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学生インタビュー72!矢崎舞子キアラさん

🕊出展作品🕊

『土楽器』 矢﨑舞子キアラ
赤土

土でできた楽器の少なさに気づき生まれた土楽器。 さまざまな楽器の演奏経験を活かし、多種多様な奏法を土でも作ることができるのかを研究。 それを基に音に深みを出したり、音域を増やしたり、一つの楽器から複数の音が出る楽器を作ったりと、閃いた楽器をそのまま形にし、バリエーションを増やした。 従来の楽器とは異なる造形により、見る人の興味を惹き音の想像をしてもらう。 見たこともない、音色も音階も知らない楽器でセッションをしたら、探りながらも一つの音楽になった。 周りと気持ちが重なったときだった。 楽器は自分を表現できるモノ、 音楽はキモチ。

制作協力:演奏:中村邦生、髙橋琴美、早坂葉


🕊学生インタビュー72🕊
ものづくりデザイン専攻 矢﨑舞子キアラさんにインタビュー!

矢﨑舞子キアラ

——どのようなものを研究、制作していますか?
自作楽器を作ってます。

金管楽器のマウスピースや、リード楽器などの様々な奏法を土で作ることができるのかの研究と、指や口、体を使って音を自由に変える研究を基に、予想外の形から予想外の音が出るオリジナルの楽器を制作しています。

——制作活動をするうえで大事にしていることはありますか?

未体験や予想外を意識しながら手を動かしてます。
あとは、人の意見を聞いたり左へ受け流したりの判断が大事だなと思いました。


——卒業制作ではどのようなものを制作しますか?
土でオリジナルの楽器を作ります。

一つの楽器でも演奏する人の数ほどいろんな音があります。唇の形や歯並びのような物理的な面だけでなく、その時の気分、感情でも音は変わるんですヨ。展示では音楽、楽器が好きな皆さんと集って、作った楽器で音を奏でたものをお見せできたらと思います👐🏼

——大学入学前と比べて、自分自身が変わったと感じるところはありますか?

お刺身が食べれるようになった。大人になったなぁ。


——大学生活の中で印象的だった出来事を教えてください。

旭南。3 年になってやっとみんなに会えました。スゴイ。同級生の友達がまずいない私は斬新奇抜な先輩方と重厚長大な後輩達に囲まれここまで大きくなりました。感謝です。飲みましょう。

——最後に一言お願いします!

ぜひ耳の穴かっぽじってから聴きに来てくださいね

【作品・制作物】

「土楽器」
素材:磁器土


「土楽器2」
素材:白土


「生きている」
素材:ガラス、スタイロフォーム


「ここ」
素材:白土

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