秋葉隆由(takayuki akiba)生後6ヶ月間のパパ奮闘記

「はりきりパパと、にこにこママ」執筆中/はじめての子育て/37歳/都内在住/広告代理店…

秋葉隆由(takayuki akiba)生後6ヶ月間のパパ奮闘記

「はりきりパパと、にこにこママ」執筆中/はじめての子育て/37歳/都内在住/広告代理店/コピーライター/32歳の妻と2歳の息子/1日1投稿します!

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パパとママだけでは子育てムリ!

「今日、子どもの面倒見れたりする?」 「ごめん、クライアントプレが入っててムリだ…」 子どもは38度の熱で保育園を休まなければならない。 しかし、共働き夫婦は、ふたりとも重要な会議が入っていたりする。 そんなとき、どちらかが苦渋の決断をするしかない。 うちは夫が主たる生計者なので、優先されるのは夫の仕事になっている。 (明確に決めたわけではなく、なんとなく暗黙のルール的に) そのため、妻が仕事を休んで診てくれていることが多い。 幸か不幸か、2020年4月以降、わが子はまっ

    • 「パパの産後うつ」にご用心

      「産後うつ」という言葉は、なんとなーく耳にしたひとも多いのではないかと思う。 そしてこの病は、ママがなるものだと思っているひとも多い気がします。 が、その先入観はとても危ない。 パパも、なっちゃうんです。 2021年2月9日に閣議決定された「成育医療等の提供に関する施策の総合的な推進に関する基本的な方針」にも、父親も産後うつになること、父親も相談相手や支援が必要だと記載されていました。 かく言うぼくも、めっちゃうつでした。 ひとによって環境が違うので、あくまでぼくの場合

      • わが子に地元を

        家を買う。 はたして、その必要はあるのか。 在宅勤務が定着したら、なにも都心部に家を構える必要もない。 そして、今後どう社会が変化するかも分からない。 コロナでぼくらが実感した、一瞬で社会のルールが変わるということ。 ぼくが家を買ったのは、2019年のことだった。 当たり前だが、コロナと闘う今の状況をまったく想像していなかった。 妻の妊娠が分かって、家の購入を考えはじめたのだが、そのときに考えたのは、大きく3点。 1.妻子の生活 万がいちぼくが死んでも、家を購入しておけ

        • パパは、ママ向けアプリで気持ちを学ぶ

          夫を捨てたい。 ものすごいタイトルの本が、ふつうに世に出回っている。共働きで家事もしない夫、そんな夫を捨てたい、ということだと思うので、まぁわかる気もするが、モノ扱いである。 女性たちからの反応がこわいが、このタイトルがまかり通っているのは、世の夫たちが、いかに寛容かを示している、とも言える。 これが「妻を捨てたい」だったらどうか。 大炎上する気がするのだ。 このエッセイを連載するにあたり、自分の記憶を掘り下げていったら、SNSにはママが投稿した夫への不満が散見されている

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        • はりきりパパと、にこにこママ。
          1本

        記事

          子どもに、ママに、余裕がなくてごめんね

          「ぐおぉ〜、もう会社も遅刻だ…!」 怒鳴りたい気持ちをぐっと堪えて、それでも漏れた言葉。 朝支度は、時間との闘いだ。 子どもを起こして、洗濯機を回して、朝食を用意して、食べさせて、そのすきに食パンをかじりながら自分の用意をすばやく済ませて、食器を洗って、洗濯物を干して、子どもの服を着替えさせて、妻を起こす。 もうこれだけで手いっぱいなのに、今日は「イヤイヤ期の息子に風邪シロップを飲ませる」という重労働が加わった。 案の定、全然飲んでくれない。 イヤ!とぼくの手を払う。

          子どもに、ママに、余裕がなくてごめんね

          パパが笑うと、子も笑う

          生後6ヶ月。 ぼくはすごくツラかった。 産後うつは、男もなるものだと実感した。 延々と続く夜泣きでの慢性的な寝不足、終始ピリピリしている妻からのキツい一言。 心身ともに、疲れ果てていた。 唯一の休憩が、妻が寝ている間に息子をベビーカーに乗せて散歩に行っている時間だった。 ただ、それも全くたのしくはなかった。 単純に、妻から逃げたかっただけ。 ぼうっと、何も考えずに、ただ早く月日が経ってほしいと願っていた。 そうしたらいつか、この絶望的な苦しさから解放されるのではないか

          はじめて!パパの横で!寝てくれた!

          赤ちゃんにとって、ママは絶対的な存在である。 ママは、それこそ命をかけて子どもを産んで、身を削って子どもを守って、育てている。 それに比べてパパの存在意義たるや。 ぼくが赤ちゃんなら、こうパパに告げるだろう。 「がんばってミルク代を稼いできて。 あ、あと家事もしっかりやっとけよ」 そして、大好きなママとお布団にくるまって、すやすやと眠りにつくのである。 なぜこんな卑屈なことを書くかというと、寝かしつけでよく、さみしい思いをしたからだ。 ぼくが一生懸命寝かしつけをして、

          はじめて!パパの横で!寝てくれた!

          パパの前に、おもろいおっちゃん

          俺って、子どもに必要なんだろうか… ふと、そんな疑問を抱いた。 ママは、絶対的に必要だ。 そもそもママから産まれてきたし、産後は母乳という必殺技を持っている。 対してパパは、ミルク代を稼いでくるくらいしか能がない。 子どもを見ていても、態度は明らかだった。 つねにママを見て、ママを求めている。 しかし、パパのことは、多分どーでもいい。 ぼくが赤ちゃんの立場でも、パパは、どーでもいい。 しっかり稼いできて、あとは家事を全部やっといてほしい。 そしてぼくとママの時間を邪魔し

          保育園の先生、愛してる

          ホワイトデーには、ひとりひとりに特大のプレゼントを贈りたい。日頃の感謝を綴った、1,200字程度のラブレターも添えて。 うちは、生後4ヶ月で子どもを保育園に預けた。 仕方ない。11月末生まれで、0歳で入園となると4ヶ月で預けるしかない。 1歳になってからの入園も選択肢としてなくはないが、1歳での入園は希望者が多く激戦で、保育園に落ちると家計的にも不安があった。妻も社会復帰が不安で、そこまで期間を空けたくないという思いもあった。 無事に近所の保育園に当選して、4月から登園

          ご近所さんが自慢の息子にしてくれる

          「あら〜!かわいいわねぇ!」 もう、近所を散歩してると、おばちゃんの8割はこんなふうに声をかけてくれる。 そして、わが子を絶賛してくれる。 ぼくはこの「ご近所さんの大絶賛」に、かなり助けてもらっている気がする。 育児って、基本的に後悔の日々だったりする。 ああ、余裕がなくて大きな声で怒っちゃったな、とか、あんまり遊んであげられなかったな、とか、お風呂と寝かしつけ、面倒くさいと思っちゃってごめん、とか。 そしてさらに、仕事もうまくいかないことが増える。 ああ、また子どもが

          ご近所さんが自慢の息子にしてくれる

          一緒にいればいるほど、親子になっていく

          土日だけ家にいるおっさん。 もしかしたら、子どもから見たぼくは、そんな存在だったかもしれない。 そう思われても仕方ない。 子どもが生まれてからのぼくは、21時には会社を出るように仕事を減らした。 しかし、それでも家に着くのは22時。 子どもはすでに夢の中である。 朝は朝で、バタバタとせわしなく支度をして、保育園に抱えていく。 そこに親子の微笑ましいコミュニケーションやふれ合いは、ない。 土日にしかまともに過ごす時間のないおっさんと、毎日7時間もいっしょに過ごす保育園の先生

          一緒にいればいるほど、親子になっていく

          育児は「かわいい」と「ツラい」を行ったり来たり

          わが子を眺めながら、深いため息をつく。 かわいいんだけどね、だけど、ずっといっしょにいると、はぁ…ってなるんだ。 なんの罪もないのにね、ごめんね。 例えばぼくが深夜1時に食器洗いをしなくても良い環境だったら、そんなため息はつかないかもしれない。 例えば妻がこんなにピリピリしないで家が平穏だったら、そんなため息はつかないかもしれない。 例えば子どもが夜も3時間おきに夜泣きしなければ、そんなため息はつかないかもしれない。 とても大切に思ってる。ありったけの愛情を浴びせて、衛生

          育児は「かわいい」と「ツラい」を行ったり来たり

          このお猿さん、俺の子?

          さいしょに謝っておきます。 ごめんなさい。 ママは、夫に、わが子がほんとうに自分の子か怪しまれたら、すごくイヤですよね。 タイトルは、本気で思っているわけではないです。 ただ、パパはわが子をお腹の中で育ててきたわけじゃないので、生まれてきた子に対して、自分に容姿が似ているか否かで、あぁ俺の子だな、と感じるのです。 というか、それ以外に感じられる要素がないんですよね。 あとは血液型とか? それも生まれてからしばらくはわからないし。 ぼくは、生まれたわが子を抱き抱えながら、

          パパよ、家事はサボりかたを覚えよう

          ううう、もうムリだ…こんな生活、していけない… そんなことを深いため息をつきながら考えていた深夜2時。 キッチンで食器を洗いながら、ぼくは絶望していた。 子どもの生後6ヶ月間は、こんな生活だった。 22時に仕事を終え、会社を出る。 23時に家に着き、洗濯機を回しつつ食事を取る。 24時に洗濯2回目を回しつつ、風呂に入る。 25時に風呂を洗い、洗濯物を室内に干す。 26時に食器を洗い、リビングを掃除して就寝。 27時に夜泣きの息子を寝かしつけて、今度こそ就寝。 7時、起床(

          パパよ、家事はサボりかたを覚えよう

          ぐはっ…もう、パパママ赤ちゃんでのお出かけは、やめよう…

          たのしい1日になるはずだった。 たのしい思い出を作ってあげようと思っていた。 甘かった… 生後6ヶ月間は、お出かけひとつとっても重労働だ。 2時間のお出かけだけで、ヘトヘトに疲れきってしまう。 ちなみにわが家は、都内在住でクルマは持っていない。 お出かけの移動手段は電車かバスになる。 自家用車を持っている家庭は、ラクかもなぁ。 うちはベビーカーに赤ちゃんを乗せて移動なので、こんなことが大変だった。 1.準備で疲れる リュックに、オムツ、スタイ(よだれかけ)、お尻ふき、

          ぐはっ…もう、パパママ赤ちゃんでのお出かけは、やめよう…

          オムツ替えはパパが全力で取りに行け!

          どりゃあーーー!!! ママが息子のオムツを替えようとしたその瞬間! パパが間一髪のところでタックル! ママはふっ飛び壁に激突! さぁ、今日もパパが息子のオムツを替えることができました。 ここまでやる必要はないけど、オムツ替えは積極的になるといいと思う。 地味にめんどくさいので、ママはやりたくないんです。 「妻がやりたくないことを率先してやる」て、産後の夫婦仲を良好に保つために、とても大切な気がして。 ぼくはオムツ替えを率先してやろうと思っていたのだが、たまにちんちんをち

          オムツ替えはパパが全力で取りに行け!