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ベイビー・ブローカー

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6月24日(金)より公開
是枝裕和監督の最新作で初の韓国映画「ベイビー・ブローカー」です。

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ぶっちゃけて言うと、私は是枝監督の顔が好きなんだけど、それ以上に映画も大好きです。(三度目の殺人だけはなんかダメだったんだけど・・)
ちなみに、好きな作品は「歩いても 歩いても」と「真実」です。

樹木希林とカトリーヌ・ドヌーブ・・・素敵すぎる・・・。描き方がとてもよいんですよ。味があって人間味があって2人の魅力が生かされている映画だと思います。

今回の「ベイビー・ブローカー」は赤ちゃんポストに捨てられた赤ん坊を赤ちゃんが欲しい人達に斡旋するブローカー達が、ひょんなことから赤ちゃんを捨てた若い母親と一緒に里親探しの旅に出る映画です。

赤の他人がひとつの車で旅に出て、同じ時を過ごすうちに家族のようになる・・・。でもいつまでも続く旅ではないとみんなわかっているから、楽しそうでもあり悲しそうでもある疑似家族の話なのかなと思いました。

是枝監督は家族を描くのがうまいというか、優しいんですよね、描き方が。だから大好きです。

昔観た是枝監督とケン・ローチ監督の対談番組があったんだけど、是枝監督が師と仰いでいるケン・ローチ監督の「わたしは、ダニエル・ブレイク」は衝撃だった。フードバンクのシーンはもう涙が止まらなかったです。

ドキュメンタリーディレクターを経て映画監督になった是枝監督が描く作品はどれも社会情勢や社会問題などを扱ったものが多いんですが、描き方がに人柄が現れてるんじゃないかと勝手に思っているので知らないですけど好きなんですよねー。

今回の「ベイビー・ブローカー」も赤ちゃんの斡旋するブローカーの話だけど、全員悪い人じゃないんですよ。追いかける刑事も、ブローカーも赤ちゃんを捨てた若い母親も。だからラストーシーンは静かな気持ちで観れたのかも。

是枝裕和監督の最新作で初の韓国映画、「ベイビー・ブローカー」は6月24日(金)より公開です。ぜひ劇場で!!


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