何を伝えたいのか
自分が、サッカー指導者として、またサッカー環境を作り出す者として、基盤となる考えがあります。
【サッカーを通じて幸せになる】
そしてこのテーマの中に、必ずサッカーを伝えていく選手や一緒に活動していくスタッフに求めるものがあります。
①一生懸命頑張ること
②リスペクトすること
➂自己表現すること
これは、自分がサッカーを仕事として携わっていくなかでのパーソナリティの部分でも、また練習メニューを考えていく中でも、この哲学といってはまだまだ浅はかだけど、必ず意識することであります。
以前に自分が受けたいくつかのインタビューではいつも同じようなことを言っていますが、子ども達はサッカーがただただ楽しい、ただただ勝ちたい、プロになりたい等、色んなことを純粋に思っています。
しかしプロサッカー選手になるのは、数字上だけで言えば東大合格者数よりも遥かにJ内定者の数は少なく、狭き門です。
プロのサッカー選手になれない人の方が圧倒的に多い。
プロサッカー選手になれなかったから、自分達指導者は無能なのか?と言ったら、そうではないと思っていて。
自分は自分の上記の哲学をもとにサッカーを伝えていって、もちろんプロになれたら嬉しい。でももしプロになれなかったとしても、次に目指す道に必要な要素は上の①②➂であって同じなんです。
だからこそ自分は、プロにはなれなかったけど、人として生きていくために大事なことをAkiコーチのサッカーで感じたな!ってなってくれたらある意味、指導者として1つの成功だとも思っています。
自分は日本のクラブで指導しているときは、このような考えは少しはあったけど、それよりも圧倒的に第一に上手くなって欲しい、勝てるチームになって欲しいと思っていました。
だけど、海外クラブの末端として活動する中で、サッカーやスポーツの存在意義や本質を感じることが出来ました。と同時に日本ではあまりこのような環境はあるようで無いなと思います。
だからこそ、自分は自分が感じて学んでいることを日本の子ども達に伝えていきたいと思い活動しています。
そして、この基盤が根付いた時には、サッカーを通じて子ども達や家族、また携わる社会や教育が幸せを感じることが出来て、その1つとして日本サッカーが発展するとも思っています!
志高く!常に謙虚に。
Aki
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