見出し画像

振り返って、歩いてきた道を確認する

行きはよいよい帰りは恐い

目的に着くまでは、しっかり道を確認しながら歩いているけれど、帰り道のことは考えていないこともしばしば。
予定が終わって帰ろうとしたとき、あれ?どっちに帰るんだっけ?となることもあります。

目的地を目指すのも大事ですが、ときどき振り返って、帰るときの景色を見る。

ちょっとしたことですが、これが大切。

帰ろうとしたとき、すぐに来た道を思い出すことができないのは、来るときに確認していた目印や目的地に着くまでに見ていた地図の内容が、あくまでも行く方向に合わせた視点で見た景色だからです。

ですので、さて帰ろうかと来た道を振り返ったとき、そこに見える景色は知っているようで、知らない景色。頭の中が混乱してしまうことがあるんです。

それなら帰りにもう一回調べればいいじゃないかとも思いますが、また調べて一から確認しながら帰るのは、疲れていたり、次の予定が迫っているときは、なかなか面倒です。

この面倒をちょっと減らせて、せっかくの少し知らない道を眺める時間を作ることもできる方法、それが目的地に行くときに、振り返って帰り道の景色や目地を見ておくということ。

帰り道の景色や目印を断片でもいいので知っておくと、見知った景色があれば、来た道を思い出しやすくなりますし、戻るべき道を見つけやすくなります。

とはいえ、何でも目印として覚えておくといいわけではなく、なるべく迷わないために、2つ気をつけておいてほしいです。

①時間によって変化しないものを確認しておく
お店を目印にするのもいいのですが、朝と夜であったり、時間によって店の外観が変わってしまうお店もあります。
せっかく目印にしていても、変化が大きいと同じお店と気付けないこともあるのでなるべく変化が少ないものを選びましょう。
大きめな看板や公園、駐車場。案内図、バス停、特徴的な色の建物などは、変わりづらく、見つけやすいです。

例外として、自分が興味があるお店などは帰りに寄ってみようかな?と、意識が向きやすく、記憶にも残りやすいので、あなただけの目に入りやすい良い目印になります。

②目印は固定しているものを選ぶ
目に入りやすいものは、自分が普段から興味を持っているものが多いです。
ですので、猫が好きな人は猫を、車が気になる人は車を、ついつい景色の中で、目印にしてしまうことがあります。
しかし、動くものは時間が経てば動きます。
行きはあったけど、帰りには移動してない!
ありえる話です。猫とかほんとに気まぐれですからね。
私も猫のいた通りを曲がるなんて覚え方をしていたこともあります。
でもこのとき、猫がいた〇〇ってお店のある通りって覚えていたんです。

帰り道、猫はいませんでしたが、そのお店のことははっきり覚えていました。
こんなふうに動くものと動かないものを組み合わせると目印になるなーとひらめいた出来事です。

行きは目的地に着くことに一生懸命になってしまうかもしれないですが、帰り道のことも考えて、歩いた道を振り返る余裕をもってみると、ちょっとあたふたしなくてすむと思いますので試してみてください。

では今回はこのあたりで…φ(. . )

最後まで読んでいただき、ありがとうございます! このノートが誰かのスキに繋がったり、役に立てば嬉しいです^^