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パパよ、家事はサボりかたを覚えよう

ううう、もうムリだ…こんな生活、していけない…
そんなことを深いため息をつきながら考えていた深夜2時。
キッチンで食器を洗いながら、ぼくは絶望していた。

子どもの生後6ヶ月間は、こんな生活だった。

22時に仕事を終え、会社を出る。
23時に家に着き、洗濯機を回しつつ食事を取る。
24時に洗濯2回目を回しつつ、風呂に入る。
25時に風呂を洗い、洗濯物を室内に干す。
26時に食器を洗い、リビングを掃除して就寝。
27時に夜泣きの息子を寝かしつけて、今度こそ就寝。
7時、起床(ううう、今日も4時間しか寝れなかった…)

4時間睡眠が1日や2日なら、まぁ耐えられる。
眠いけど。
しかし、4時間睡眠が6ヶ月続くと考えたら、どうだろう。
やばいっしょ。
気が狂うかもしれない。
倒れて入院するかもしれない。

そんな暮らしを、ほんとにやり続けるのが育児である。

今なら、もっとうまくできる気はするけど、初めての子育てということもあって、夫婦ともに(特に妻が)デリケートに、慎重に、過敏になっていた。

風呂って毎日掃除してますか?
うちは今、基本的に週一です。
でも、子どもが6ヶ月を過ぎるまでは、毎日掃除してました。深夜25時に…

洗濯は、子どもと大人で分けて洗濯をしていた。
なので、毎日2回、洗濯機を回していた。

リビングは、毎日掃除機をかけていた。
(これは、お小遣いでがんばってルンバを買って、ちょっとラクになった)

たしかに、産後間もない赤ちゃんは、肌も弱いし、床に這いつくばっているので、ゴミはすこしも落ちていてはいけないし(誤飲の恐れがある)デリケートなのは間違いない。

うーん、でも、洗濯物は子どもと大人で分けなくてもいい気がする。
風呂掃除も、2日に1回でもいい気がする。
そんな感じで、少しずつ少しずつ、うちは家事の負担を減らしていった。

あとは、ぼくが社畜で元々深夜25時26時まで働いていたので、このときは毎日22時に会社を出てえらい!イクメン!と思っていたが、働きすぎだと思う。
今は、19時に風呂上がりの子どもを受け取りたいので、18時に会社を出ている。
毎日はムリだけど。

家事をうまくサボる、サボるというか、やらなくても大丈夫なものを見極める。
そして、仕事をそこそこの量に抑える。

もし、この文章を読んでいるひとの中で仕事人間がいらっしゃったら、ぼくが仕事人間だったので気持ちはわかるけど、22時以降も働く必要ないと思う。
それよりも、産後でボロボロの身体になった妻を守ること、生後間もない子どもを守ること、それが1番大事。

仕事人間には酷な話かもしれないけど、あなたの仕事の代わりは、いくらでもいるのです。
ぼくは毎日6時間も7時間も残業していたので言えるのですが、自分がいなきゃ、自分じゃなきゃ、ということは、ほぼないです。
というか、そんな会社なら長く持たないでしょう。

なので、パパは割りきって、仕事量を減らしましょう!
そして、家事の「手を抜いてもいいポイント」を見つけて、ママとも相談しながら、うまく切り抜けていってほしい。

生後6ヶ月のガマンです!ふぁいと!

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