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薬を反対から読むと「りすく」

今回は、

「薬」

について考えてみたいと思います。

薬は、
医師の仕事を助けるために
発明された物です。
当然、
人を助ける要素が
沢山あります。

「病気が分かれば、薬が決まる。」

だから、
病気の診断が、
全ての決め手となります。

病院で、
たくさん検査して、
たくさん薬が出るのは、
たくさんの症状が
混在しているからです。
その症状を
緩和するために
薬が処方されるという
システムです。

薬の処方箋は、
お医者様しか出すことが
出来ません。

そのため、
調剤薬局では、
処方箋のとおりに
薬が調合されるのですが、
中には、
組み合わせや
摂取量に
問題が起こることがあります。

それ故、
お薬手帳なるものが
必要になるのですが、
真面目に提出している人は
全体の何パーセントいるのでしょうか?

心優しい薬剤師さんなら、
薬の組み合わせや
摂取量について気になる場合、
お医者様に
再度確認のお電話をして
再調合されるようです。

しかし、
薬は、
万物に効くものではないのは
確かなようです。

新聞を見てみると
医療事故の大半が
薬物投与のミスが多いのが
目立ちます。

チェックミスで、
投与量の単位を間違えたり、
薬剤名を間違えたり、
いろいろあるようですが、
病院に勤務されている人の話だと
事故を起こす
ほとんどのお医者様や医療従事者は、
真面目に
一生懸命働いていて
夜勤や
休日出勤や
長時間勤務などの
激務をしているタイプが多く、
その状況になると人間は、
集中力が持たなくて、
事故を起こしてしまうようです。

例えれば、
車を休憩無しに
運転すれば、
事故を起こす確率が
跳ね上がるのと
同様の理由のようです。

じゃあ、どうすればいいのか?

病気にならない体を作ること?

事故を起こす確率を少なくする
安全対策を講じること?

安全な薬を見つけること?

どれも実現可能とは言いがたい。

安全な薬とは、
どのようなものなのでしょうか?

①即効性がある。

②飲めば治る。

③副作用がない。

こんな夢のような薬は、

「何処にもありません。」

よく漢方薬は、
身体に
とても良いものであると
言われていますが、
処方の仕方で、
症状を悪化させたり、
副作用を起こしたりする
ケースもあるようです。

新薬については、
臨床試験を
繰り返して
治験データを
集めているようですが、
日本の場合、
認可を受けるまでは、
相当な時間と
経済力が必要となるし、
効果と副作用については、
両刃の剣的
要素が多いのも事実です。

一番良い方法は、
病気にならない
身体を作ることなのですが、
現代のようなストレス社会において、
病気にならない身体を、
本当に作り上げることが出来るのか?
疑問があります。

たとえ毎日、
スポーツで
身体を鍛えていたとしても、
知らない内に
病魔が身体を蝕んでいる話を
よく耳に致します。

結局のところ、
病気になるならないは、
「運」が知っているのでしょう。

前回、
「生命力」について書いたように、
生命力がある人というのは、
総じて

「運」が強いです。

世の中には、
生命力を強くする薬、
食べ物関係の商品が
売っておりますが、
実際のところ、
話の1割ぐらいを
信じた方がいいかも
しれません。

人間の身体の中には、
解毒機構を持ったシステムが
組み込まれているので、
致死量を超えなければ、
解毒することが出来ます。

でも、
中毒という症状は残ります。

だから、
薬も解毒されるのが
道理となります。

「自分の身体は自分で守る」

この理屈だけは、
正しいのですが、
一体、
自分の身体に
いくらの値段を
つけるべきなのでしょう?

月500円以下
月1000円以下
月10000円以下
月100000円以上

「自分の身体は
       己だけの物です。」

スペアは存在しません。
自分で
自分の身体を
労わってあげれば、
身体は
必ず答えてくれます。

耳を澄まして、
身体の声を
聴いてあげてください。

そこに
健康への
ヒントが
隠されています。



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