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5年間の禊を終えた(らしい)

先日の、秋分を含んだ連休は、久々に心置きなく外出を楽しみました。

街には人出も戻ってきて、ザワザワ、ウキウキした空気が溢れていました。外は急に気温が下がって、清々しくも感じられました。それらが相まって、まるでお正月のようでした。

個人的には、誕生日のケーキを食べ、ディナーに出かけました。だいぶん遅ればせながらでしたが、このタイミングに意味があったように思います。

そんなこんなでまるでお正月と誕生日が一緒に来たような連休でした。


何かが終わり、また何かが生まれる。

秋分の日あたりから、立て続けに「完了」のメッセージを受け取りました。

同時に「それをちゃんと振り返りなさい」と言われているように感じていたのだけれど、あまりに自分のエネルギーの変化が早くて、文章にしようとすると、書いている間にも形を変えてしまい、1週間もかかってしまいました。

何が終わったのかと言うとどうやら、この5年間かけてやってきたことに一区切りつけて、次に進んでいいよ、ということらしいです。

長い独白ですが、私ってこんな人、の自己紹介がわりに。


5年前の今頃。2015年秋。

同じように、肌に触れる空気が少し冷たいものに変わった頃。

それまで抱えていたプロジェクトも終わり、ポッカリと時間が空いた。

日付が変わる前には帰るように、なんて上司に注意されたこともあるくらいのワーカホリック生活だったので、急にできた暇すぎる時間をもてあましていた。

次の年の手帳を手に入れて、その年の総括をしたり、これからどうするのかなど、もの思いにふけっていた。

手帳に書いたのかどうだったか、忘れてしまったけど、

「今年は秋が来るのが早い気がする」

と思ったことだけははっきりと覚えている。

しかしながら、2015年は記録的な暖冬の年。

寒くなどなっていなかったのだ。


そして、

そのまま体調を崩した。


病院に行っても無駄な気がして、自然療法やマクロビオティックをはじめとする食事の本、心と身体の関係にまつわるスピリチュアルの本など、それまでほとんど読む機会のなかったジャンルに触れた。

いろんな存在の声を感じ、いろんなヴィジョンが見えた。

そのときに見た映像は、その後実際に実現したりもしたし、きっと自分の守護アニマルなとだろうと思われるものもあった。

スピリチュアルな知識などなかったから、当時はよくわからなかったけれど、自分の魂が悲しんでいることだけはわかった。

随分と長い間寝たきりで、何もできずに過ごしたような気がしているけれど、酷かったのはたったの一週間。

40度くらいの熱が続いた。

ベッドでうつらうつらする合間に本を読んだり、ネットで記事を読んだりしていた。

その中に、ある女性がアメリカから来日するという記事があった。彼女は自分自身の病気をヒーリングの力で治し、その経験をもとに、宇宙から受け取ったメッセージを伝えているのだという。

ああ、この人に会いに行くのだ、と思った。


2016年の春、その女性が教えるヒーリングのセミナーに参加した。

そしてその年の夏にはアメリカに行ってさらに学んだ。

そのアメリカのスクールは、その場にいる人たちのエネルギーが高まっていくのに連れて、磁場が狂ってしまったのではないか?と思うくらい不思議で、そして心地の良い空間だった。

(でも、よっぽど怪しい世界だったらどうしよう?と思ってヒーリングを始めた思いに比べれば、全然普通のところです 笑)

普通の会社員だったのが、いきなりヒーリングだのチャネリングだのの世界に足を踏み入れて、結構なお金と時間のかかることをやったわけだから、まあすごい思い切り。

病気になってなかったら、やってなかったに違いない。

でも、

もう、

そんな風に病気を使うのは、これで最後にしよう。


結局病気については、ヒーリングを学ぶ前、2015年の年末には寝たきりでいることに飽きて、病院に行った。

会社員ならばとっくに定年を迎えているであろうベテランのおじいちゃん先生に、なんでこんなに酷くなるまでほうっておいたのか、と怒られた。

ベテラン医師人生の中で、1人だか2人だかこの症状で亡くなった方がいたらしい。

治るというには程遠い状態だったけど、薬で症状を抑えて、少しずつ日常生活を取り戻していった。


ヒーリングを学ぶ中で、受講生同士でワークをする機会がある。

ヒーリングを始めた、わりと最初の頃から、私の魂が人生でやると決めてきたことの中に、「子どもと過ごしている」映像をリーディングされることが多かった。

リーディングする人によってその子どもの人数は様々。

自分の子どもだろうというものもあれば、たくさんの子どもに囲まれている、というものもあった。

年齢的にも、もう子どものいない人生を考えるときかな、と思い始めた頃だったので、その内容にしがみつくことも、否定することもなく、淡々と聞いていた。

その後、2017年春、お腹に新しい魂が宿った。

出産のため一年半休み、職場に戻った。周りの方のサポートもあり、有難いことに得意なことを少しやっただけで重宝してもらった。

復職の数ヶ月後には大きな契約の場面にも立会った。よっぽど辞めようとしていた仕事だったけど、ここで自分の心に折り合いをつけて、求められることをやっていくのも幸せなのかもしれないな、そう気持ちを切り替えようとした。

そんなとき「あなたの進む道はそっちじゃないでしょ」そう言われた気がした。

次にお腹にやってきた魂は、生まれる場所も生まれる時期も決めてきた感じがしていた。名前もそれを理由に決めた。

フタを開けてみたら、世界中を同じニュースが席巻する厳戒態勢の中、2020年うららかな春の日、とても元気に、とても穏やかに産声を上げた。


ヒーリングを学びはじめたのに並行して、瞑想の世界に足を踏み入れた。

それまでもヨガをやっていて、どちらかというとアクティブに動く方が好きだったけど、何せ体が動かない。

緩やかな動きと呼吸法、瞑想を中心としたヨガの世界を知った。そして同時にそこで得られる心の安定は、動きの多寡に違いはあれど、それまで自分がヨガに求めていたものと同じであることがわかった。

そこの先生がRYT200(ヨガを教える人向けの200時間のトレーニング)のクラスを開講するというので、受講し、集中して瞑想とヨガの哲学を学んだ。

加えてその年は、身体のもつ可能性を知りたくて、整体も習った。民間資格ではあるけれど、いちおう免状をもらっている。


怒涛の如く行動した2016年。

新たな命が誕生する奇跡を体験した2017〜2020年。

この学びを終えてこれから何をするのだろう。

この総括を試みたこの1週間の間だけでも、どんどん自分の意識が変わっていっているように感じられる。

表面的には何も変わらないかもしれないけれど、学んだことを実践するのに、間違えてはいけない、とか、その体制の枠の中で不自由さを感じていたり、だとか、勝手に自分を縛っていたことからは自由になっていけている気がする。

これから何が起こるかなんて、何も分からない。

でも、きっともう、流れに任せるだけで大丈夫だ。


ここまでお読みくださりありがとうございます。

さあ、新しい時代へ出発だ。


with Love,

Aki


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