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学生インタビュー65!藤原櫻和子さん

🕊出展作品🕊

『地から生まれ、風になる。』 藤原櫻和子

空気を内包し、風になる
壮大な木々や生い茂る草木。そこを住処とする野生動物や虫たち。そして、目に見えないほど
の小さき生き物たち。そこにある湿った空気や、葉が しゃや しゃや と揺れ動く音。
その場所に私自身が身を置き、身体全体で感じる空気感。
空気をふくんだ布のようなものが風を受けふくらみ、しぼみ、またふくらむ。
その、呼吸のようにも見える繰り返される動きによって中に内包された空気が外に流れ出る。
それがまた風になる。
地球やそこに棲む生き物たちにとって恵みとなる風になり、生き物にそして世界になじん
でいく。


🕊学生インタビュー65🕊
ものづくりデザイン専攻 藤原櫻和子さんにインタビュー!

藤原櫻和子


——どのようなものを研究、制作していますか?

自然の中に身を置いた時に感じる空気感や風、湿度、音などを想起させるようなものをつくりたいなと思って制作しています。

——制作活動をするうえで大事にしていることはありますか?

山や、滝などの自然を見に行くこと。


——卒業制作ではどのようなものを制作しますか?

私が自然の中に身を置いた時に感じた、空気感や風、湿度、音などを作品から、空間から感じられそうなものをつくりたいなと思っています。

——大学入学前と比べて、自分自身が変わったと感じるところはありますか?

何か変わったところもあるし、変わっていないところもあるし。


——大学生活の中で印象的だった出来事を教えてください。

4 年の夏に、秋田出身の友達の実家にお邪魔して天体観測をした日。
周りに建物が少なく、自然に囲まれた素敵なお家。
昼、日差しが強く緑に溢れた風景。
制作の話や進路の話し、そしてご飯をご馳走になりながら星が出るのを待つ。
夜、真っ黒な暗闇に虫の声。
空を見上げると満天の星。
暗闇に浮かぶ様々な光の粒。

——最後に一言お願いします!

是非卒展へ!


【作品・制作物】

「ひとつ見つめ、風めぐる」
素材:土


「風が通れば」
素材:土



「星に還る」
素材:土

藤原さんのInstagram
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