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「推し」とは〜私たち夫婦が推された話〜

今回は最近の記事とはちょっと違う内容を書いてみようと思います。
「推し」という言葉が一般的になってから早数年。私はいまだに使ったことがありません。しかしここ1年くらいで私たち夫婦を「推し」てくれる人が現れたのです。ありがたいことですね〜( ´ ▽ ` )
そこでよく考えてみました。「推し」とは何に対して使う言葉なのか。どんな感情の上に成り立つのか。

「好き」とか「応援したい」という気持ちを何かに抱いたとして、それが近しい友達や家族の場合、そのままその言葉を使う気がします。「頑張って」「応援してるよ」「会いたいな」「話聞かせて」などなど。
それに対して「推し」は、アイドルや芸能人などちょっと手の届かない人だったり、コンセプトのある品物だったり、何か固有名詞化しているような、概念的なものに使うのではないでしょうか。「推す」というもともとの漢字の意味から言っても、同じ概念の中で比較して、他人にまでおすすめ(推薦)したいものという意味合いが強いように感じます。例えば大切な友達に「友達の中であなたが私の一推しなの!」とは言いませんよね。だってその友達は他人から比較されるものでもなく、一般化されるものでもなく、その人にとって価値のある唯一無二の存在なのですから。

さて、この考えをもとに、私たち夫婦のことを紹介してみます。


私たち夫婦って?

①大学からずっと友達(幼馴染婚みたい)

私たちは大学で出会ってそれからずっと友達でした。いつもつるんでいるわけではなく、たまに飲みに行ったり、カラオケに行ったり、時には旅行に行ったり。コロナ禍を経て、久しぶりに会うとやっぱり居心地がいいなと思うわけです。お互いいい年齢になりました。こんな居心地がいい相手なら、人生のパートナーになれる気がする。そんなわけで結婚してみたわけです。
私たち二人を知る人は初めは皆ドッキリだと思っていたようです(笑)
そんな長い友達期間を経てのほんわか結婚というエピソードが、なんか「幼馴染婚みたい」と推されているようです。

②2人での旅行が大好き(いつも楽しそう)

先ほども書いた通り、もともと旅行が大好きな私たち、二人でよく旅行に行きます。お互い旅行好きすぎて、行ったことのあるところも多く、ちょっとニッチなところに行くことも多いです。去年は伊豆大島や北海道の苫小牧・室蘭や京都も貴船に行ったり全力で国内旅行を楽しみました。
そんな私たちが旅を全力で楽しんでいる様子が、「いつも二人で楽しそう」と映るようで、そこが推されているようです。

③休日はふたりで料理やチャリデート(ほんわか仲良し)

YoutuberでもInstagramerでも、はたまたTikTokerでもない私たち、たまに個人のInstagramに載せる程度ですが、休日の過ごし方がこちらもほんわか仲良しに映るそうです。例えば、休日の過ごし方としてよくあるように、我が家も1週間分の食料品の買い出しに行きます。食べることも作ることも好きな相方さんは、週末はこれが食べたい!とリクエストをしてくれてそれを一緒に作ったり、作ってくれることもよくあります。家庭菜園をして、それを料理することもしばしば。また自転車に乗って近所の探索に行ったり、抜けている漫画の巻を探しにブックオフ巡りをしたり。加えて飲むのも好きな私たち。2軒目行くのは当たり前。立ち飲みだって行っちゃうし、隣の人やお店の人と仲良くなることもあります。そんな二人での時間の過ごし方を見て、「真似したい」とか「羨ましい」とかではなくて、「私たちっぽくてなんかいいね」「素敵だね」と推してくれるわけです。

④現在別の国同士で週末婚実施中(そんな選択があるの?!)

他の記事で何度か私がマレーシア、相方さんがシンガポールということは書いているかと思います。
なぜそんなことをしているかというと、相方さんは結婚前から、いつかどこかの国へ単身赴任で駐在ということが決まっていました。結婚してからも、「単身」という決定が覆されることはありませんでした。二人で散々話し合って、相方さんが行くのを辞退するというのも、私が日本で待つというのもなんかちょっと違うよね?相方さんは挑戦すべきだし、私も行けることなら近くに行って、一緒には住めなくても、大好きな旅行や今しかできない経験をたくさんする期間にしよう!と決めました。それから私は就活をして、無事マレーシアへの切符を手に入れたのです。シンガポールで職を探したり、私も単独で家を借りるにはちょっと物価的に厳しいものがありました。そこで一緒に住めないのは残念だけど、2拠点なら、それはそれで楽しいことやご縁があるかも!とマレーシアになったわけです。
私の友人からは、仕事辞めちゃうの?本当フッかるですごいよね!でもまぁあなたらしいよね。などなどと言われ、相方さんの周りの方々からは行動力にただただ驚かれています。人生一度きり、楽しんだもん勝ちが私のモットーなので、今回はひとりぼっちではなく、近くに相方さんもいるし個人的には今までで一番不安のない渡航となりました。
そんなわけで二人でたくさん話合ったり、大胆な決断をしちゃったり、それを楽しんでいるところをこれまた客観的に見て、楽しんでくれて、推してくれるというわけです。

以上、私たち夫婦について初めて改めて書いてみましたが、たとえどちらかや両方の友人だとしても、「夫婦」という二人セットの状態で、さらに「在り方」という概念的な物の中で、あまり型にはまっていない私たちの姿が、見ていて面白く、頑張ってほしいな、これからも仲良く楽しんでほしいなという感情に繋がるようで、「推し夫婦」と言ってくださっているようです。
本当にありがたいことですね( ´ ▽ ` )
そんなわけで、今後も私たちは私たちらしく人生楽しんで行こうと思います✋
それでは、また〜!


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