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タスマニアで快適に過ごすための3つのこと〜①家探し編〜

こんにちは!久しぶりの投稿です。

 私は2021年の1月から同年の3月までオーストラリア、タスマニア州に滞在したワーキングホリデーメーカーです。ワクワク楽しい体験ばかりでした!といいたいのですが、それなりに大変な思いもしたのでシェアしたいと思います。
 2021年8月現在、国境は閉じたままですが、これからワーキングホリデーに行く予定の方、今後行ってみたい方、タスマニアのことを知りたい方々のために少しでも参考になれば良いと思い、また自身の備忘録として書き残しておきます。
 私自身タスマニアの情報をWeb上で調べたりしましたが、他のオーストラリアの都市に比べて日本語のタスマニア情報は圧倒的に少ないと感じたのもこの投稿に至ったきっかけの一つです。 自身がタスマニアで過ごした経験を元に、主観的な意見で書いておりますので悪しからず。

今回の滞在目的とタスマニアについて


 今回の滞在は仕事(ファームジョブ)をしながら観光もするという仕事半分、遊ぶ半分といったところでしょうか。

そもそもタスマニアってどこ?とかどんな感じなの?っていう方はWebで少し調べてみるといいかも知れませんね。ざっくりいうと日本でいう北海道や沖縄のような感じでしょうか。少し違うかも知れませんがオーストラリア屈指の観光地であり、自然が豊かで食べ物が美味しいといったところです。

タスマニア州について説明すると長くなるので、概要等は他のサイトをチェックしてみてください。

タスマニア州についてはこちらのページを参照
https://au-ryugaku.com/tasmania/

さて、今回『タスマニアで快適に過ごすために』ということで、私の経験からタスマニア中長期滞在を楽しむために重要なこと3つのテーマに絞って記述したいと思います。

①家
②仕事
③車

の3つです。今回は①家について書いていこうと思います。

タスマニアで快適に過ごすために〜家(Hobert編)〜

 タスマニアといってもさまざまな街があります。今回自分が主に滞在したのはタスマニア第3の都市、北部のDevonport と州都のHobartになります。
Hobartはタスマニアに着いてから最初の3日間と最後に日帰りで行きました。
街は海に面していて、街並みは綺麗です。Breweryや市場、カフェ、美術館などをまわりました。

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 本題の家ですがHobartには3日間しかいなかったのでBooking.comを利用して安いバックパッカーに泊まりました。


泊まったのはこちら
Narrara Backpackers Hobart
https://www.booking.com/hotel/au/narrara-backpackers-hobart.ja.html

 そこまで高くはないのでそこまで期待はしていなかったですが、オーナーさんが気さくでいい方でした。ファームワーカーやコンストラクションワーカー、オージーの学生などコロナ禍でしたが色んな方がいました。金曜の夜はみんなで映画を観たりパーティーをすることもあるみたいです。
 宿の近くは坂が多く辿り着くのが少々大変ですが、ジブリの世界に出てきそうなかわいいお家や景色が楽しめます。少し歩けば街の中心地まで十分行ける距離でした。おすすめです!

Devonport 、backpacks 編

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 ここからが本編です!笑
 さて、3ヶ月間Devonportに滞在したわけですが、正直にいうと苦労しました。
前述したHobertとは少し様子が違い、the観光地という感じではありませんでした。それでもメルボルンとの連絡船が走っていることもあり、ホテルやキャンプ場はいくつかありました。肝心の滞在場所ですが、最初は安いホテルに泊まりました。というのも後から仕事編で書こうと思いますが、タスマニアに来る前にファームの仕事に応募していたので、そこの同僚に色々聞いて情報を集めてから動こうと思っていました。
 ワーキングホリデーメーカーあるあるだと思いますが、勢いに任せて「とりあえず行く!」という感じできてしまったのです。これが間違いの一つでした。
後からわかったことですが、多くの人が車を持っているか友達が車を持っていて通勤には困らない環境に身を置いていました。当然ですよね。。。泣
 自分の場合は、車を持っていませんでしたし、友達も多い方ではなかったので苦労しました。職場のバスが街から農場まで送迎してくれるという情報に安心しきっていました。
 そんな中、仕方なくネットの情報を頼りに、なんとかたどり着いたのが、Devonport 唯一のbackpacker、Tasman  Backpacksです。

Tasman Backpackers


 正直にいうと、ここは「住む」という観点でいうとあまり快適ではありませんでした。宿泊料金も高く、施設も古い上、立地もそこまで便利なところにあるわけではありませんでした。シャワーにも時間制限があったり、キッチンが狭かったりetc…
 ただ、ホステルやBackpackersの特徴だと思いますが、さまざまな国の人がいて、情報を交換したりコミュニケーションを取ったりできるというのはメリットだと思います。毎週金曜になるとビリヤードのコンペティションやパーティーが開催されていて賑やかでした。
 またワーキングホステルなので仕事の紹介もしてくれます。他の記事で知ったのですが、このBackpackersはコスタが所有しているホステルらしく、紹介される仕事も大半はコスタだったりするとかしないとか、。自分はコスタで働くことが事前に決まっていたのと勧められたのがブロッコリーのピッキングだったのでお断りしました。
 1週間単位の滞在しかできなかったので短期滞在したい方は要注意かもしれませんね。また仕事がない冬は、一時的に閉まるという情報も目にしたので事前に確認した方がいいかもしれませんね。

Devonport、ホームステイ編

 さて、そんな快適ではない生活を送りながらも新しい家を探しました。オーストラリア全域に共通すると思うのですが、家探しの方法をざっくり分類すると
1.Gumtree
2.Flatmate
3.Facebook 
4.他のWebサイト
5.友人からの紹介
などがあるかと思います。

 まずは、3のFacebookから試しました。Facebookページのタスマニア滞在者のコミュニティに参加し、そこで部屋を探してる旨の投稿をしました。これに関してはあまり手応えはありませんでした。というのも私が滞在したのは、一年で最も季節労働者と観光客が訪れる繁忙期であり、いい部屋はすでに埋まっているといった状況でした。また、Marketplace の機能で部屋を探していくつかメッセージをやりとりしましたが、場所や値段等自分の条件に合う物件を探すのは難しいといったところでした。


 次に試したのが1と2です。両者とも似たような形かもしれませんが、1は物品等の販売や仕事の求人などもある総合的なサイトで2は家に特化しているといったところでしょうか。地域や値段などの条件で絞ってみていきましたが、長期の滞在(半年以上)を想定しているものが多く、値段や立地を考慮するとこれまた困難でした。ダメもとで自分自身が部屋を探している旨の投稿をGumtreeに投下するくらいしかできませんでした。



 そこで次の手段は、友人に頼るといったものでした。幸いなことに自分よりも1ヶ月前にタスマニアに滞在していた日本人の友人がいたので、シェアハウス等々の情報を頂き、LINEの台湾人コミュニティなども紹介してもらいました。ちなみにその方は比較的安価で快適なシェアハウスに住んでいました。そこはすでにいっぱいとのこと。あまり人の力を借りたくありませんでしたし、図々しいので正直やりたくない手段でもありましたね。(笑)


 紹介していただいた台湾人コミュニティも時期が悪く、いい物件はありませんでした。一件、声をかけてくれたオーナーがいて、実際に見にいきましたが、劣悪な環境でした。ただ、台湾人は結束力が強いので家や仕事等の情報網はすごいものがあります。仕事の情報等も定期的にポストされたりといった感じでした。



半ばあきらめていて、このままずっとBackpaker暮らしかと思っていた矢先、ダメもとで投稿していたGumtreeに返信が来ました。
「使ってない部屋があるから短期でもいいので住まないか?」と。
とりあえず写真を何枚か送ってもらい、次の日に見に行きました。

 家賃など条件面も交渉し、安くなったので即決しました。家の離れに客人を招くためのマスタールームというか、キッチンもぜーんぶついてる家です。基本的に全てがプライベート空間だし、綺麗だし、オージーのお母さんが家主で人柄も良さそうだったのと今までの家賃よりも週あたり$45も安かったのが大きな要因です。両親が来たときに泊めるともいっていました。

長くなりましたが、これでなんとか念願の快適で優雅な暮らしができるようになりました。

まとめ

今回はタスマニアで快適に過ごすために①家
というテーマで書いてきましたが、今回の内容をざっくりとまとめていきたいと思います。
 大事なことは自分の中で条件(値段、部屋のタイプ、滞在期間等々)を決めたら、後悔しないように妥協せず、粘り強く探すことです。運とタイミングも大事ですが、情報をしっかりと集めて、とにかく行動することが大事です。最初はコミュニティに投稿することすら恥ずかしいと思っていましたが、失うものはないとさまざまなグループに投稿しました。結果的にいい部屋が見つかり大変よかったです。
 この情報が皆さんの少しでも役に立ったら嬉しいです。




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