1206/そのママのあなたで
「ゾクゾクするもの」を読んでしまって眠れない。彼女が何者かになろうとしている時、私は(○○ちゃんのママ)になりつつある。わたしのひとつのアイデンティティとしてならいいいけれど丸ごと飲み込まれてはいけないと思って、いた、のに、ぼんやりしている。いまはそれでいいのか。(なんていうことを久しぶりに考えた、とても久しぶりなことに驚いた)
「きょうも あなたのままで」
私は私のまま、ママになって、私のなにかを減らしてはいけない、むしろ増やしたい。
人生をクレッシェンドにしていきたい。
生きている世界がせまく感じられるとき、その中で私が大きくなってきているわけではないとき、それはきっと退屈の合図。
とはいえ今は「未知との遭遇」の最中であり、その一挙手一投足を見つめていたい。これはこれで面白い、かけがえのない時間だから。母になる自分自身のアレコレだって、何もかもがナンダカはじめましてすぎて戸惑うのだから。全身全霊で向き合うより他ない。(これで良い訳なのに、言い訳に聞こえる)
ただ、私のための【次の一歩】
これは、どこに置くのだろう。
何か一欠片でも、掴めていたらよかった。
かける足場もまだわからないまま新しい山を育てはじめてしまった。でもきっと、この山を眺めることでみえてくることもあるだろう。
あせらず、でもあきらめズ。
「とりあえズ」って名前でバンドやりたいなんて思ったななんてぼんやり頭の中で寄り道。
そんな今宵の、夜間授乳紀行。
2時間後にまたお会いしましょう。
good-by world
(わが町の舞台をまた改めてみたい)
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