月の癒し
月のステージについてもう少し書いていきます。
幼少期は、良くも悪くも大人の影響を強く受けます。
○○できてすごいね
○○できておりこうね
言葉の意味はよくわかっていなくても、
何かママが笑ってる!
と嬉しくなり、またママが笑ってくれることを探します。
○○したらダメよ
○○して悪い子ね
またママが笑ってくれると思ったのに、ママが怖い顔をします。
そんなことを繰り返すうちに、自分の考えや感情はそっちのけで、ママが笑ってくれることを優先するようになったり、ママがダメって言ったからダメ!と周りにも「やってはいけないこと」として強要するようになります。
知らず知らずのうちに刷り込まれたものが、自分にとっての基準となっていきます。
自分でそれを作ってしまっていることもあります。
それを土台として、「自分」が形成されていきます。
それは親の価値観であったり、お友達や先生の価値観であったり、いわゆる常識とされるものであったり。
色々なものを刷り込まれ、それが「正しい」と思って、それらを土台に成長していきます。
小さいうちからそれは違うんじゃない?と感じ、言葉や行動で反発できる人もいますが、それは少数です。
その刷り込みは、幼少期に限らず、高校生などに成長してからくるのかもしれないし、大人になってからくる人もいます。
ただ、幼少期の頃のそれは、疑う余地なく入り込んでくるので、それが正しいかどうか考えることなく進んでしまうことになります。
月を癒す
それはつまり、幼少期から浴びてきた価値観を一旦疑ってみるということにつながると思います。
幼少期の頃、学生の頃、社会人になってから、結婚してから
色々なタイミングで自分で作り上げた幻想や他者の考えに振り回されてしまうことがあります。
それらを疑い、その呪縛から解放していくことが本当の自分で生きていく道になります。