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タスマニアで快適に過ごすための3つのこと〜②仕事編〜

 こんにちは!だいぶ時間があいてしまいましたが、前回に引き続き、タスマニアの投稿です。
 今回はタスマニア中期滞在での仕事探しについて経験と体験をもとに書いていきます。

 前提として、私はワーキングホリデーメーカーで、タスマニアには3ヶ月滞在しました。タスマニアにきた目的等は前回の投稿を参考にしてください。

前回の投稿はこちら

タスマニアでの仕事

 タスマニアといえば自然が豊かで農作物もたくさんあります。チェリーやブルーベリー、ラズベリーはもちろんリンゴやオニオン、ブロッコリーなどの野菜類も豊富です。ファームジョブで有名なものといえば、そう、チェリーですね!「タスマニアンドリーム」と呼ばれるほど稼げるといわれています。実際はシーズンによってWaiting期間が長かったり、収穫のピーク事態が短いという特性もあり、ドリームジョブかどうかは人それぞれだと思います。実際にタスマニアに行く直前まで私もヴィクトリアのチェリーファームで働いていました。体への負担も少なく、ほどほどに稼げる仕事でした。
 また、サーモンファクトリーやホップファームなどもあるとのことなので、調べてアプライするのもいいかもしれません。後述しますがエージェントを使うか、実際に働いている友人に紹介してもらうのがおすすめです。

とはいえ、多くの方のタスマニアに行く目的は、観光なのではないかと思います。実際に私も観光もしながら働くといった感じでした。

タスマニアでの仕事探し〜①ラズベリーファーム編〜

 さて、私の場合ですが、いきなりタスマニアに行って、何も決まってないのは不安だったので、来る前に働く場所を決めていました。車も持っていなかったので、送迎バス(コロナの影響で人員を確保するための臨時運行)がある大手ファームのコスタに事前にアプライしていました。コスタはオーストラリアの中ではとても有名で、コスタといえばすぐわかるといった感じです。口コミ等でタスマニアにもファームがあるときいていたので、会社のホームページから直接応募しました。

 大手ということもあり、しっかりとした環境が整っていて、安心感がある一方で応募の際に、これまでの経験や自分自身のスキルなどを入力しなければならなかったり少し手間だなといった感じもしました。事前の説明会の日程を予約した上でタスマニアに来ました。
 いざ到着して説明会に行くと、個人情報や簡単な質問と仕事の説明を受けてどのベリーがいいか(ストロベリー、ラズベリー、ブルーベリー、ブラックベリーの中から一つ)選ぶといった形でした。車もなく友人もいないのでバスが運行しているラズベリーファームに必然的に決まりました。笑

 実際に働いてみると、最寄りのバス停に早朝4時50分に行かなければならず、帰りもバスの時間があるため仕事を途中で抜けださなければならないといった感じでした。

 肝心のラズベリーのピッキングとパッキングですが、初心者ということもあり、全く稼げませんでした。ちなみに大抵のフルーツはそうだと思いますが、獲った量に応じて給料が支払われる歩合制でした。後から知ったのですが、1月はシーズンのピークを既に過ぎていて、一箱あたりのラズベリーの価格もよくなかったみたいです。

チームの雰囲気も、「いかにずる賢く早く箱を作るか」といった感じで、正直自分の性格には適しませんでした。

朝早く起きて、体力仕事をして、帰ってきてからもスーパーに徒歩でいったり、食事を用意したりとクタクタでした。

 数日後には同じチームの台湾人にお願いして、車でピックアップしてもらえるようになりましたが、それでも金銭的に稼げないことや仕事に馴染めない精神的な辛さもあり、1週間程度でやめてしまいました。



タスマニアでの仕事探し〜②ポピー編〜 

 さて、ベリーの仕事を通じて仕事を得るために車は必須だと考えたので車を購入しました。車に関しては次回の記事で詳しく書いていきます。車をゲットしたことで選択肢が一気に広がりました。なぜいち早く買わなかったんだろかという後悔もありました。

求人はヴィクトリアで一緒に働いたことのある友人の口コミやFacebookなどを頼りにしながら探しました。フラワーファームにレジュメを持って行ったりしましたが連絡は来ませんでした。

行き詰まり感がでできた中で、コスタで一緒に働いていた台湾人のカップルが他に仕事探すならと様々なことを教えてくれました。その中にあったのが現地の農業エージェントでした。

https://www.agrilabour.com.au

 このエージェントは現地の農業系の仕事を紹介してくれるサイトでとても便利です。タスマニアだけでなくオーストラリア全土に展開していて、WEBから応募できます。日本語を話せるチューターの方もいるので頼ってみても良いかもしれません。求人の中からタスマニアの求人を選んでアプライしました。

 きちんとしたエージェントなので書類等の準備や薬物検査等受けなければなりませんでしたが、無事に時給制の仕事を見つけることができました。


 働き始めるまでどういう仕事をするのか書面でもわかりませんでしたが、いざ職場に行ってみるとポピーの種をサンプリングのために採るという仕事でした。

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 全体の仕事としては楽でした。というのもポピー畑はタスマニア各地に点在していて、朝集合してから現地に行くまでのドライブの時間も時給が発生するというものでした。最長で片道2時間くらいかかったこともありました。車内はオージーだけなので良いリスニングの練習にもなります。実際の作業は意外と体力仕事ですが、オージーのおばさま方もいるくらい女性にもできる仕事だったと思います。写真にあるようなポピーの種を手でひたすらとるというものでした。実働は一日3時間くらいでした。


 ただこの仕事は平日だけだったので、ガッツリ稼ぎたい人にはあまり向かいないかもしれません。また少人数制の仕事なので友達を作りたい方にもあまり向かないかもしれませんね。私の目的は観光しながら稼ぐといった形だったので、休日に時間があることは有り難いことでした。


まとめ

今回はタスマニアで快適に過ごすために②仕事
というテーマで書いてきましたが、今回の内容をざっくりとまとめていきたいと思います。
 大事なことは自分の中で条件(時給か歩合、場所、労働時間等)を決めたら、上述したエージェントなど様々なツールを使って情報収集することです。運とタイミングも大事ですが、情報をしっかりと集めて、とにかく行動することが大事です。最初はコミュニティに投稿することすら恥ずかしいと思っていましたが、失うものはないとさまざまなグループに投稿もしました。結果的にいい仕事が見つかり大変よかったです。
 この情報が皆さんの少しでも役に立ったら嬉しいです。

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