akicom

こんにちは。温泉ソムリエで、2児の母。 実のところ、これは長いラブレターです。

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マガジン

  • ちあきろく(育児編)

    2019年10月に誕生したむすめ「ちあき(仮)」の記録なので、ちあきろく。育児編。最低週一更新でゆるく書いていきます。

  • つぶやき

  • 読書感想文2019(かかざるをえない)

    言葉を吐き出さなければままならないような、あわててペンとノートを探したくなるような、そんな読書体験をした後、ここに吐きだめをつくってみようと思いはじめる。

  • ちあきろく(にんぷろく)

    お腹の中に新しい命。(10月上旬出産予定) ぐんぐん変化する不思議な妊娠中のトツキトオカ。 思うことや変化などぽつぽつとできるだけ毎日更新。 「ちあきろく」の由来は、あきとあきがつく我々夫婦が最初に思いついたなまえ(偶然一致)が、ちあきだったから。yellow yellow happy

  • 温泉ソムリエ的なメモ

    職業病パンデミック ※写真は現状マイベスト温泉の 宮城県の鳴子温泉「鳴子ホテル」(毎日湯色が変化)

記事一覧

コンクリートの隙間から咲く、一輪の花の凛とした美しさよ。(春だ)

ばあばはどこにいったの?お空にいっちゃったの?なんで?なんで死んじゃったの?と、娘からふっと質問される。 お寺の娘だけれど、全然答えられなくてうーむ、と悩む。こ…

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2週間前
11

自己紹介って、意外としてこなかったので。

自己紹介。 区切りもいいので、耳(33)にピアスでもあけようかなんて思っている2児の母。秋生まれの4歳の娘と、春生まれの1歳(まもなく2歳)の息子と、繁忙期は本当に…

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1か月前
18

「子どもの宇宙」を読みながら

4歳の娘の瑞々しい感性に驚かされる日々である。まだ4歳、されど4歳。 彼女の宇宙の広さにドキっとさせられることがとても多い。 1歳10ヶ月の息子もなかなかにパワフルでわ…

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1か月前
5

「ママ、じいじばあばにならないで」と4歳娘。

先ほど寝る前に娘がぐすぐすし出して、なんだか怖いこと考えてしまったのかな?と思ったら「ママ、じぃじばあばにならないで…」と言われた。娘は4歳。 昨年末、63歳の若…

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1か月前
8

じぶんのはなしを

おとなになると、じぶんのはなしをするのが難しくなる気がする。いや、自分の話ばかりしてしまうよ…という説もあるけれど。でもわたしの、「わたし」を深く深くほっていく…

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1か月前
5

四十九日が、なんだ。

ふとしたときにながれる涙はまだまだ。 ふわっと、母の、自由を願う時に、ぽろりと。 ぽろっと出てしまったら、そこからどどどっと止まらなくなってしまって困る。ほんと…

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3か月前
5

嗅覚が消えた1月3日〜頭から抱きしめてあげるから落ち着いて2024〜

田中みな実、結婚するとかしないとか・・・と思いながら彼女が愛用してたとかで以前衝動買いしたままなかなか無くならないサミュのphクリームを顔に塗ったら、いつも「香り…

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4か月前
11

発熱年越2023-2024

年末年始のスタートに夫がインフルエンザに感染した。何度も何度も取り直して座席確保した帰省の予定や、温泉の予約もキャンセル。そして感染力がなくなるのは1/2とのこと…

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4か月前
9

アデノウイルスリレーは続く…で、娘が完治した?と思ったら息子発熱で綺麗に2週間看病コース(師走スペシャル)になっております。坐薬と時計とにらめっこ。自分がアンカーにならないことだけを心に誓って…。#ちあきろく(これは私が私を救うためにつくったおでん。手羽元をいれます)#電鍋愛用

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4か月前

忌引き1週間からの娘の高熱1週間(入稿1週間前)

発狂しそうな日々であった。 娘が発熱した。帰省し、母の通夜だ葬儀だで1週間ほど違う環境にいた疲れも出たかな?と思ったが、そこから39度越えの熱が4日間続き、カロナー…

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4か月前
8

母の葬式の後の、メモ(そのまま)

母が死んだ。 お通夜まで駆け抜け、疲れ果てた。 母の死を悼みながら、母のやってきた事の大きさを感じながら、何もわからない自分自身の不甲斐なさと、子供達がいて長女な…

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5か月前
16

「ママなんか大嫌い」って2回言われてしまった日曜日。

心が限界だなぁという日である。 ワンオペ帰省をきめた。3ヶ月ぶりに、倒れてる母に会いに。片道新幹線もつかって4時間近くかかる道中。子供達はすごく酔いやすい体質。今…

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5か月前
16

「ワンオペ育児」という言葉を封印してみたら心が軽くなった(愛し愛され生きるのさ)

ワンオペ、ワンオペ、三連休もワンオペ。そう頭の中でつぶやいていたら心が重くなって、苦しくなって「大変なことをしている」「大変、つらい、と思う自分が嫌だ」になった…

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6か月前
24

ペンとノートを忘れた時ほど何か書き殴りたくなる(長い言い訳)

かくいう今夜はPCが落ちてしまっていて、落ちてしまったら急に、何か書きたいという気持ちが燻るので寝なくてはと思いつつ左手の親指に頼る。(左利き) 9月は、何かを、書…

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7か月前
13

こんな夜更けに、餃子だよ。

自分のためだけに餃子を焼き始めた、のは深夜0:59。 むしゃくしゃしてやった、相手は何でも良かった、シリーズである。23:30くらいに寝落ちの国から帰還してJALセールで航…

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7か月前
15

おかあさん、おしっこなんか我慢すればよかった。

「お母さん、トイレ行きたいの!!!」と、叫んでしまった。反省している。娘がアンパンマンごっこやろうと誘う中、ご飯の準備おわったらね!と言ってたのに、トイレ先行っ…

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8か月前
8

コンクリートの隙間から咲く、一輪の花の凛とした美しさよ。(春だ)

ばあばはどこにいったの?お空にいっちゃったの?なんで?なんで死んじゃったの?と、娘からふっと質問される。 お寺の娘だけれど、全然答えられなくてうーむ、と悩む。こういう死への不安と向き合うために宗教ができたのかなと思うけれども、私自身のなかにはまだまだ馴染みきっていない。(何かが死んでしまった時には、習慣的にお経をあげたりするけれど)どこにいったのか、なくなったのか、まだこのあたりにいるのか。 鯉のぼりは母が意識がなくなるちょっと前に、父に絶対これを息子に買ってくれと伝えてく

自己紹介って、意外としてこなかったので。

自己紹介。 区切りもいいので、耳(33)にピアスでもあけようかなんて思っている2児の母。秋生まれの4歳の娘と、春生まれの1歳(まもなく2歳)の息子と、繁忙期は本当に休みがない夏生まれの同級生の夫と4人で東京で暮らしている。かくいう私は冬生まれ。左利き。 長野の山奥のお寺にて育った。最近、母が亡くなった。 大学時代に演劇にハマり、舞台衣装・メイクや役者をやっていた。本と漫画と映画をこよなく愛している。物語を作る側の人間に憧れるけれど、今はじぶんの人生があまりにも「事実は小説

「子どもの宇宙」を読みながら

4歳の娘の瑞々しい感性に驚かされる日々である。まだ4歳、されど4歳。 彼女の宇宙の広さにドキっとさせられることがとても多い。 1歳10ヶ月の息子もなかなかにパワフルでわんぱくて、目が離せなくて、かわいくて仕方がないけれどすごく手がかかる。 昨晩、すごく珍しく夫が息子のことを強く叱った。「やめなさい、ダメだよ」と言っても、何度も自分の食事が乗ったお皿を床に投げてしまって、だめと言われれば言われるほどニヤニヤとしながらヒートアップしていくので「怒っているのだ」ということを伝えた

「ママ、じいじばあばにならないで」と4歳娘。

先ほど寝る前に娘がぐすぐすし出して、なんだか怖いこと考えてしまったのかな?と思ったら「ママ、じぃじばあばにならないで…」と言われた。娘は4歳。 昨年末、63歳の若さで私の母が死んだ。 最後の1年半は、どんどんと寝たきりになって、意識が遠くなっていく様を娘も一緒にみている。 ほんの2年前までは、息子が切迫流産になりかけて寝たきりの私のために東京に1ヶ月手伝いにきてくれていたくらい元気な母であった。母のLINEアイコンの写真は、最愛の孫である私の娘だ。倒れて入院するまでは、憎ま

じぶんのはなしを

おとなになると、じぶんのはなしをするのが難しくなる気がする。いや、自分の話ばかりしてしまうよ…という説もあるけれど。でもわたしの、「わたし」を深く深くほっていく対話をできる相手っていうのはなかなかにいないわけである。 そこで幼馴染よ。 幼馴染…という言葉の定義がどんどん広がっていくけれど(ちょっと前まで幼馴染とはちがったけれど、30代も半ばに差し掛かってくると小学校を知っている人はもう幼馴染に他ならない)私が、私であるルーツを、原体験を、共有しているような存在。 そんな友

四十九日が、なんだ。

ふとしたときにながれる涙はまだまだ。 ふわっと、母の、自由を願う時に、ぽろりと。 ぽろっと出てしまったら、そこからどどどっと止まらなくなってしまって困る。ほんとうに困る。リモートワーク中に変なスイッチが入ってしまって止まらない涙に動揺している。(休憩) 四十九日が経ったって、四十九日までながいんだが短いんだかわからないし。そもそも二年間ずっと覚悟をして過ごしていたようなものだから「死」に関しては唐突でなくて、今更で。亡くなったって無くなるわけではないけれど、もうあたらしい

嗅覚が消えた1月3日〜頭から抱きしめてあげるから落ち着いて2024〜

田中みな実、結婚するとかしないとか・・・と思いながら彼女が愛用してたとかで以前衝動買いしたままなかなか無くならないサミュのphクリームを顔に塗ったら、いつも「香り強すぎるなあ」と思うのに今朝はまるで無香料であった。鼻に近づけても何も匂いがしない。ゾッとする。 インフルエンザA型で高熱を出しながら年越し、お正月三ヶ日は隔離政策で夫の部屋にて引きこもり生活を送っている。元旦には解熱して元気になってきたけれど、感染力がある(奇跡的に子供達がまだ元気だから守り抜きたい)ので今日まで

発熱年越2023-2024

年末年始のスタートに夫がインフルエンザに感染した。何度も何度も取り直して座席確保した帰省の予定や、温泉の予約もキャンセル。そして感染力がなくなるのは1/2とのことで、夫隔離政策。年末年始ワンオペつらいな・・・いっそ私がインフルかかってしまいたい、などと思っていたら、本当に30日夜中に私が発熱、大晦日高熱で朦朧、年越しの瞬間を意識することもなく、気が付いたら2024年になっていた。今日は(感染力はまだあるのでマスクだが元気になってはいる)夫に全部任せて、夫の部屋(隔離部屋となっ

アデノウイルスリレーは続く…で、娘が完治した?と思ったら息子発熱で綺麗に2週間看病コース(師走スペシャル)になっております。坐薬と時計とにらめっこ。自分がアンカーにならないことだけを心に誓って…。#ちあきろく(これは私が私を救うためにつくったおでん。手羽元をいれます)#電鍋愛用

忌引き1週間からの娘の高熱1週間(入稿1週間前)

発狂しそうな日々であった。 娘が発熱した。帰省し、母の通夜だ葬儀だで1週間ほど違う環境にいた疲れも出たかな?と思ったが、そこから39度越えの熱が4日間続き、カロナールが切れてくるとまた高熱で朦朧としてくる娘が可哀想でならず、あと数時間で飲ませても良い…という時間をものすごく見計らいつつ、咳も酷く夜間は15分ごとに咳からの泣き叫んで起きては水と叫び、オムツ外れからはほとんどなかったお漏らしを繰り返してしまうほどに身体がボロボロの娘。と、その看病に専念したいがおのれの仕事の入稿日

母の葬式の後の、メモ(そのまま)

母が死んだ。 お通夜まで駆け抜け、疲れ果てた。 母の死を悼みながら、母のやってきた事の大きさを感じながら、何もわからない自分自身の不甲斐なさと、子供達がいて長女なのに動ききれない自分自身と。本当にひっきりなしにくるたくさんのひとたちの悲しみと、それを受け止めるほどのキャパはない自分自身の大きな悲しみと。(実家は寺だから余計) 夜、妹に負担がかかってて申し訳ない、と思いながら話していると「私は、私のエゴで、末娘頑張ってるなと思われたい。母の葬儀の時、私は頑張ったと思いたい、だ

「ママなんか大嫌い」って2回言われてしまった日曜日。

心が限界だなぁという日である。 ワンオペ帰省をきめた。3ヶ月ぶりに、倒れてる母に会いに。片道新幹線もつかって4時間近くかかる道中。子供達はすごく酔いやすい体質。今回は行きで息子の方が新幹線で3回吐き、ワンセットずつ持ってきていた着替えは使い果たしセルフ野球拳状態。抱っこ紐もゲロまみれで封印。自分自身はペラペラヒートテックにダウンを着て誤魔化す。あまりの惨状に乗務員の方が多目的室をあけてくれて、そこでなんとかやり過ごす。そのあと特急NGの娘のため、妹と合流して(Tシャツもってき

「ワンオペ育児」という言葉を封印してみたら心が軽くなった(愛し愛され生きるのさ)

ワンオペ、ワンオペ、三連休もワンオペ。そう頭の中でつぶやいていたら心が重くなって、苦しくなって「大変なことをしている」「大変、つらい、と思う自分が嫌だ」になった土曜日昼下がり。 午前中の運動会の時だけ夫が無理矢理に参加できた。そのあとすぐ仕事、夜中まで仕事、早朝に家を出る、を繰り返して子供達に会えすらしないという日々が続いていく。 娘のはじめての運動会、すごく楽しみにしていて、ワクワクしていて、ひさしぶりのパパもいるし、娘もすごく楽しみにしてて早朝に起き出してしまうほどで(娘

ペンとノートを忘れた時ほど何か書き殴りたくなる(長い言い訳)

かくいう今夜はPCが落ちてしまっていて、落ちてしまったら急に、何か書きたいという気持ちが燻るので寝なくてはと思いつつ左手の親指に頼る。(左利き) 9月は、何かを、書き上げたいと思っていた。 でももういまは終盤で、それぞれが、からっぽのまま、誤魔化し誤魔化し、仕事を言い訳にしながら、子育てを言い訳にしながら、逃げようとしている。 自分に対しての「言い訳」にもずいぶんバリエーションがでて、できないことを正当化することばかりが上手くなる。 あれ、でも、新しい仕事をしない言い訳

こんな夜更けに、餃子だよ。

自分のためだけに餃子を焼き始めた、のは深夜0:59。 むしゃくしゃしてやった、相手は何でも良かった、シリーズである。23:30くらいに寝落ちの国から帰還してJALセールで航空券を取ろうとしてもがいてあきらめたのちの、帰ってくる予定だった夫は「ごめん飲みに行くことなった」で飲みに行けるんだなあ、からの、もう何か、むしゃくしゃしてしまって、これは夫のせいではなくってきっとホルモンのせい(そろそろやってくるんだ、あの血が出るあれが、と思いながら数日経った)でありそれを飲み下すための

おかあさん、おしっこなんか我慢すればよかった。

「お母さん、トイレ行きたいの!!!」と、叫んでしまった。反省している。娘がアンパンマンごっこやろうと誘う中、ご飯の準備おわったらね!と言ってたのに、トイレ先行って来ていい?と言ったら娘がキレ散らかして泣き喚いていて、なんか絶望してしまった。けど、むすめからしたら待ってたんだと後で気がついてすごく落ち込んだ。 保育園が今日から急遽、1週間休園になってしまった。先生達の間でコロナが流行ってしまって(先生方の6〜7割感染)保育できない、ということになってしまった。 今週は、2ヶ