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空手よもやま話

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説明以外の、稽古や聞き語りについて。
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2021年12月の記事一覧

素手とグローブ

素手とグローブ

書いたっけな?と思いつつも、こないだ話に出たので書いてみる。

素手が基本、というのは…まあ当然よね。

てぃー(手≒空手)は、ぶさー(武士)の鍛錬として伝えられたものだし。

得物持ったり組討ちしたりと、色々握るものがある。

叩くのも、拳頭(ナックル)だけでなくて、用途に応じて適宜手形を換えて使い分ける。

こういった使い方だと、手袋くらいかね、使えるとして…戦場では大陸風だったみたいだし、暑

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ものは使いよう。

ものは使いよう。

とはいえ、ばかのひとつおぼえで空手の例えになるのだけど。

前腕で相手の攻撃を受ける時…
腕を鍛えて相手に叩きつけるのか、巻き込むように捻じりを入れて受け流すのかで、どちらが良いのかとよく聞かれる。

ぶつけてくのは、小手鍛えを延々とやってく中で武器としていくやり方で…作り上げるのにも結構な時間がかかる。

捻じりを入れるのは、まず皮膚感覚で理解してからの話なので…実感するのに時間がかかる。

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