは…
どうやったら部下の仕事への自主性を高めることができるのか…

リーダーになったら部下の育成も大事な仕事の一つです。部下の育成。教育で悩む人も多いのではないでしょうか?

部下への成長・自主性を高めるための方法の一つとして将来の自分に義務感も持たせましょう。

義務感で人は動く

日常的な道徳と道徳的責任に訴えかけてくるメッセージをみることがあります。
保険のメッセージでは、生命保険に入ることが家族への義務ですとか
自然保護を行っている人たちは、世界の自然保護をするのが将来世代に対する義務ですとか
自分たちの育ててくれた親たちが年取ったあとは面倒見ることは義務ですとかエトセトラエトセトラ

人生において正しいことをすることが、他人に対する義務であることがはっきりしてます。

でもその中でも特に義務を果たさなければいけない人が一人います。その人は「将来の自分」です。

大学職員200名に対する実験結果

とある大学の200名に対して貯金にまつわる実験を行いました。退職後の貯金の金額が少なめという事実から貯金をしてもらうための実験を行いました。

2つのチームに分けて片方のチームには「標準的な将来の自己利益」として退職後の自分のことを考えて貯蓄を行うようとおすすめしました。

その一方もう片方のチームには「将来の自分に対して義務」として「退職した時点でのご自身に対する責任をよく考えてください」とおすすめしました。

その結果面白いことに自己利益を考えておすすめされたチームよりも義務を考えておすすめされたチームの方が、貯蓄率が0.85%も高くなっていました。

本の少しのパーセントと思われるかもしれませんが、毎年0.85%づつ貯蓄率で貯蓄していったら最終的に退職するときの貯蓄額はとんでもない数字になります。計算してみてくだい。

部下にも将来の自分に対する義務を感じさせることで自主性を持たせることで自己投資や仕事に対するモチベーションを引き伸ばすことができます。

結論

リーダーになったら部下に対しての影響力は高くなければいけません。そうでなければあなたがリーダーになった意味はありません。高い影響力を発揮するためにも上記の3つをぜひ実践・またこちらの本も読んでみてくださいね!

今日も読んでいただいてありがとうございました!それでは!

この記事が参加している募集

#読書感想文

189,831件

よろしければサポートお願いします!おすすめの本がありましたら、おすすめの本も教えていただければサポートのお金を元手に購入させていただきます!