オーストラリアのファーム選びで失敗しないためのポイント3つ
こんにちは！Akiです。
今回は私の経験をもとにオーストラリアのファームジョブで失敗しないためのポイント3つを共有したいと思います。
はじめに
まず初めに、私は約1年半、計6ヶ所のオーストラリアのファームで働いた経験があります。時給制の仕事や歩合制の仕事、中仕事、外仕事、ファーム直接雇用、コントラクター経由など一通り経験してきました。セカンドビザ、サードビザの要件もファームジョブで満たし、無事Granted になっています。その中で得た経験をもとにこの投稿をつくっているので、自分でいうのもおかしな話ですがある程度信憑性があると思ってくれていいと思います。
この投稿は今後オーストラリアに行こうとしている方やファームジョブを考えている方のお役に立てればと思って書いています。
ポイント1.ファームに行く目的をはっきりさせる
1つ目のポイントは、ファームに行く目的をはっきりさせることです。例えば、お金を稼ぎたい、オーストラリアの田舎で暮らしたい、農業を体験したい、友達がほしい、シティに疲れた、英語を伸ばしたいetc…人それぞれです。多くのワーキングホリデーメーカーはセカンドビザやサードビザを獲得するためのSpecified workの一環として働くと思います。
目的がはっきりしないことには働く場所も決まりません。単にお金を稼ぎたいのであればSpecified workの基準を満たす必要はありませんし、友達が欲しいのに少人数精鋭のファームに行ったら目的は達成できません。もちろん欲張ってお金も友達もVISAも欲しいという人もいるでしょう。いいことです。
また体力的にきついことをやっても平気なのか外仕事がいいのか比較的安定した時給制がいいのか不安定だけど頑張り次第で稼げる歩合制がいいのかなど、〇〇なファーム生活がしたいというような青写真を描くのも重要です。
ぜひ皆さんも考えてみてください。もちろんなんとなくいってみるみたいなのでもいいと思います。その中でも譲れない条件やこうしたいというのは必ずあると思うので考えてみてください。
ポイント2.情報収集する
このポイント2つ目が1番重要です。目的が決まったら自分の条件に合うファームを探します。当然ですが野菜や果物の仕事が多いので時期や天候に左右されることもあります。収穫が終わってしまえばワーカーはいらなくなりますし、繁忙期になればワーカーが必要です。フルーツや野菜のざっくりとした収穫期や繁忙期を調べておくのが良いでしょう。
中には部屋を貸すビジネスを一緒にやっているコントラクターがあり、時期的に仕事はあまりないのに、所有している家に住んで欲しいがためにワーカーを募集するなんてこともあります。
というわけで、いつくらいがハイシーズンでどのくらい働けるのかはざっくり把握しておく必要があります。さもないと、セカンドを取る時間はカツカツなのに今働いているファームの仕事がなくなってしまい、次が見つからず泣く泣くVISA取得を諦めるみたいなことにもなりかねません。
さて、実際に情報を集めていくわけですが、少し上述したように流れてくる情報の中には悪徳ファームと呼ばれるものや悪徳とまではいかなくともあまり良くないファームもあります。
そんな悪徳ファームに騙されないためにもまず
最初に当たるべきは「以前働いていた友人や知人を頼る」です。
ファームの情報を1番持っているのはそこで実際に働いていたワーカーです。給料や待遇はどうなのか、ボスは優しいのかなど経験者しか分かり得ない情報を持っています。手当たり次第探しましょう。
自分も1番稼げたファームは友人からの紹介でしたし、友人からの紹介じゃないと働けないファームなどもありました。
そうはいっても初めてきたばかりで右も左もわからないという方もいると思います。友達も知人もいねぇよと。
そんな方でも安心！
次に頼るべきは現地の農業系エージェントです。MadecやAgri Labourといった現地のエージェントを利用しましょう。求人が出てたりするし、条件等を伝えれば自分に合いそうなものを選んでくれたりもします。しっかりとした現地の会社なので違法な労働をさせられる可能性はグッと低くなると思います。
ネックは多少の英語力が必要な点と後ほど触れますが車が必要なケースが多いです。働くための書類も多少面倒だったりするのもネックかな。英語で果敢に挑戦するのもいいと思います。というのもやはり他の外国から来た人たちも利用していたりするので対応してくれる方が優しかったり外国人に慣れていることが多い印象があります。
それでも見つからないというあなた。Facebook や日豪プレスを使いましょう。複数のファームコミュニティがあり不定期でワーカーを募集する投稿をしています。滞在先の家の確保をしてくれたり、仕事への送迎などもあったり至れり尽くせりのファームもあるでしょう。一見良さそうに見えますが…。
冷静に考えてみましょう。家も用意して送迎もしないと人が集まらないくらい人気がない、人気がない＝なんらかの問題がある
だと思っていいと思います。給与面なのか体力面なのか人間関係なのか、何かしらに問題がありそうです。
もちろん中にはかなり優良なファームもあります。実際に自分も使って仕事をゲットしました。
ただ中には悪徳なものも紛れ込んでいます。これは誰でも無料で投稿できてしまうFacebook の特性だとも思います。特に日本人が投稿しているものはコントラクターやファームから紹介料をもらうために投稿していることが多く、実態と投稿がかけ離れている場合もあるので注意が必要です。
繰り返しにはなりますがいい情報と悪い情報が混在しています。見分けるのは極めて難しいです。ですからもしFacebookや日豪プレスで仕事をゲットしても半信半疑くらいでいってみるのがいいかもしれません。そこで新しい情報や友達に会える可能性も十分あります。もし良くないなと思ったら早めに見切りをつけることです。
ポイント3.車をゲットする
最後のポイントは車をゲットするです。いやいや無理無理と思うかもしれません。もちろん越えなければならないハードルはいっぱいあります。免許もそうだしお金だって手続きだって。ただ上述したように人気のあるファームは自分たちであまり求人しなくても自然と集まります。つまり車がないと働けない、車がないと好条件のファームでは働けないということになります。いい条件で働く、失敗しないためには車は必須です。
もし仮に悪徳ファームに引っかかってしまっても車があれば、次の場所にスムーズに移動できます。
また車を持っていない人を乗せてピックアップ代を貰えれば維持費を安く抑えることができます。
またきちんとメンテナンスすれば買値と同様うまくいけば高く売れる可能性さえあります。仕事をする期間や場所にもよりますが車をゲットすることがいい仕事を得る近道です。
お金の心配をする方もいると思います。私は友人とシェアして購入し、お金も折半していました。そういうのも一つの方法です。
まとめ
ここまでファーム選びで失敗しないための3つのポイントについて偉そうに書いてきました。いいファームは人によってそれぞれですが、折角の海外での時間を辛いことにいっぱい費やすのはもったいないと思います。もちろん努力はするべきですが、努力ではどうにもならないこともあります。当たり前ですが探せばいい条件はあるし探さないと誰も助けてはくれません。今少しでも探そうと思った貴方のお役にちょっとでも立てたら私は嬉しいです。
私自身シティでの生活もファームでの生活も両方経験しましたが、ファームでの生活は友だちもできたし、仲間意識もあり、勢いもあってとても楽しい充実した時間を過ごしました。だからこそ皆さんにも楽しい時間を過ごして欲しい。ただそれだけです。ここまで読んでくださりありがとうございました。
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