退路は、絶対に断たない
お疲れ様です。
アラフィフで起業を目指しています。
今回は、「退路は断たない」というテーマについて考えてみます。
マネージャーをやっていると、やってしまいがちな行為のひとつであると思いますので、少し考えてみます。
①アンパンマンは退路を断たない!?
先日、幡野広志さんの「ラブレター」という書籍を読んだ時に出会った一説。
そんな目線で見たことのなかった私には、まさに目から鱗。
言われてみれば確かに。
私は今まで、単に「平和な物語り」だなー、なんて思っていただけなので、ちょっと恥ずかしい。
②なぜ退路を断たないのか?
(幡野さんなりの)理由も、書籍の中に書いてあった。
それは、「バイキンマンが本当にいなくなったらアンパンマンも困る」から。「バイキンマンが悪さをするからアンパンマンの存在意義が保たれる」のだと。
うーん。おっしゃるとおり。
やなせたかし先生も流石です。
『おそれるな、がんばるんだ。勇気の花がひらくとき、ぼくが空をとんでいくから。きっときみを助けるから。』やなせたかし(アンパンマン)
③リーダーも退路を断ってはいけない
ちょっと寄り道が過ぎましたが、ようやく本題。
リーダーも退路を断ってはいけません。
マネージャーをやっていると、部下のミスや失敗にたくさん出会い、そしてどうしても叱らなければならない場面もあるものです。
そんな時、決して追い詰めないことが大事です。
あくまでも起こった事象にフォーカスをあてて、決して人格否定をしないことも大切。
例えば遅刻した時。
「遅刻した」ことに対して怒り、改善を指導する。昨日の夜ふかしや飲み過ぎが原因であれば、それをなくすような指導をする。
遅刻をしたのは、その人が悪いというより、その人が夜更かしをしたことが悪いだけですから。
決して、「だからお前は、ダメなんだ」的な発言はしないようにしたいです。問い詰めて、追い詰めるような怒り方をしても、相手は改善しようという気持ちにはなりません。
もしかしたら逆に「もうこんな会社辞めてやる」とか、「パワハラで訴えてやる」なんて考えてしまうかもしれません。
この先も同じチームで仕事をして欲しいなら、メンバーの成長を願うなら、絶対に追い詰めて、退路を絶ってはいけません。
アンパンマン、バイキンマンを見習いたいものです。
まとめ
ちなみに、この「ラブレター」という書籍との出会いは、ヤンデル先生のTwitterから。
ヤンデル先生と幡野さんの対談記事もあります。
よければ読んでみてください。
いろんな繋がりから、私の知らない本を知ることができます。
おわり
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