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生成AIの活用

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「生成AIの活用」に関して、無料で読める&学びのあった記事をまとめています。
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記事一覧

9か月本気で生成AIの事業作りに向き合って見えてきたこと

株式会社Algomatic(アルゴマティック)で法人向けChatGPT「シゴラクAI」のカンパニーCEOをやっている池田です。 この記事では、「なぜAlgomaticでの事業作りが面白いのか」「シゴラクAIが今向き合っていること」について書いていきます。 なぜAlgomaticでの事業作りは面白いのか以前のnoteで、Algomaticが複数事業をやるメリットとして、「黎明期に多くの魅力的な領域に事業を展開できる合理性」を挙げました。 実際に、9か月事業を進めてきて、「別

【マーケター向け】最新の生成AI事例を知り、事業活用するポイント(前編)

本記事は、AIR Designを提供する株式会社ガラパゴス取締役 島田剛介氏との対談ウェビナーの書き起こし記事です。 三浦 愛氏(以下、敬称略で三浦): それではお時間となりましたので、セミナーを開始いたします。本日は「最新の生成AI事例を知り、事業活用するポイント」にご参加いただきまして、誠にありがとうございます。本日、司会を担当いたします、株式会社ガラパゴスの三浦と申します。よろしくお願いいたします。 はじめに、本日のセミナーを簡単にご紹介させていただきます。わ

GPT の作り方【GPTs とは?何ができる?】

OpenAIは、個人のニーズに合わせてカスタマイズ可能なChatGPTの新しい形、GPTs(ジーピーティーズ)を発表しました。 これにより、ユーザーは独自の指示、追加知識、スキルの組み合わせを持つChatGPTのカスタムバージョンを簡単に作成し、共有することができるようになります。 GPT は、ChatGPT Plus ユーザーならば誰でも無料で使うことができます。 この記事では、GPT の作り方をご紹介します。 詳しいGPTsの作り方については、以下の記事の方が詳し

【決定版】GPTs開発の教科書

この記事は、一度使われて終わるような、ChatGPT にちょっとした機能を追加しただけの GPTではなく、本当に使われる素晴らしく便利な GPTs を作成、開発するための教科書として、書きました。 今までの GPTs 開発関連の情報を全てまとめた内容になっています。 この note 一冊を読めば、GPTs 制作の基礎から応用まで全部わかります。 記事の内容は必要に応じて適宜アップデートしていきます。 目次は以下です: 第1章 GPTsの概要とその可能性そもそも GP

生成AIに全力投球したくて、新卒から12年いたリクルートを退職しました

みなさま、はじめまして。池谷(イケヤツと読みます)と申します。 新卒で入社し、12年間勤めたリクルートを退職し、2024/1/1より生成AIスタートアップの株式会社Algomaticに、シゴラクAI事業部のCPO(Chief Product Officer)としてジョインしました。 今回の記事では、なぜ、12年間も働いたリクルートを辞めて、2023年4月にできたばかりの生成AIスタートアップであるAlgomaticに入社したのかを書きたいと思います。Algomaticや生

生成AIの進化によって「デザインの単位」が変わり、「顧客体験の構造」も変化する

生成AIの発展によって、インターフェースやインタラクションは大きく変化するだろう。 その結果、ユーザー体験(UX)の在り方そのものも大きく変わっていくはずだ。 現在予約販売中の拙著「生成AI時代を勝ち抜く事業・組織のつくり方」では、そんなユーザー体験それ自体の変化についても1章を割いて解説しているが、本noteではその中から1つの変化をピックアップして紹介したい。 デザインの単位が "User" から "You" へ変わる「ユーザー体験」「ユーザー中心デザイン」「ユーザ

生成AIサービスのUXデザインにおけるベストプラクティス | 豊富な実例付き

国内でも生成AIを使ったプロダクトづくりに取り組む企業は増えていますが、ユーザー体験の正解はまだほとんど体系化されていません。 そのため、サービスの実例を掲載しながら「生成AIサービスにおけるUXデザインのベストプラクティス」についてまとめました。 何でもかんでもチャットUIにしない Webサイトノーコード制作サービス「Wix」のAI機能は、テキストや画像など編集したい箇所をクリックした際にAI機能のボタンが出現する。 このように、制作系のサービスにおいて生成AI機能を

生成系AI時代の「次のSNS」ってこういう形になりそうだよね、というメモ

こんにちは! イーロン・マスクさんが買収して以降、Twitterが崩壊しているのでBlueskyにいくよ、とかmisskey.ioにいくよ、とかいろいろな話がでたり、いやいや、SNSはやっぱり人がいるのが大事だからすぐTwitterに戻ってくるでしょ、みたいなことを言われたりとか、いろいろ盛り上がっていますが・・・。 次世代のSNSはこうなるんじゃないかな?と思っていることがあるので、雑記がてら投稿しておきます。 SNSの本質SNSはなぜ人気なのか?というのは、あらゆる

生成AIで、もっとクリエイティブに

column vol.1152 電子署名サービスを手掛けるドキュサイン・ジャパンが、ビジネスパーソン1260人を対象にした「生成AIに関する意識・実態調査(2024年1月)」を発表。 生成AIの認知度を聞いたところ、51.8%が「知っている」、36.8%が「聞いたことがある」と回答し、合計で約9割が知っているという結果になりました。 〈CNET Japan / 2024年3月4日〉 日常業務の中で生成AIツール・アプリケーションを活用しているかについては、31.9%が

生成AI時代に能力を10倍に拡張した最強人材になるためのガイド | 意識したい3つのポイント

OpenAIの論文では今後全職業の80%がAIの影響を受けると指摘され、Goldman Sachsはホワイトカラー3億人の仕事をAIが奪うと発表。 生成AIによって自分の仕事が脅かされてしまうのではないかと感じている方も多いのではないだろうか。 しかし、ホワイトカラーやクリエイターがAIに代替されるということはしばらく起きない。 そうではなく、AIを使いこなした人間がそうでない人間を代替する。 そして、AIを良き友にできた人にとっては最高に楽しい時代になる。 なぜなら、

生成AIは今までのAIと何が違うのか?なぜいま盛り上がっているのか?

世界中で大きな盛り上がりを見せる「生成AI」。 生成AIを活用したChatGPTが史上最速で月間ユーザー数1億人を突破し、TIME誌の表紙を飾ったことは、その勢いを象徴する出来事だろう。 だが、ここで以下の2つの問いが浮かぶ。 生成AIは今までのAIと明確に何がちがうのか? なぜ今このタイミングで生成AIがここまで盛り上がっているのだろうか? この記事では上記2つの問いを海外のいくつかの記事を参考にしつつ解説していく。 生成AIと今までのAI技術との関係性まず生成

生成AIと相性が良い産業・悪い産業(前半: シバタ講演部分)

本記事は、株式会社ユニコーンファーム 代表取締役CEO 田所雅之さんとのウェビナー「未来を創る生成AIと新規事業戦略~生成AIと相性が良い産業・悪い産業~」の書き起こし記事です。 https://unicornfarm.jp/seminar-2692 シバタナオキ(以下、シバタ):はじめましての方もたくさんいらっしゃると思いますが、シバタナオキと言います。今日はこんな素晴らしいタイトルを付けていただいて、「未来を創る生成AIと新規事業戦略」ということで、田所さん、そ

【保存版】 事例とセットで理解する「生成AIの7つの本質的価値」

最近は毎日のように新しい生成AIサービスや事例が飛び込んできます。 そのため、生成AIが万能な道具のように見えてしまったり、逆に生成AIの本来の強みが見えづらかったりします。 しかし、実際に成功している生成AIサービスの数々を抽象化し、その本質的な価値を整理すると以下の7つに集約できると私は考えています。 本noteではそんな「生成AIの7つの価値」について、以下でグローバルで成長しているサービス事例を交えながら解説していきます。 【本質的価値1】 コンテンツの創造コ