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「eスポーツ」事業にチャレンジをする理由

2021年10月に『ジョインハンズゲーミング』という「eスポーツ」の事業を行う会社を起業しました。私は『ジョインハンズスポーツ』という「スポーツマーケティング」の会社を2014年に設立しているので、スポーツ業界で2社目の起業となります。

『ジョインハンズスポーツ』の事業の一つとして「eスポーツ」に取り組む選択肢もある中で、別法人化した理由。なぜこのタイミングで「eスポーツ」の事業にチャレンジすることにしたのかを記載していきたいと思います。

新会社を設立した理由

『ジョインハンズスポーツ』を設立してから7年が経ちました。本当にクライアントの皆様に恵まれ、一緒に事業を行うパートナー・スタッフのみんなにも恵まれ、ここまで進んでくることができました。感染症拡大の影響ももちろんありましたが、無くなった仕事以上に、多くのチャレンジをする機会に恵まれ、コロナ禍の第7期は最高売上を記録しました。

比較的順調にここまで来ましたが、様々な課題もあります。その一つが『オウンドコンテンツの創出』。「クライアントワーク」が多い弊社は、「オウンドコンテンツの創出」を数年前から検討してきました。その取り組みの一つが今回の『ジョインハンズゲーミング』の設立となります。

今までは「プロ野球」や「プロバスケットボールリーグ」など既に価値のあるコンテンツを「どう成長させていくか」、「どうビジネスとして成立させるか」ということに取り組んできました。今回のチャレンジで『新しい価値を創造する』ということに取り組むことで、現状の業務におけるアウトプットのレベルアップにも繋がるのではないかと考えています。

そして、『ジョインハンズスポーツ』と『ジョインハンズゲーミング』で別の法人とすることで、覚悟を決めて独立採算へ向けてチャレンジしていこうという考えを表しています。また、今後事業が成立していければ『ジョインハンズゲーミング』の採用もしていこうと考えていますので、今後の展開を考えると別法人の方が良いのではと考えています。

「eスポーツ」の事業を選択した理由

実は今までには「eスポーツ」以外でも「オウンドコンテンツの創出」を検討していましたが、最終的には「eスポーツ」でチャレンジするのがこのタイミングでは最も良いのでという結論に至りました。その理由は下記3つです。

1.感染症拡大によるコミュニケーションの変化
2.「eスポーツ」の世界観
3.選手達との出会い

1.感染症拡大によるコミュニケーションの変化
感染症の拡大により、世界規模で生活様式や価値観が大きく変化しました。「スポーツビジネス」においても大きな変化があり、他の業界と同様に「オフラインからオンラインへの移行」が加速しました。この変化により「オフラインの熱狂空間」の価値が再認識されましたが、オフラインでのビジネスは様々な制約が生まれました。

2.「eスポーツ」の世界観
コロナ禍で人と人の接触に制限がある中でも、「eスポーツ」はオンラインで世界中の人々と繋がることができます。ゲームのタイトルによっては「スマートフォン一つで世界中と繋がることができる」、そのような世界観が今の時代にもマッチしていると考えました。

そして、2021年の2月にスタートした『PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE』も一つのキッカケとなりました。「賞金総額3億円」と日本の「eスポーツ」でもこのような規模の大会が創設されたことはチャレンジをする一つの理由となりました。実は、初年度の『PUBG MOBILE JAPAN LEAGUE』への参入を検討し、様々な選手とコミュニケーションを取ってはいたのですが、良い出会いに恵まれず、初年度の参入を断念した経緯があります。

3.選手達との出会い
「eスポーツ」の事業を始めるにあたり、『プロeスポーツチーム』の設立を軸に各施策を広げていこうと考えています。そのチームを任せることができる選手達と出会えたことが、このタイミングでの法人設立に繋がりました。選手達とも定期的にMTGをしていますが、良い意味でのカルチャーショックも多く、様々なことを学ばせてもらっています。

今後のチャレンジについて

先ほども記載した通り、『プロeスポーツチーム』を設立します。ローンチは2022年1月になる予定ですが、今はその準備をしています。そのチームでは「事業・競技・普及」の3つをバランスよく成長させていき、世界で戦えるチームへと進化していければと考えています。その為には、ビジネスとして成立させていく事と共に「プロ選手」の育成が必須です。「ゲームが上手い」だけではなく、周囲のロールモデルとなるような選手へと成長できるように様々なサポートをしていければと思います。

また、『プロeスポーツチーム』と言っても、最初の社会的な価値はほぼ0。0から新たな価値を生み出すために、色々と取り組みを検討しています。今の我々が提供できる価値は「コミュニティ」と「コミュニケーション」だと考えています。このあたりをキーワードに最初の一歩を踏み出していければと思います。

「eスポーツ」でやりたいことがあり、我々で力になれそうなことがあれば是非ご連絡ください。新たなことに積極的にチャレンジしていければと考えています。


最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
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