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学生インタビュー87!鷺谷百佳さん

🕊出展作品🕊

『あのそら』/鷺谷百佳
キルト、スムースニット、ボア、オーガンジー、カットパイル、フェルト、綿、ウレタン、緩衝材

雄大な空から「生きているだけで尊く、焦らなくても大丈夫」という優しさと暖かさ、何にもとらわれない心を得る。どこまでも広く、決して敵うことのない自然の摂理の中で、時間や煮え切らない感情を溶かしてくれるように感じること。それは私たち一人一人に共通する「今」を生きるあり方そのものだと考えています。

🕊学生インタビュー87🕊
アーツ&ルーツ専攻 鷺谷百佳さんにインタビュー!

鷺谷百佳

──どのようなものを研究、制作していますか?

内的感情や自分のルーツを探求してきました。自分がなぜこのような気持ちになるのか、または、他者へ想い願う気持ち、感情の根源はどこからくるのか、考えています。

──制作活動をするうえで大事にしていることはありますか?

新しい知見を得た時に否定的に入らないことです。難しい事ですが、「当たり前」の線引きを引かず沢山のものさしで物事を図れるよう努力しています。

──卒業制作ではどのようなものを制作しますか。

「癒される時間」を少しでも刻める居場所、あたたかな雲・空を作る予定です。私もそうなのですが、漠然とした不安や焦燥感に襲われることは、きっと誰しもあると思います。本来人は生きていて、貴方がそこに居るだけでとても素晴らしく尊いことです。

──大学入学前と比べて、自分自身が変わったと感じるところはありますか。

統率や采配する役割を担うことが多くなり、自分を支えてくれる周囲の人へ感謝と尊敬を態度で示そう
と意識するようになりました。期待された分だけ応えたいですし、助けてくれた分それ以上の行いで返
したいので、人としての軸が自分の中で明確になりました。


──大学生活の中で印象的だった出来事を教えてください。

自分と全く同じ価値観を持つ友人・全く対局な価値観を持つ友人それぞれに出会い、人間の面白さを実
感したことと、特待生に選抜されたことです。

──最後に一言お願いします!

私も、出会えたみんなも、絶対幸せな人生を歩んで欲しいです。


【作品・制作物】

「源の玉」
素材:布、ビーズ、テグス
専攻展作品 制作過程


「たべる を つくる」
素材:紙、箸、箸置き
二人展作品

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