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Withコロナ時代に企業が考えるべきこととは?

現在企業として考えるべきことは大きく分けて下記の通り5つあると個人的に考察しました。

1.健康対策
2.売上減少防止策
3.コスト削減策
4.当面のキャッシュ確保策
5.社会貢献策

1についてはどの企業も徹底しており、在宅勤務やリモートワークによるリスク回避を実施しているところであると思います。

2については分解すると3点考える必要があります。
まずは売る人のアップデート(あるいはアップグレード)です。つまり最前線で物やサービスを販売あるいは営業する人の育成です。beforeコロナのときは目の前の業務に追われ仕事に必要な学ぶべきことをinputする時間も職場の課題について熟考する時間もなかなか確保しにくい状況でした。しかし、今はそれが以前よりはやりやすい時期であると考えます。よって在宅で1人様々なことをinputし考える時間がとれます。そこで出てきたアイディアや戦略はZOOMなどのツールで職場の方々とシェアしアップデートすればこの厳しい状況を打破できる糸口になりえます。特に経営幹部候補者には自社貢献できる良い機会ではないでしょうか。
2点目は売る物のアップデート(あるいはアップグレード)です。商品、サービスの新たな開発または既存のそれを改善しやすい時です。自社の商品やサービスのライフサイクルの現状を今一度見返して次にどうすべきかがクリアになるはずです。
3点目は売り方のアップデート(あるいはアップグレード)です。商品やサービスの訴求方法の変更、マーケティング戦略の見直し、ITツールのフル活用などが積極的に実行できるでしょう。

3については無駄のカットです。業務の仕組み化、アウトソーシング、電子化によるコスト削減が求められます。そのためには手をつけやすく削減インパクトが高いことから始めてみることが重要です。

4については企業や個人事業主のビジネス環境やその他の状況によりますが、支払いの延長交渉、クラウドファンディングの活用、政府や自治体の支援策の活用、企業間の連携や助け合いなどによって当面のキャッシュの確保ができるかもしれません。

5については資金的に体力のある企業しかできないことです。自社のアセットを活用しできる最大限の貢献を是非やって頂きたいものです。実際に民泊大手のAirbnbは新型コロナ対策に従事する世界10万人の医療従事者に、宿泊先を無償で提供することを表明してます。

以上より、今は置かれた環境の中でできることは何かを考えて全力を尽くすしかありません。
Afterコロナに備えて今は力を蓄える時です。未来に高くジャンプするために、しっかりしゃがむ時です。
具体的にそれが何なのかはそれぞれの企業で考えやるしかありません。

ダイバーシティこそが人間の強みです。これから世界が知恵を絞りこの難局を乗り切れることを切に祈念したいと思います。

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