ふにゅーくん
「船生くんのどう言うところが好きなの?」
と聞かれてうまく説明できなかった。
感覚的な好きを言語化するって難しい。
でも今回はそれをわたしの専門の心理学を使って推しと出会って3年間の想いを言葉にしようと思います。
わたしが船生選手を好きな理由、読んでくれたら嬉しいです。
脳科学と心理学でみる好き❤️
まず初めに好きという感情を脳の働きと心理学の面から紐解いていきます。好きっていったい何?
(脳科学心理学興味無いという方は船生選手の好きなとこまでとんでください)
脳にとっては一目惚れは秒もかからない
好き嫌いを判断するのは脳の中の扁桃体という部分だと言われています。扁桃体は快、不快、恐怖など感情を司る分野で、人類が危険を瞬時に察知し生き延びるために発達してきた部分です。
扁桃体は記憶分野の近くにあり、視覚や聴覚を認識する分野と密接に繋がっています。
それにより、人の脳は見たもの聞いたものを瞬時に危険かどうか、判断ができるようになっています。
また、扁桃体による好き嫌いの判断は1秒もかからないそうです。秒で好きになるのではなく、秒もかからず好きと判断できるのです。
話が少し難しくなってきましたが、つまりあなたの好き嫌いの直感は脳にとっては生き延びられるかどうかのとても重要な判断なので、直感に従う事は時にあなたの人生を救う決断になるのです。
ビジネス書などに書いてある「第一印象がとても大事」はここからきてるのかもしれませんね。
また、余談ですが思春期に乱れるホルモンバランスの影響を1番受けるのが扁桃体と言われています。思春期の子供達が感情的になるのは理性でコントロールするのが難しい脳の変化なので、親が嫌いなのではなく本人もどうしようもないとわかってると、子育てもそんなに辛くならないかなと思います。
単純接触効果〜見れば見るほど好きになる
アメリカの社会心理学者ロバート・ザイアンスが提唱した、「接触回数が増えれば増えるほどその感情が強くなる」単純接触効果はとても有名ですよね。
つまり扁桃体が好き!と判断した人を何度も何度も見ると好きと言う気持ちがどんどん強くなります。
逆に嫌だなーと判断した人を何度も何度もみると嫌いという気持ちが強化されます。第一印象を覆すのが難しい理由がこれです。
また、ザイオンスは
“Feeling and Thinking: Preferences Need No Inferences” 感じる事と考える事 好き嫌いに推論は必要ない
という論文を発表し、感情と理論的に考え判断する認知はお互いに独立していて、常に感情が優勢になると唱えています。この考え方は後の認知心理学に大きな影響を与えています。
つまり、好き!と言う気持ちは理屈では説明できない感情なんです。あなたの好きはあなたが生きる為に大切です。理由や理屈を考えずに「だって好きなんだもん!」と言う方が脳科学や心理学で証明されている科学的で論理的な好きの説明になるのです。
船生選手の好きなところ
さてここからが本題です。私の脳が秒もかからず好きと判断したであろう現広島ドラゴンフライズ所属の船生誠也選手。どこが好きなのかこれこそ正に私の独断で書いていきます!
美しいバスケのふにゅーくん
ふにゅーくんのバスケはどこをどう切りとっても美しい。美しすぎるんです。
独特のリズムで動くふにゅーくんのディフェンスは、それまで強い事が正義だと信じていた私の価値観を根底からひっくり返してくれました。
ふにゅーくんのディフェンスはその長い手足を効率的に動かして相手をとめます。どこに手を伸ばせばいいのか、どこに重心を置けばいいのか、彼のディフェンスは予定調和だったのではと勘違いするほど能動的に見えます。リアクションではない、彼のディフェンスプランにオフェンスがリアクションしてるのでは?というような、まるで劇を見ているような気分にさせてくれるんです。
でも決して弱い訳では無い。例えて言うならバレエダンサーのような強さが彼にはあります。美しい動きを保つ為に強力な体幹が必要なように、ふにゅーくんのディフェンスは鍛え抜かれた身体でなくては出来ない動きなんです。
だからプレイを見ていると、人間のもつ可能性や限界を超えてくる美しさと強さを感じて胸が熱くなるんです。
好きでよく行っていたバレエやミュージカルを見た時のあの感動と似た気持ちにさせてくれるふにゅーくんのバスケが私は大好きです。
キングスのポジションレスバスケのパイオニアふにゅーくん
誰でもボールを運ぶのが普通になってるキングスですが、20-21年にボールを運ぶSFとしてそのはしりだったのかふにゅーくんです。
シーズンか進むにつれ、ディフェンスで見られていた独特のリズムがオフェンスでも発揮されるようになって、その頃には私の心はがっつり掴まれていました。
↓↓↓こんなスクリーンの使い方見たことある?
ふにゅーくんといえばオシャレなパス。
そこに通るの?ってくらい狭いとこに出してくる。
ふにゅーくんのオフェンスの動きを見ていると、わたしの脳内ではバレエ音楽が流れます。それくらい美しい。
爪の先まで意識を持って動いているような凛としたその佇まいはふにゅーくんにしかできない唯一無二のバスケスタイルだと私は思います。
つまり何が言いたいかと言うと
バスケを見始めてまだ7年。
分からない事の方が多いし、ふにゅーくんのバスケをちゃんと理解してるとも思えない。
でもそんな素人の私の心を動かし、バスケにのめり込ませてくれたのがふにゅーくんなんです。
今は遠くにいてなかなか現地で見れないけど、いつも幸せにしてくれてありがとうという気持ちでいっぱいです。
つまり、ふにゅーくん大好き。ありがとう!
ずっと大好き!!
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