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【27】論理で理解し、心で行動を変える『ロジカル・シンキング』照屋華子他

中小企業診断士の更新要件の1つである理論政策研修を受講した。

中小企業診断士は登録有効期間が5年となっており、更新するには一定の要件を満たす必要がある。

1つ目は、専門知識補充要件で、一般的な方法として「理論政策更新(理論政策)研修を期間内に5回以上修了したこと」が求められる。

本来であれば集合研修に参加する必要があるが、今年度は特別措置としてオンライン形式での受講が認められている。海外赴任までにあと1回修了すれば要件は満たせる。

2つ目は、実務要件で、一般的な方法として「診断助言業務等に合計30日以上従事したこと」が求められる。

コンサルタントとして独立している中小企業診断士であれば、日常業務が実務要件としてカウントすることができるが、企業に勤めている中小企業診断士では該当する業務でなければ要件を満たすことが難しい。

ちなみに、親会社が日本の中小企業であれば、海外子会社に対する診断助言は実務要件の対象となる。これを使って海外駐在中に要件を満たす予定

前置きが長くなったが、今回の理論政策研修で印象に残ったのが、

「人は頭で理解し、心で行動する」ということ

いくらコンサルタントが論理的に課題と解決策を提示したところで、クライアントがやってみたいと心が動かなければ、何の意味もない。

論理の重要性が何ら変わることはないが、心(感情)が通っていなければならないことを再認識した。

そんなことを考えながらロジカル・シンキングの名著を思い出した。

これだけ読めば他にいらないと思うほどロジカルシンキング王道を行く本

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