きっと、大丈夫

私は、きっと、大丈夫。
そういう感覚がある。

大丈夫と思えるのは、別に大丈夫でなくても構わないと思ってるせいかもしれない。

そもそも何をもって大丈夫だというのか、わからない。
何が起こって、どうなるか、先のことはわからない。
私にコントロールできることは、たぶん、そう多くはない。

コントロールできれば、大丈夫なのか、安心できるのか。
そうとも言い難い。
大変だもの。コントロールしている間中、大苦役だ。
これで大丈夫、安心と思える状態を設定して維持するなんて無理。

とりあえず、
何があっても大丈夫だ、何とかなる、
と、
大丈夫じゃなくても、まぁいいじゃん、
って思てることが、私の精神を比較的自由な状態にしている気がする。
自由な感覚が消えたり、焦りと恐れに囚われたら、それが1番大丈夫じゃない状態だ。

大変なことになった！どうしよう！って意識にゆとりが無いと現状さえまともに見られない。
どうしよう、もっと酷い状態にならないように何とかしなくちゃ！と意識が未来のより悪い状況に飛んでたら、今の現状は見ていない。
現状が見えていなければ、何に気づいて、何をしたら良いのかわからない。
だから、大変なことにまともに対応出来なくて、大変な思いをする時間が増えるだけになってしまう。
そう言う時にこそ、大変でもイイや、きっと大丈夫、ってふと思えると、不思議と楽になる。

人間はみんな、いつでも何かしら大変なことに直面しながら生きている。
でも、みんな生きている。
楽しい時も、苦しい時もあるけど。
だから、きっと大丈夫。
この世界は、そういうところなんだろうと思う。