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2022年スポーツビジネス最新事例30選

こんにちは。スポーツビジネス大好き会社員の山本と申します。今日で2022年も終わりですね。何とか年内にこのnoteを書ききれてよかった。。。

このnoteでは、Twitterで(ほぼ)毎日スポーツビジネスの最新事例を紹介してきた、筆者が独断と偏見で選ぶ「2022年スポーツビジネス最新事例30選」を月別で紹介します!それではどうぞ!

■1月

①南葛SCに元日本代表稲本選手が加入。報酬の一部はFiNANCiEトークンでの支払い

振り返りメモ:昨シーズンに引き続き、特に下部カテゴリーのチームにおいてFiNANCiEの積極導入が進んでますよね

②日本ハムがリブランディングを実施し、ロゴ・ユニを刷新

振り返りメモ:スポーツチームのリブランディング急速に進んでますよね

ファン・サポーターからの意見も多いリブランディング施策で、一番良い手法だなと思ったのは過程をサポに共有し続けたエスパルスの事例ですね

③Jリーグで自分で撮った画像&動画がSNS投稿可能に

振り返りメモ:UGC!UGC!UGCはとっても大事。態度変容に最も繋がりやすい情報ソースは「家族・友人・知人」からの口コミ。つまりこれはSNS上だとUGCなんですね

■2月

④千葉ジェッツのホームアリーナが24年春開業へ

振り返りメモ:2026の新リーグ基準に向け、B各クラブの新アリーナ建設が一気に加速してます。この後12月では群馬の事例も紹介します。

⑤キングカズの移籍効果が凄い

振り返りメモ:何歳になっても「キング」の人気=集客力は本当に凄かった。いつまでたってもお金を払って見に行きたい選手であり続けられるのは凄い

開幕戦ではクラブの過去最多入場者数を大幅に上回る動員を記録

⑥川崎ブレイブサンダースのYouTubeが10万人突破

振り返りメモ:ブルーオーシャンだった時期に一気に投資した川崎さん本当にすごい。今は完全にレッドオーシャン化しており「第二の川崎」になるのは相当ハードル上がってる。

YouTubeチャンネルはこちら(ちなみに12/31現在では14.8万人に到達)

さらに、10万人記念で有名Youtuberとの試合も開催

凄まじい視聴回数を記録するイベントに

2022年8月30日に開催し、YouTube Liveでの同時接続数32万超、動画の再生数は489万回超*と、日本スポーツ界における配信企画として驚異的な数字を叩き出したイベント

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000060239.html

https://youtu.be/Zl5Bi-8I91o

https://youtu.be/Eli_6ecD5dU

ここまでくると、どのクラブも追いつけないトップランナーであり続けるんだろうなあと思います

■3月

⑦架空のサッカークラブに実在の元Jリーガーが加入

振り返りメモ:ことあるごとに紹介してる葉羽ストレーノ。このクラブ本当に好きすぎるんですよね。架空なのにやってること本気なんですよ笑 本気の悪ふざけ。最近は活動止まってますが再開に期待してます。

今年も実在の会社がスポンサーしている本物のユニフォーム発売してるし。架空のクラブなのにw

⑧インドネシア代表のスター選手が東京Vに加入。ヴェルディのInstagramフォロワー数は加入効果でJリーグNo,1に

振り返りメモ:日本では知られていないがその国では人気の高い途上国のスター選手ってまだまだいると思うんですよね。日本はそういった選手たちのあこがれの地になるとマーケットが拡大して良いなあと思います。今年は中々プレー機会に恵まれませんでしたが、来期に期待!

ヴェルディのInstagramアカウント
https://www.instagram.com/tokyo_verdy/

2023シーズンは横浜FCに「ベトナムのメッシ」ことグエンコンフオン選手の加入も決定。チャナティップ選手をはじめとするタイだけでなく、インドネシア・ベトナムなどアジアの様々な国にJは進出しています

⑨日ハムの新本拠地「エスコンフィールド」が本当に楽しみすぎる

振り返りメモ:これが日本でできる「ボールパーク」の最先端ですね。野球以外でも楽しめる施設が球場内外に盛り沢山

球場外にもTHE NORTH FACEの直営店があったり・・

アドベンチャーパークがあったり・・・

本当にワクワクしかないです!

■4月

⑩エイプリルフール企画で川崎F谷口選手が転職?⇒リクルートとの契約発表

振り返りメモ:この企画力、さすが川崎さんとしか言いようが無いですね。谷口選手の移籍は悲しいですが、来期の新たな企画に期待です。

⑪🏐FC東京がネイチャーラボへ全体移籍。チーム名は東京グレートベアーズ。

振り返りメモ:Vリーグの中では一番大きなニュースだったのではないでしょうか。クリエイティブ面や演出にも力が入ってる「グレベア」注目です。


■5月

⑫西武が3連休で夏祭りを開催

振り返りメモ:自チームの試合が無い中3日間球場を稼働させるの凄い。試合外での収益化は今後どのチームもカギになりますね

■6月

⑬⚽札幌がタイ代表スパチョーク選手の加入を発表

振り返りメモ:札幌はJリーグの中でもアジア市場獲得に向けた先頭を走ってますよね

スパチョーク選手は来季からの完全移籍も発表され、今後が楽しみですね

札幌と川崎(タイ代表チャナティップ選手所属)は、今季アジアツアーを実施。着実にアジアマーケットに進出してます


⑭SR渋谷が親会社を変更

振り返りメモ:22-23シーズンは京都に続いて2例目。経営基盤の強化×アリーナ建設がBリーグ各クラブ最大のテーマだなと

⑮天心 vs 武尊 THE MATCHが開催

振り返りメモ:今年のスポーツ界を語るうえで取り上げないわけにはいきませんよね。ちなみに売り上げは「ちなみに売り上げはPPV50万件25億円、チケット売り上げ20億円」だったそう。関連グッズなど含めるともっと行くのか。SNSも含め本当にすごいインパクトのあるイベントでしたよね

■7月

⑯PSGの日本ツアーが何もかも規格外だった

振り返りメモ:日本のスポーツもグローバル化すればここまで行く可能性があるんだと感じさせてくれましたね

3,000万円の高額チケットを販売したり・

公開練習を有料で1.3万人集客したり・・

対戦相手の浦和も限定ユニで新規ユニスポ獲得したり・・・

グッズ売上、1日で1億円超したり・・・・

本当に凄かったです。まさに規格外。

⑰Bリーグで4クラブがリブランディングを実施

振り返りメモ:スマホ・普段使いに適応したシンプル化がトレンドですね

滋賀レイクスはこのタイミングでチーム名も変更しました

でも揺り戻しも絶対ある気がする

■8月

⑱⚾巨人が夏休みの2軍戦で開催するイベントの質・量が凄い

振り返りメモ:2軍戦までもが強強コンテンツになるNPBはやっぱりすごい。

⑲🏀A東京がアリーナ計画を発表

振り返りメモ:やっぱりTOYOTAは規模や視野が違う。スポーツとモビリティサービスを掛け合わした凄いアリーナになるんだろうなあ

■9月

⑳⚾オープンハウスが #村上56号 で1億円の家を贈呈する企画を発表

振り返りメモ:結果的に村上選手は56号を達成、それに伴いこの「1億円の家」の露出も大量に出たため、施策としては大成功だったと思われる

村上選手は最終戦で56号を達成し、最終的に「3億円」の家を贈呈

㉑🏀YouTuber ヒカルが手がけるブランド #ReZARD が福島のユニ胸スポンサーに

振り返りメモ:YouTuberが立ち上げたブランドが、クラブのメインスポンサーになっているのは良い意味で本当に時代を感じます。(ヒカルさんはYouTuberよりも起業家のイメージですが)

スポンサーまでの経緯はこちら

㉒JリーグBリーグの1試合ごとの試合結果を予想する #スポーツくじWINNER が誕生

振り返りメモ:これも今年のスポーツ界では大きな動きの一つでしたね。ワールドカップの試合も対象になってました

■10月

㉓新規参入のB3クラブ東京ユナイテッドBCがクラブ主幹試合の最多入場者数記録を更新

振り返りメモ:これはまじでえげつないことやってる。泥臭い地上戦は本当に大事だよなと感じさせられる事例です

なぜ集められたのかという記事も非常に興味深いので是非

㉔DeNAがSC相模原株の93.2%を取得しオーナーに。

振り返りメモ:直近のスポーツ界は本当にオーナーチェンジが盛んです

直近のオーナーチェンジ事例もまとめてみました

㉕ラグビー日本vsNZ戦が、国立競技場最多動員を記録

振り返りメモ:本当に日本のスポーツに「現地観戦が戻ってきた」1年だったなと思いました

10月最終週は日本全国で沢山の観客数を記録するイベントが実施されていました

■11月

㉖⚾楽天の本拠地「楽天生命パーク宮城」が4日間限定でゴルフコースに。

振り返りメモ:球場の有効活用×自チーム親会社のサービスとのレバレッジという観点で素晴らしい事例

㉗⚾楽天とSBがそれぞれの本拠地で楽天ペイとPayPayの相互導入を決定

振り返りメモ:コロナが明けつつあり、球場利用が進む。だからこそその利用価値を高める施策ということですね


■12月

🏀㉘群馬の新アリーナ通称「オプアリ」が開業

振り返りメモ:官民クラブ一体というスキーム・コンセプトが本当に素晴らしい

企業版ふるさと納税を活用したスタジアム・アリーナ建設は各地で募集が進められています

⚽㉙清水エスパルスとマジョルカが業務提携

振り返りメモ:2クラブを繋いだのは、両クラブでスポンサーを務める会社だったというのがユニークな事例

㉚⚽ABEMAが大成功を収めたワールドカップ

振り返りメモ:今年の一番最後でしたが、今年はこれなしでは語れないのでは?

過去最大の投資が・・・

本田さんの解説という強烈な武器や、日本の勝利という「運」をもつかんだことで大成功

本田さんの解説は本当に面白かったなあ

本当にこの一言に尽きるワールドカップでした。。


■まとめ

以上2022年に良かったな・新しいなと思うスポーツビジネス事例を紹介しました。まとめると今年は、スタジアム・アリーナ・現地に人流がが復活。満員の会場が数年ぶりにやっとやっとやっと帰ってきた(喜)(涙) ということが本当に大きかったですね。そのうえで各業界の話題は、、

⚾野球界

ファイターズ(BIGBOSS/新球場/きつねダンス)、村上宗隆選手が業界の話題を席巻しましたね。どちらも野球界を飛び出し、流行語大賞にもなりました

⚽サッカー界

グローバルマーケットへの進出がさらに進んだ1年だったと思います。これはJリーグとしてはアジアマーケットへの進出、またPSGをはじめとする欧州のビッククラブも日本のマーケットへの期待が更に高まったのではないでしょうか。そしてワールドカップ効果で最後の最後で熱がピークになった。来年もこの流れに乗りたいですね

🏀バスケ界

2026年の新B1基準に到達すべく、どのクラブも経営基盤を整えるためのオーナーチェンジ、新アリーナ建設に力を注いだ1年だったと思います。そして各クラブシンプル路線のリブランディングが進んでますね

今年を象徴する10個のキーワード

今年のスポーツビジネスをまとめるとこんな感じですかねえ

⚾ファイターズ(BIGBOSS/新球場/きつねダンス)
⚾村上56号
⚽アジアツアー
⚽チャナ/スパチョーク/アルハン
⚽本田の解説
🏀オーナーチェンジ
🏀アリーナ建設
🏐グレベア
🏉国立競技場最多動員
🥊THE MATCH

さあ、2023年以降は様々な球場・スタジアム・アリーナが開業しスポーツビジネスも新たな時代を迎えると思います。本当にこれからも楽しみですね!

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