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私が「スポーツ業界」で起業した理由

起業してから約5年半が経ち、社内の環境も変化してきているので、一度起業をした理由を振り返りたいと思います。

絶対に「スポーツ業界」で働こうと決めた学生時代

大学生時代は単位が取れる程度に勉強して、サークルに参加して、アルバイトをして、本当に一般的な大学生という感じでした。そして、自分達の世代は就職活動が大学3年時の10月から説明会が始まる時代ですので、周りに合わせて就職活動をスタートしました。

就職活動中には個別の説明会に200社以上足を運ぶなど、前向きに就職活動に取り組んでいました。しかし、訪問したうちの約8割の会社は「面白い会社だな」「こんなビジネスがあるのか」と思い、『ここで働いてみたい』と感じました。

そうなった時にどうやって企業を選べばいいのかわからなくなり、本気で『本当にやりたいことは何なのか』『一生をかけて取り組みたいことは何なのか』を考え、最終的には「スポーツ業界」で働こうと決め、その為のアクションを起こし、大学を卒業してからスタッフ4名の「スポーツマネジメント会社」へ就職しすることになりました。就職活動の詳細はまた別の機会に書きたいと思います。

そして、その「スポーツマネジメント会社」を約5年半勤めた後に退職し、ニューヨークへ約1年間留学しました。


ニューヨークへ行く前の想い

留学前も「スポーツビジネス」は本当に面白い仕事でしたが、渡米をする前は帰国後に「スポーツ業界」で仕事をするとは決めてはいませんでした。それは、興味深い業界や仕事は世の中に沢山あると考えていたので、帰ってきてからの仕事を決めつけることなく、フラットなマインドでニューヨークに行くことを選びました。

「スポーツマネジメント会社」へ勤めていた時には1日しっかりと休んだ日は年間7日程度しかない年もありましたが、自分で決めて働いていたからか全く不満もありませんでしたし、それくらいガムシャラに働いていたと思います。持っていたイメージとしては自分というグラスに水・砂利・石などがパンパンに詰まった日々を送っており、このグラスをひっくり返して中身を空にしたら何が残るのかということを知るための留学でもありました。


ニューヨークでのバラ色の日々!?

そして、学生ビザでニューヨークへ渡り、語学学校へ行ったり、スポーツの試合などを観戦したりしていましたが、最初に感じたのは「仕事」の面白さでした。

留学とは「自分の為に使う時間」。仕事とは「誰かに喜んで貰うために使う時間」。留学中は全ての行動が自分の為で、社会や誰かに貢献している実感が無く、早々にその時間に飽きてしまいました。

とはいえ、人並みに留学を楽しんでいたので、素敵な友達たちと出会い、数多くの学びがあり、人生において非常に重要な時間を過ごすことができました。その留学中で多くのキッカケを与えてくれたのが「スポーツ」です。

最初に出会ったブラジルの友達とのキッカケは「サッカー」。
今でも連絡を取り合うスペインの友達とのキッカケも「サッカー」。
一緒にラーメンを食べに行くまで仲良くなったベネズエラの友達とのキッカケも「サッカー」。

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海外へ行って最も感じたことは「スポーツ」は『万国共通のコミュニケーションツール』であるということです。年齢が違っても、国籍が違っても、文化が違っても、言語が違っても、宗教が違っても「スポーツ」を通して世界中の人々とコミュニケーションを取ることが出来ます。繋がることができます。留学で一番感じたことはコレです。


帰国直前の想い

そして、日本へ帰って何をしたいのか、何をするべきかと考えた時に出た答えが『スポーツをもっと身近で、気軽なものに』したいという想いです。日本は島国ということもあり、閉鎖的な面もあると感じています。また、文化的にも「スポーツ」の地位が高い訳ではなく、今後さらに文化的な価値を向上させていきたいと考えています。その為には「スポーツ」をビジネスとして成功させること、業界の規模を大きくしていくこと。それに挑戦する為には「起業」をするのがベストの手段だと考え、「起業」を決意しました。

幸せなことに、今ではその想いを一緒に追いかける「仲間」がいて、共に知恵を出し合える「クライアント」の方々がいて、我々が解決すべき数々の「課題」があります。一つずつ「周りの期待を超える」ことで、一歩ずつ『スポーツをもっと身近で、気軽なものに』というミッションに近づいていくと信じています。

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<おまけ>
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