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SNSに疲れたから、いいねを1本の電話・メールに変えてみた

【※この記事は、Voicyでの音声配信をまとめたものです。】

こんばんはviviです。
今回で5回目の配信となります。

今日はSNSとの距離について、ちょっと見直してみようという話。

「1つの『いいね』」「1つのメール」に変えてみたらどうなるんだろう?
もっと素敵なことが起こるんじゃない?

と、いうようなことについて考えたいなと思ってます。

現代では実感しにくい嬉しいこと

Voicy始めて1週間で、14人の方がフォローしてくださったんですよね!
その14人っていうのがすごく嬉しくて。

今の世の中、みんなSNSに慣れてて、フォロワーが10万人とかいる人が山ほどいるから1人誰かと繋がれるっていうことに対する価値が、なんかみんなわからなくなってきてると思うんですよね。
でも、実生活で友達が急に14人増えたら、もうすごいことじゃないですか!

まあ、フォローしてくださった方が友達って思ってるかどうか知りませんが(笑)

Voicyの通知で「今日は6人の方、計1時間再生されました。」みたいのが来たんですよ。
6人の方で計1時間ってことは、6人全員が10分間聴いてくれてる。
これってすごいことだと思いません?
10分もこんなよく分からない人のために、時間を使ってくれて、付き合ってくれたわけです!

Voicyは他のSNSと違って、加工してかっこいい部分だけ切り取って見せることがなかなかできない。
私も言いよどんだりとか、もごもごしてる。
その人間性みたいな部分やダメな部分もたくさん出てると思うけど、それでも「次また聴いてやろう」って思ってくれた方が14人もいる。

これって本当に、現代ではちょっと実感しにくいけど、すごい嬉しいことだなって思ったんですよね。

SNSに動かされる感覚

SNSとの付き合い方をちょっと見直してみるっていうことについてなんですけど。

私、SNSによって「もたらされるもの」よりも、SNSに接することによる「自分に対してのストレス」の方が多い、と結構ずっと思ってるの。
人間として身近な幸せを感じる能力の低下に繋がってるような気もしてる。

私は基本的に人の投稿とかは全然見ないんですけど、開いた時に1番に飛び込んでくるようなものは、どうしても見えてしまう。
そういうときって「別に見たくなかったな」、「見る必要なかったな」
って思うことがほとんどなんですよね。

開くときって、 何か自分で調べたいこととか、知りたいこと、もしくは自分が投稿したいことっていうのがあったんだと思うんです。
でも開いた後は、何を見るか、何を聞くか、何を知るかを、自分主体で選択したいのに、SNS側に動かされてしまっているように感じるというか。

たまたま見た情報によって心が動かされて、自分が本来やろうとしてたこととか、やりたいと思ってたことに対して、揺らいでしまったり、 違うことに興味関心がいってしまったりする。

それもそれで1つの出会いだからいいとは思うんだけど、私の場合はそれで人の意見を聞き入れすぎてしまって、自分がどんどん苦しくなっているなっていうのがあったんですよね。

多分それと出会わなかったら、本来自分のやりたいこととか、自分の考えとがはっきりしていたのに。
必要のないものを受け取って、「あ、これも受け入れなきゃ」っていうので、なんかパンパンになってるっていう。

私はそういうタイプだったから、私みたいなタイプの人にとっては、あんまりSNSはいらないのかもなって感じてる。

『いいね』で終わる関係性

あと、自分が人に『いいねをすることって、その内容を本当にいいねと思ってした『いいね』ばかりではなくて、しるし程度っていうか、お付き合いみたいなところ結構多いじゃないですか。

だけど『いいね』をもらうと、 そういう軽い『いいね』にも関わらず、
「何かそれで自分が認められた」、「自分が投稿したものの価値を認めてもらった」っていうような感覚になってしまう。
これもちょっと危険だなと思って。

そもそもSNS上にその人の本心とか、本音が載ってる機会って、そんなに多くないと思うんですよ。
私自身も、本当に苦しいことや悩んでることっていうのは、別にSNSでは言わない。
どちらかというと、みんなもかっこいい部分や自分の人生のいい部分を切り取って載っけてるんじゃないですか。

私はそういう感じだから、なんかそこで『いいね』って終わる関係性って、あんまり私には必要ないなと思った。
その先に何があるのかっていうのに、関心が行かないような友達、付き合い。
そういう表面上のものは多くなれば多くなるほど、「なんかちょっと煩わしいな」って思っちゃったんですよ。

自分を振り返った時に『いいね』をする相手って、言い方悪いですけど、どうでもいい相手というか。
「ま、しるししときゃいいや」みたいな感覚で『いいね』してるんですよね。

本当に大切に思ってる人にはちゃんとメールするし、電話する。
1つの『いいね』をもらうよりも、「最近どうしてるの?」って、電話とかメールをもらう方が自分がすごく嬉しいし、満たされるから。

コロナになってから、思い出した人( 時々、ふとすんごい久々の友人とかを思い出したりするんですけど)に『いいね』の代わりに、「何してるの?」とか、「元気?」って怖いけど、勇気を出して連絡してみようって思ったんですよ。

私がそれをもらったら、やっぱり嬉しいって思うから。
自分を思い出してくれたこととか、 そこで深まった縁の方が私にとっては必要だなって思って。

まあ、人によると思うから、SNSでいろんな出会いを繰り返して、うまく利用してる人もいると思うけれど。
私の場合は、もっとちゃんと深く、お互いのことを話し合って、深めていける関係の方が必要なのかなって思ったんですよね。

隠し切れないから始めたVoicy

Voicyは今インターネットできることとしては、それに最適なんじゃないかなって思ってる。

自分がまずVoicyのリスナーだったんですけど、聴いてると、相手のかっこいいところだけじゃないって感じた。
もう、なんとなく喋り方とかでも見えてきちゃうから隠せない。

それをまた聴こうって思ったり、聴く時間を割くのも、他のSNSみたいに、「パッパッパー。いいね、いいね、いいね」っていう風にはいかない。

ある程度の時間を割くものだから、そこで生まれる新しい関係から広がることの方が面白いんじゃないかなと思ったんです。

自分自身で決めてもらいたい

私は仕事上、自分のやってる活動とか、色々なPRのためにも、SNSってやらなきゃいけないのかなってずっと思ってたんですけど、それも一緒で。
私が提供できることとか作り上げたものの本当の評価って、それを実際見て、聞いて、触って、ってやった人にしか分からないじゃないですか。

もちろん、SNSをすることでたくさんの人に知ってもらえるチャンスが増えるっていうのはあると思うんですけど。
でも、私はやっぱり誰かの判断をもとにではなく、自分自身でいいとか悪いとか決めてもらいたいし。
外見とか肩書きとかじゃなくて、内側を見て、好きかどうか判断してもらいたいなと思ったんだよね。
私にはそういうスタイルが合うのかなと。

実際、1年間『いいね』を1本のメールに変えてみたんだけど、やっぱりね、そこから広がる話の方が多いなって実感してる、私は。
自分に置き換えた時もさ、やっぱり 1個の『いいね』より、1本のメール、電話をくれた人を大事にしたいって思うじゃない。

なので、何かちょっとこう状況を変えたいとか、変化が欲しいという方には、私は身近な人間関係の見直し、昔の人に連絡してみたり、そういった自分の行動1つでできることをおすすめします。

ということで、今日はこの辺で。明日もわがままに行きましょう。
viviでした。バイバイ。

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