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そろそろ、そろりと。

最近全くnoteかけていなかったのは、夫の仕事が穏やかな時期で毎日とても平和に一緒に過ごせているからである。夫がいると、話し相手がいるからか、遊びたくなってしまうからか(ひたすらドラマを夜な夜なみる。「被告人」と「ワンダ・ヴィジョン」面白かったですおすすめ)アウトプットが少なくなった。いや、仕事があるからそれである程度「自分の存在」を社会的に外に出せるから書かなくても過ごせていた?のだろうか。

仕事をしているおかげで、育児だけだったころの閉塞感からずいぶん抜け出せた。仕事、楽しい。前のように仕事できないだろうな…なんて思っていたが、リモートワークやオンラインでの商談が可能になったことによって思いの外、全然、働ける。コロナによって大打撃を受けている宿泊業だが、こんなときだからこそ、なにか力になれることはないかな、と駆け回ってしまう。結果自分で自分の仕事を膨らませているのだけれど、でも、できなくはない。(風邪をひくイベントがやってこないかだけはビクビクしながら過ごしている)

保育園に入園させたのは本当によかった。たくさんの人に愛されて、いろんな人と関わり合って、なんとなくお友達もできて。「ほいくえん、いこー!」と毎日元気に靴を履く。最近は「うさぎさん!」といって、ヘアゴムでツインテールにするのがブームで毎朝結んで!と催促される。可愛い。

おしゃべりはみるみる進化して、最近、もはやだいぶ会話になってきている。毎日「え?そんなこと言えるん?!」と驚くようなセリフが飛び出すのでメモが全く追いついていない。帰ってくると「ただいまー!おかえりー!」と両方叫ぶ。「アンパンマンいたよー!」「いたいのいたいの、ぽい!」「びっくりしちゃったよー」「もっとください!」「これはパパの!」いろんな事を話してくれる。
そしてずっと歌っている。本当にずっと歌っている。自転車に乗って「いちにーさん!いちにーさん!いちっに〜さーん!」とサンサン体操を歌っている親子がいたら私たちである。先日は、人生初観覧車(なつかしの横浜)に乗った時、海が見えた瞬間に「う〜み〜は〜ひろい〜な〜」と歌い始めて感動した。すごい。シチュエーションと歌が結びついているようだ。

近頃会議がなければ送り迎えどっちも夫がやってくれているし、ご飯も一緒に食べられるし、お風呂と寝かしつけもお願いできるし、最高である。前のめりに育児に参加してくれる夫に本当に救われている。「このひと家族をつくったら楽しそうだなあ」と思っていた過去の私の目に狂いはなかったようだ。激務モードの時は物理的にしかたないけれど、穏やかな日々はいまのうちなのはわかっているけれど、かけがえのない日々である。

そんなこんなで、ふわりと、ふたりめ、欲しいなあ。なんておもいはじめる夏の終わり。
でも妊娠中のつわり、きつかったなあ。お酒飲めないのか、生ハムもお寿司もローストビーフもお預けかぁ…そもそも夫が激務モードに戻った時、悪阻が酷くなってしまったら、どうやって娘とすごせばいいんだろう?一回通った故の不安が沢山過ぎる。

まあでもなるようにしかならないな。
そもそもできるかどうかもまだわからないし。
「無計画という名の壮大な計画」のもと、おそらく南の島で発生した娘はいまや世界で一番可愛いのだし、何とかなるか、と思ったりもしてくる。計画的に、と、なるとそれもまたなんか複雑でこっぱずかしいし少し神妙になったりもするので勢い大事。なんとなく、そろそろ、なんて思いつつ、いつになるかはわからないので気楽に。


#日記 #育児 #コラム #エッセイ #子育て

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