映画「イン・ザ・ハイツ」の感想&考察

※こちらは映画の内容のネタバレを含みます。予めご了承ください。

先週末、何人かの友人が観て高評価をしていた映画「イン・ザ・ハイツ」を滑り込みで観てきました。

あらすじ
カリブの国からニューヨークへ職を求め移り住んできた移民と、その子や孫たちが、自分の夢やアイデンティティを模索していく

ジャンルで言うと
多種多様な歌とダンスの融合ミュージカル映画
でした。

主人公は好きな女性を自分でデートに誘えないシャイな一面を持っており、日本だけじゃなく、世界的に見ても草食系男子は増えているのだと感じ、とても面白かったです。

ただ、主人公に限らず、他の登場人物も、自分が傷つくのが怖かったり、相手を思っての選択を決断したは良いけれど、それが相手に上手く伝えきれず、すれ違いそうになっていました。

作中では、上手くそのすれ違いがすれ違いのままにならないで済みましたが、私たちの現実では、そう上手くいかないことの方が多いでしょう。

そうなったら必ず後悔するのはあなたです。
せっかく言葉が、文字があるのに、伝える手段があるのに、「きっと自分の気持ちは相手にも伝わっているはず」と思うのは、もったいないです。

今ある気持ちを、素直に伝えられる、その少しの勇気で、あなたの人生が映画のワンシーンのように一変するかもしれませんね。


次に、作中でグッときたシーンはこの2つです

①街のみんなのお母さん的存在であるアブエラの死を追悼するため、街のみんなが、キャンドルを掲げて集うシーン
②街1番の秀才だったニーナが、1度大学を退学しようとしていた所、自分より年下の移民の子供たちが大学に通えない事実を目の当たりにし、その子供たちも大学に通えるよう、市民権獲得の活動をするために、大学へ戻る決意を父親に伝えるシーン

1つ目の追悼シーンは、アブエラが今までどれだけの人を愛し、そして愛されてきたか、その生前の軌跡がここに表れているようで、心が震えました

2つ目の一大決心シーンは、今まで人の期待に応えるために勉強をしてきたニーナが、ようやく自分の学びたい事、目指すべき道のために勉強しようと1歩踏み出す瞬間が、輝いて見えました。

自分も、死後、自分の道を自分の足で切り拓いていたと、人に語り継がれるような、そんな人生を過ごしたいと思いました。


いかがでしたでしょうか?

"私はインザハイツ観てこう感じたよ"
"僕はインザハイツのココに感動したよ"
って教えていただけると尚嬉しいです!笑

明日は、最近YouTubeで面白いと思っている
「山田五郎 オトナの教養講座」から
「ロマンチックの語源」
を投稿したいと思います!!

お楽しみに♫

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