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ルンド大学植物園の可愛いサンタさんたち・・・ここに映っているトムテさんだけではありません。

「凍(しば)れるねえ」

とあいさつしたくなるほどの最近のルンド、南スウェーデンとはいえ、さすがに北欧です。春夏にはあれほど花で溢れていた植物園も「枯れ木も山の賑わい」といった風情。連日賑わっていた、街で一番のケーキ屋さんが出していたカフェも春までお預け。

 そんな中、1日限りの植物園のイベントが開かれました。「グロッグで温まってクリスマスリースを作ろう!」

 寒いのに屋外で・・・ここにも可愛いサンタさん。お母さんとおばあちゃまに見守られていて暖かそう。

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 グロッグは甘いクリスマスの飲み物です。デンマークやイギリスではホットワインにスパイスや乾燥果物をいれた結構酔えるものですよね。でもこれは子どもも飲めるノンアルコールだから大丈夫。スウェーデンでは健康保持の目的で酒類販売は国営独占です。それもあってか、こちらで飲むグロッグは基本ノンアルコールです。植物園の温室にもグロッグとスパイスがタップリのクッキー、PepperKakorが「ご自由にどうぞ」と置いてあります。サンタさんの贈り物です。温室の中にはいくつかベンチも置いてあってゆっくりできます。ルンド大学の学生らしい集団がスペイン語で楽しそうに会話をしながらグロッグに群がっていました。みんな楽しそうです。

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 さて、極め付けのサンタさんは特別に放し飼いになっていたうずらの皆さんです。

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植物園には連日のように訪れていますが、うずらさんには初めて会いました。通路を横切り、縦横無尽に走り回っています。

これこそ、可愛いサンタさんです。

ここでは紹介しきれませんでしたが、素敵な植物園のお店はパンデミック下でずっとしまっていて、この温室にも入れませんでした。だから何十倍もうれしい。

植物園を訪れた人たちは本当に嬉しそうな表情を浮かべてこの可愛いサンタさんたちを写真に収めていました。

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