人生100年時代に突入!

日本時の平均寿命が更新されたという新聞時事を読んだ。

女性87.45歳 男性81.41歳 

戦後の平均寿命が50歳程度であったことを考えると、75年経過して30年以上長生きしていることになる。これは、医学の進歩と栄養豊富な食生活になったからと考える。

その分、精神的負担を大きく背負う時代となった。所謂、トレードオフの法則が出来上がっている。

経済的な背景で考えると、今までは終身雇用制度が普通と考え、一度就職をすると、定年退職まで働き、定年後はゆっくりと老後生活を贈ることが一般的であった。

その背景には、企業が定年まで雇用を約束していたからである。しかしこれからは、一つの企業で定年まで働き通す考えが変わりつつある。

なぜか?

少子高齢化となり、企業も従業員確保に力を注いでいる。しかし労働者側は、正規雇用社員と非正規雇用社員の雇用の在り方に疑問を持ち出した。すなわち、同じスキルがあるのに、待遇に差がありすぎるという問題である。本来ならば、同じ仕事を行い同じ業績を出せば、同じ給料をいただくべきであるが、雇用スタイルで差が出ていることに労働者側が疑問を抱いたことである。終身雇用制度の崩壊

人生100年まで長生きすることで、定年を迎えた後も寿命が続く限り働く人も出てくる。十分な年金をもらえるのであれば、働かなくていいかもしれないが!しかし、この先の日本の姿を想像すると、社会保障制度の崩壊、高齢者ばかりの世界、消費税の重税なども考えられる。

人生100年時代が到来して、長生きすることがいいのだろうか?と疑問を抱く。

次世代の人たちが苦労をしない社会づくりを早急に考えるべきであると思うが・・・・?


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