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タスマニアで快適に過ごすための3つのこと〜③車編〜

 こんにちは!前回に引き続き、タスマニアの投稿、最終回です。
 今回はタスマニア中期滞在での車について経験と体験をもとに書いていきます。

 前提として、私はワーキングホリデーメーカーで、タスマニアには3ヶ月滞在しました。タスマニアにきた目的等は前回、前々回の投稿を参考にしてください。


前回、前々回の投稿はこちら


タスマニアの交通事情

 タスマニアでの車購入や車移動について述べる前にタスマニアの交通事情についてざっくりと確認していきたいと思います。

 飛行機でタスマニアに行く場合は州都のHobartか第2の都市Lonsestonに着くのがほとんどかと思います。私の場合は行きはHobart着、帰りはLonsestonから出発する便でした。Hobartは空港から市内に行くバスが15分置きくらいにあるのでそこまで不便を感じることはありませんでした。これはタスマニアに渡航する前に確認しておくべきことかと思いますが私の場合、そこまで調べずに現地に行ってしまいました。とはいえ、多くの方のタスマニアに行く目的は、観光なのではないかと思います。実際に私も観光もしながら働くといった感じでした。

メルボルンからSpirit of Tasmaniaというフェリーも出ていて、Devonport という北部の第3の都市に行くこともできます。私は利用しませんでしたが、車を持ち込むならこの方法になるかと思います。

車購入に至る経緯

 さて、私の場合ですが、タスマニアに行くことと仕事を決めただけで他のことはあまり考えていませんでした。仕事も送迎バス(コロナの影響で人員を確保臨時運行)がある大手ファームのコスタに事前にアプライしていたので何とかなるだろうと考えていたからです。また売買の手続きの煩雑さやコストなどを考えて車の購入から逃げていました。

 しかし実際に現地に行ってみると現実はかなり厳しいものでした。送迎のバスの朝の時間はかなり早く、朝4時に起きなければならず、バス停まで30分近く歩き、帰りのバスも時間が決まっていて、他のクルーはまだ働いているのに早めに帰らなければいけなかったり、スーパーに行くのも一苦労だし、日に日に身体と精神が追い込まれていきました。途中から同僚に乗せてもらえるようになり、少し楽になりましたが、これは仕事のためには車が必要だろうということで購入を決断しました。後からわかるのですがレジャーのためにも車は必須だと思って良いと思います。

車購入のためにしたこと

購入を決めたら行動あるのみです。私が実際に起こした行動を挙げて説明したいと思います。まず予算や条件を決める。その後
①友人に車を売りたい人がいないか聞く
②Facebookのタスマニアコミュニティで車の購入を考えていて、探している旨の投稿をポストする
③Gumtreeで車を探す
④FacebookのMarket Placeで探す
⑤中古車販売のWEBサイトで探す

だったと思います。後にVictoriaでも車を購入しましたがほとんど同じかと思います。お金に余裕がある人はディーラーから直接買うこともできるかと思いますが、オーストラリアでは個人間売買も盛んです。
またワーホリメーカーの場合、クレジットが十分になくローンなども組めない場合がほとんどなので個人から買うのが一般的かと思います。
 結局③、④中心になり、④でローカルのオージーから20年以上乗ったTOYOTA  Camryを買うことができました。

いざ車を買う

 上記でサラッと車を買うことができたと言ってしまいましたが、買うまでにもいくつかプロセスがあります。まずは①出品車に連絡をとる、②下見や試乗ができる日を調整③試乗・車体チェック④値段交渉⑤合意⑥書類提出が大まかな流れです。

 稀に試乗しない人がいますが必ず試乗はした方がいいと思います。
中には悪い人もいて、問題がある車を高値で売ろうとしてくる人もいます。車に詳しくないという方でも必ず乗ってみて、質問をいくつかすることです。
他のネットのサイトにわかりやすくまとめてくれている方がいるので、そういうものを参考にしながら値下げ交渉をするのがいいと思います。粗探しのようで気が引けるかもしれませんが、事前に申告してない傷や問題が発覚すれば値下げ交渉の材料になるし、何より今後修理が必要になったりすると面倒なので確認しましょう。1人で不安な方はできれば友人や詳しい方と下見するのが無難だと思います。
個人的には家族がいる人は安心感がグッと上がる気がします。もちろん人によりますが…。
そういうことも含めて知り合いから購入できるに越したことはないと思います。


実際に購入した車

1995 TOYOTA Camry

 購入が決まったら、支払いを済まして、所有者の変更の書類を記入して役所に持って行ったら完了です。州によってはRWCが必要だったりするので事前に確認するのが良いかと思います。登録料や税金もかかりますが、交渉次第では売主負担になったりもします。通常は買主が負担するのが一般的です。

車を手に入れた後の変化

 車を手に入れたことで生活の質が爆上がりしました。スーパーにストレスなく行くことができるようになったし、住まい探しのエリアも格段に広くなりました。また仕事探しの幅も一気に広がりました。休日も遠くまで自由に行けるようになりました。タスマニアの観光地はツアーが組まれていてバスなどでも行けるようになってはいますが、ほとんどはホバート周辺で限定的です。タスマニアらしい生活やロードトリップなどを楽しむためには車は必須です。


車の売却

 時は流れ、メルボルンに帰ることにしました。売却は購入の時に自分がやったことを参考に、複数のサイトに投稿を作りました。時間がなかったこともあり、想定よりも安く売ってしまいましたが一連の流れでとても勉強になりました。
タスマニア一般的に夏に季節労働者や観光客が一気に増え、夏が去るとみんな一斉にいなくなっていきます。車の価格も夏は高騰し、夏が終わると価格は下落します。私の場合は1番高い時期に買い、安くなるタイミングで売ってしまいました。これも勉強ですね。
 また購入時に売却のことまで考えていた方が楽かもしれません。下手に安い車に手を出すと修理代が高くつき、結局いい車が買えたという話も聞きます。
多少高い車を買っても、しっかりとメンテナンスしていれば、売却時にいい値段で売ることができます。ですから買う時に売るイメージをしておくのも大切な要素かと思います。


まとめ

今回はタスマニアで快適に過ごすために③車
というテーマで書いてきましたが、今回の内容をざっくりとまとめていきたいと思います。
 大事なことは自分の中で条件を決めたら、情報収集することです。運とタイミングも大事ですが、とにかく行動することが大事です。結果的に車が見つかり大変よかったです。
 この情報が皆さんの少しでも役に立ったら嬉しいです。

第3回にわたったこの投稿もおしまいです。記憶が曖昧な部分もあったり、状況が変わったりしているので、この通りでないこともあると思います。自分自身文章で伝えきれない部分も多々あると思っています。
YouTube やTwitterでも色んな情報を発信できたら良いなと思っているのでそちらの方もよろしくお願いします。
質問等も受け付けておりますのでどうぞ!

それではまた!



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